LACCO TOWER、BRADIO、ラックライフ『Me Three』再集結 バチバチ感と仲良し感の絶妙なバランス、改めて熱い思いを訊く
『Me Three 2025』
LACCO TOWER、BRADIO、ラックライフ。世代も音楽性も異なるのになぜか惹かれあう、バチバチ感と仲良し感のバランスが絶妙な3バンドが集結するイベント、それが「Me Three」だ。初開催の昨年は東名阪を回るツアーだったが、2回目の今年は9月13日にLACCO TOWERの地元・群馬の高崎芸術劇場スタジオシアターでの一発勝負。残念ながらLACCO TOWERのベース・塩﨑啓示は左手指の怪我のためステージには上がれないが、その穴を埋めて余りあるほどの最高のイベントを作るべく、3バンドともやる気満々だ。SPICEでは「Me Three」を盛り上げるべく、3バンド全員集合のリモートインタビューを敢行(*PON(ラックライフ)、大山聡一(BRADIO)は所用のため欠席)。昨年の思い出を振り返りながら、今年の「Me Three」にかけるぞれぞれの熱い思いを語ってもらった。
塩﨑啓示:最初にLACCO TOWERから話をさせていただくと、今年は去年の東名阪から1本だけに絞って、本来やりたかった地元の群馬で開催することになったので、その1本に全力を注いでいきたいと思っていた矢先に、私がこういう怪我をしてしまったのですが、サポートメンバーのマスくん(益若“massu-” 益々(MAHATMA))は地元の伊勢崎の後輩で、LACCO TOWERの思いを継承してステージに立ってくれると思います。
松川ケイスケ:去年「Me Three」を初めてやらせてもらって、続けていければいいなとは思っていたんですけど、3バンドそれぞれ予定もあるし、進むスピードも全然違うので、その中で本当ようやく、1日だけですけどやらせてもらえるということがすごく嬉しいので、今日はみんなの思いを、普段話せないところも話せれば嬉しいなと思っています。
『Me Three 2024』
――まず、去年の振り返りから始めましょう。ラックライフチームには、どんな思い出がありますか。
LOVE大石:去年の「Me Three」をやらせてもらうまで、BRADIOチームとはそこまで密に話したことは実はなくて、「I ROCKS」で見て勝手にライブを楽しませてもらっていた感じなんですけど、いずれ一緒にやりたいなと思っていたバンドだったので。LACCO TOWERから「BRADIOとラックライフでやりたい」という話をいただいて、ラッキー!というか、LACCO TOWERが間にいてくれたこともあって、打ち上げでもいっぱい話したし、「思っていた通りの人たちだな」みたいな感じでした。最初はちょっと、怖そうなイメージがあるんかな?と思っていたんですけど。
松川:いつもそうやんか、おまえら(笑)。みんな最初は「怖そう」から入る。俺らもそう言われたし。
大石:LACCO TOWERに関しては、初めて対バンした時は出番ギリギリに来て、オリャー!ってやって、打ち上げウワー!ってやってて、初めはめっちゃ怖かったけど、シゲさん(重田雅俊)が「俺らの音源聴いてくれよ」ってCDをくれて、シゲさんだけ優しいみたいな(笑)。BRADIOも、喋ったらやっぱり通ずるものがあるというか、「I ROCKS」で繋がった人たちだから、このスリーマンも絶対いいイベントになるやろうなと思っていて。年で言うと僕たちが一後輩なので、どんだけ先輩のケツを蹴り上げるか?ぐらいのライブをやってやろうと思って、僕らだけ東名阪のセットリスト全替えでやったんですよ。
細川大介:そうだったね。
大石:BRADIOが僕たちの「名前を呼ぶよ」をコピーしてくれたんですけど、その日は「名前を呼ぶよ」をやっていないとか(笑)。全部に来てくれた人には、伝わっていると思うんですけどね。LACCO TOWERとBRADIOのセットリストの組み方を見て、それを参考に次のツアーで活かしたり、本当に次に繋がるイベントだったなと思います。
たく:曲調で言うと、LACCO TOWER、BRADIO、ラックライフって三者三様じゃないですか。それでもうまく交われたイベントをできたなという実感がありました。
大石:あ、反省点ありました。打ち上げが短かったこと。
塩﨑:あれは一般的な長さだよ(笑)。
ikoma:大阪は長かったですよね。
大石:ダイちゃんとikomaと、タクシーで帰った。
細川:申し訳ないことに全然記憶がなくて、最後は全部大石に奢ってもらったという後日談があって。そこは僕の反省点です(笑)。
ikoma:奢ってもらったというか、逃げた感じ?
細川:先輩なのに(笑)。
塩﨑:思い出した。俺もやらかしたわ、大阪の打ち上げで。ベロベロすぎて、タクシーにケータイを置き忘れた。ホテルに着いて、たくにパソコンからLINEで電話したら出なくて、「ケータイ、タクシーに置いてきたみたいだわ」ってメッセージを残したら、翌朝「いいね!」みたいな返事が来て。いやいや、良くないから!って。
たく:連絡来たから、見つかったんやと思って。寝起きの2日酔いの「いいね!」ですよ(笑)。
――話を戻して(笑)。ikomaさん、去年の思い出というと。
ikoma:個人的に仲良くさせてもらっているバンドの、尊敬しているギタリスト5選に入る大介くんと聡一くんと一緒にやらせてもらって…。
松川:ほんまに?
細川:あと3人が気になるな(笑)。
ikoma:聡一くんとは去年の「Me Three」が初めてだったんですけど、ずっとライブを見て尊敬していたので、一緒にやれて嬉しかったし、コラボもさせてもらって。機材とか練習方法とかギタリストならではのトークができて、「Me Three」が終わってからもかなり糧になったというか、すごくいいイベントでしたね、自分の中でも。
――コラボ、何をやったんでしたっけ。
ikoma:「ラッコ節」です。隣で弾かせてもらえる、貴重な体験をさせてもらいました。
『Me Three 2024』
――ではBRADIOチーム、行きましょう。
真行寺貴秋:大石くんが言ったように、僕らもラックライフとちゃんとお話しするのは初めてで。イベントが終わったあとに、「3公演を通して一番仲良くなったのは誰?」みたいな話が打ち上げの時にあって、PONくんが俺、俺がPONくんと言ったんですよ。相思相愛というか、リスペクトを超えたものがあったなというのがすごく印象的で、本当にいいセッションができたなということを、すごく感じれた3公演でした。毎回コラボがあって結構大変だったから、ステージの上では、エンタメも踏まえて「カロリー高ぇよ!」って文句を言っていたんですけど(笑)。それがなかったらこんなに仲良くなれていなかったと思うし、コラボすることが「Me Three」の特徴なのかな?というのはすごく感じました。あとは、初日の名古屋で僕が衣装を忘れてしまいまして、ご迷惑をおかけしました(笑)。でも本当にいいイベントだなと思って、終わった後もラックライフやLACCO TOWERの活動を、ちょっとニヤニヤしながらSNSとかで見させてもらっていますし、3バンドで一緒にやれて良かったなというのが今の素直な気持ちです。
酒井亮輔:僕が一番印象に残っているのは、やっぱりお客さんの反応というか、ワンマンとは全く違うワクワクしている感じで、「次は何が来るんだろう?」みたいな、そこが自分もすごく嬉しかったし、やって良かったなと思える瞬間でした。今はフェスが乱立していたり、イベントがいっぱいあったりする中で、こういう熱量があるイベントってあんまりないような気がしていて、それは「I ROCKS」でも感じさせてもらっているし、やっぱり自分たちが楽しんでいるからこそお客さんも楽しかっただろうなという自負もありますし、今年もそういう感じでできたらすごくいいのかなと思っています。
――素晴らしい。ではLACCO TOWERチームから、去年の思い出を。
細川:僕たちはラックライフもBRADIOも大好きで、大好きな友達同士を仲良くさせたいという気持ちがあったんですよ。きっとこの2つのバンドは仲良くなれるし、お客さんもそれを喜ぶだろうなとずっと思っていたので、まずそれができたことがすごく嬉しいです。そして3バンドでSEを初めて作ったんですけど、僕たちが主体で作らせてもらって、各バンドに送ったら、1を10にして返してくれる人ばかりだったんですね。貴秋を例に取ると、すごい数のコーラスパートを入れてくれたり、僕らが期待している以上のものが返ってきて、イベントが始まる前からとても嬉しかったし、ライブでも僕らが望んでいる以上のものができました。反省点もたくさんあるんですけど、それよりも嬉しさや満足感のほうが大きかったです。一個だけ難点があるとすれば、聡一とikomaくんが仲良くなって、打ち上げでもすごい盛り上がって、「3人で飲み行こう」という話になって、イコちゃんが「俺が後輩なので誘いますから皆さん(スケジュールを)空けてください!」とか言ってくれたのに、未だに連絡が来ていない。
ikoma:明日しましょう!(笑)。
細川:この話はちょくちょくしていて、今回こそやろうという話になっているので、それも期待しています(笑)。
ikoma:すぐ連絡します!
重田雅俊:去年「Me Three」を始めるにあたって、「I ROCKS」の日に3バンドで集合写真を撮ったんですよ。それが上がった時点で、なかなか絵になっていたので、もうこれで成功だなと思いましたね。東名阪は毎日楽しくて、初めての試みなので手探りなところはあったんですけど、3か所やって満足感もあったし、今年も続けられることが去年やったことの一番の収穫かなと思います。
真一ジェット:大介も言っていましたけど、去年SEを作って、「この部分は貴秋で」「この部分はPONで」という説明を付けて送ったら、すぐに貴秋から返信が来たんですよね。それを聴いて度肝を抜かれちゃって、もう本当に凄いんですよ。元々のデータには、「こんな感じでお願いします」みたいなフレーズを、仮で俺が自分の声で入れていたんですけど、それが恥ずかしくなるぐらいのクオリティのものが返ってきて、その時点で「この熱量はヤバいな」と。「こっちも負けてられないな」と思ったのが一番の思い出です。PONにお願いしていた部分は♪ラララ~みたいなコーラスで、「こっちが作ったメロディを歌ってくれればいいよ」みたいな感じで送ったんですけど、たぶん貴秋の入れたものをPONも聴いていて、オリジナルのメロディ付きで返してきた。そういうところでも、この3バンドでできて良かったなと本当に思いましたね。
松川:去年の一番の思い出は、やっぱり貴秋が衣装を忘れたこと(笑)。しかも初日の名古屋で。それでもどーんと構えていたのが凄かった。
真行寺:自分たちのグッズのジャージを着て、ちょっとヒップホッパーみたいな感じで、キャラクターを作って出ました。
松川:そこは、同じボーカリストとして尊敬しましたね。臨機応変に、全然気にせずに。「もうちょっと気にせえよ」と思うぐらい、気にしてなかった(笑)。
真行寺:もうエンターテインメントするしかなかったんですよ。
松川:そういう、自分らにないところも見せてもらったし、色々学べましたね。あと、グッズのデザインは僕がやらせていただいたんですけど、貴秋(のキャラクター)が一番作りやすかったです(笑)。
――啓示さん。みんな、思い切り楽しんでますね。
塩﨑:そうですね。去年を経て、3つのバンドがぐっと近づいたのが一番良かったと思っていて、今年もめちゃくちゃ面白いことをいろいろ考えているので、期待してもらっていいかなと思います。ただ、個人的な話になって申し訳ないですけど、今年は客観的に見ることになってしまって、「本当にこれでいいのか?」というのは、結構悩んだところではあったんですよ。振り返るとLACCO TOWERは、過去にもいろんなことが起きた中で、ボーカル不在の時(*2022年に松川が喉の不調で、楽器隊+ゲストボーカルでライブを敢行)にPONと貴秋が助けてくれたり、今年の4月に貴秋が自転車で事故って、「I ROCKS BASE」でのイベントが延期になった時も、それまでのいろんな思いがあるから、貴秋の空いた穴をみんなで埋めようと協力したし。ラックライフも、過去に色々あるじゃないですか。本当にこの3バンドは色々あるなと思っていて、まさか今回自分がこうなるとは思わなかったですけど、でもこのメンバーなら大丈夫だと思えたし、俺も胸を張って外から見ようと思っていますし、メンバーとは違う楽しみがあるのが逆に楽しみというか、そんな感じです。
LACCO TOWER
――さぁ、では今年の話に行きましょう。9月13日、LACCO TOWERの地元・群馬の高崎芸術劇場スタジシアターでの一発勝負。
塩﨑:元々、群馬ありきで考えていたイベントではあったので。でも今年はBRADIOもラックライフもタイミング的にすごく忙しくなっていて、ライブがなかなか組めない状況の中で、どうにか1本だけ調整してもらったので、本当に濃いやつを一発だけ残したいなと思っています。
――BRADIOチームの抱負を語ってもらえますか。
真行寺:前回はカバーとかをやったので、今回はどうしようかな?と。これからスタジオに入って、色々考えていこうと思っています。
酒井:コラボに関しては、まだ言えないこともありますけど、絶対に楽しいことになると思っています。誰がどの曲に入るのかとか、ある程度は決めていただいているので、めちゃくちゃ楽しくなりそうな組み合わせだなと思っています。今まで皆さんが話していた通り、仲良しこよしというよりは、僕自身もすごい刺激になっていますし、そういう切磋琢磨があるからこその「Me Three」なのかな?と思っているので。今回も、そういう面白いリレーが続いてくんじゃないかなと感じています。
――ではラックライフチーム、今回の意気込みをどうぞ。
大石:明日スタジオに入るので、そこでメンバー全員で、去年のことも踏まえて内容を決めようかなと思っています。僕ら、今年は曲作りにおいて新しいことにチャレンジしているので、ライブが少ないぶん、一個一個のライブに対しての思いも強くなっているし、BRADIOとLACCO TOWERというライブが強いバンドに対して、一番を狙いに行くようなライブをしたいなと思っているので、そこも含めてセットリストを決めたいなと思っています。
たく:今年は啓示くんが客観的に見ている立場なので、そこも意識してバチっとやりたいなという気持ちがあります。感想だけ、後ほどいただければなと思っています。
大石:個人的には、啓示くんがいないというのは、結構来てるんですよ。悔しいというか。そのぶん啓示くんにも、もちろんお客さんにも、「ラックライフ、呼んで良かったな」と思っていただけるようなライブができればと思うので、頑張ります。
ikoma:前回の「Me Three」のあと、SNSでラックライフのエゴサをすると、「BRADIOがかっこよすぎた」というポストを結構見かけて。LACCO TOWERとは10年前ぐらいからずっと一緒にやらせてもらっているので、僕らのお客さんがLACCO TOWERのライブに行くのは昔からあったんですけど、前回の「Me Three」から、僕らのライブよりBRADIOのライブに行くようなお客さんがかなり増えてしまったので、ムカついてます。
真行寺:あはははは。
ikoma:今年は負けないライブをしないといけないなと思います。「やっぱりラックライフいいよね」と言われるように頑張ります。
――バチバチ感100%で(笑)。煽られてますよ、貴秋さん。
真行寺:いやいや、もう僕らはいつも通りというか、お客さんももちろんですけど、僕らとしてはLACCO TOWERとラックライフを笑わせに行きたいなとは思っているんで。俺以外を楽しませたいなという気持ちで行けたらいいなと思っています。
LACCO TOWER
――LACCO TOWERは、今年はどんな「Me Three」にしたいと思っていますか。
細川:今、イコちゃんの話を聞いて思い出したんですけど。この間聡一と飲んでて、BRADIOが新譜を出して、インストアイベントをやったらしいんですけど、LACCO TOWERのお客さんで、「Me Three」でBRADIOを知って、大ファンになって、インストアに来てくれてるんですよって聞かされて、「良かったね」と思いながら、「ちくしょー、そいつはどこのどいつだ?」っていう嫉妬心はすごいありました(笑)。
ikoma:ムカつきますよね(笑)。
真行寺:違う違う! それはたぶん、一つの例を耳にしただけで、俺らのお客さんもLACCO TOWERやラックライフを見に行っていますから。要は、音楽好きな人がいっぱいいるということですよ。
細川:そうだね(笑)。でもイコちゃんと同じで、僕もみなさんに負けないライブをしたいですし、それ以上に僕はこの2バンドがすごい好きだし。啓示が出られなくなった時も、「俺らにできることないですか」と言ってくれたし。これは当日まで内緒ですけど、今年の「Me Three」は啓示を助けるために、各バンドが何かやってくれるんじゃないかな?という思いはあります。啓示が出られないからこその、スペシャルなライブを見せれると思うので、楽しみにしていてほしいです。
真一:この3バンドでやる意味というか、この機会をすごく大切にしたくて。コラボもたぶんあると思うんですけども、去年一緒にやってみて、例えばBRADIOのお客さんやラックライフのお客さんから、僕のSNSフォロワーが増えたので、今年もフォロワーを増やしたいなと思います(笑)。そういう相乗効果もあると思うんですよね。確かに、BRADIOにお客さんが行っちゃうとか、そういう話もあるけれど、逆ももちろんあって、「Me Three」だからこその相乗効果はすごいあると思っています。
重田:この2バンドは、ケイスケが声が出なかった時に力を貸してくれたり、本当に信頼しているので。そこはいいんですけど、ikomaが言い出したことに乗っかると、僕らは23年やっていて、ラックライフとは知り合って10何年で、BRADIOに関しても、貴秋は専門学校の後輩で、付き合いは長いですけど、対バンするたびに俺たちのファンを全部取って行っていますからね。僕らはこれから一番謙虚になって、先輩と思ってついて行くので、引っ張って行ってください。もっとツアーに連れて行ってください。
真行寺:何を言ってるんですか(笑)。
重田:「Me Three」というイベントは、バチバチでも何でもいいんですけども、これは「Me Three」というバンドだと思っているんですね、僕は。一つのバンドなんです。その気持ちを持って、今年は1日限りなので、全員の力でぶちかましましょう。
松川:「Me Three」」という言葉は、僕が考えたんです。英語のスラングで、「Me Too」=私も、という言葉に繋げる時に、TooをTwoと読んで、3人目が「私も」という時に「Me Three」というのがあるんですけど、「私も」というのは実はすごくいろんな意味があると思っていて。みんなが言ってくれているように、「負けないぞ」という相手でもあるし、困った時に支え合える仲間でもあるし、我々が一番年齢が上ですけど、弟みたいにみんなが支えてくれていると思う時もあるし、今回は啓示の件もあって、いつも以上にその思いが強いんですけど、お互いがヒリヒリしたところでちゃんとやり合っているからこそ、そこで「私も」と言えるんじゃないかな?と思っていて。もちろん仲がいいですし、プライベートで飲んだりもしているんですけど、それ以外の意味があるからこそやれる3バンドでありたいなと思うので、昨年以上の最高の1日にしたいなということを、改めて今日みんなの話を聞いて思いました。本当の意味で「Me Three」=私も、と言えるような、これからも続いていくような日になればいいなと思っています。
――啓示さん。いいメンバーですね。
塩﨑:素晴らしいですね。本当に頼りになりますし、楽しみです。僕は出られないですけど、こういう年もあったねというような、逆にこの年はめちゃくちゃ印象深かった覚えてるみたいな、そういう「Me Three」になるんじゃないかな?と思っています。すごく楽しみでワクワクしていますし、それがお客さんにも届けばいいですね。重田が言った一言がしっくり来たんですけど、この「Me Three」という一バンドをぜひ見に来てほしいです。
『Me Three 2024』
――9月13日、みなさんぜひ高崎へ。打ち上げ場所は押さえましたか。
塩﨑:これはもう言っていいと思うんですけど、来場者特典として、去年と同じように「打ち上げ生配信」をやります。みんなで乾杯!という配信をさせていただきたいなと思っていて、今段取りをしているところなので、楽しみにしていてほしいです。
松川:グッズも今作っています。3バンドならではの、可愛い感じのものができたので、それもお楽しみに。
――本番から打ち上げまで、隅から隅まで楽しめるイベント。期待しています。
重田:今年は1本に全力で集中できるので、もっと化学反応が起きると思いますし、去年以上に楽しいことを色々考えているので。みんなで共有して、素晴らしい日に絶対できると思っています。
取材・文=宮本英夫
『Me Three 2024』
イベント情報
9月13日(土)高崎芸術劇場スタジオシアター
開場17:00/開演17:45
出演:LACCO TOWER / BRADIO / ラックライフ
前売り ¥5,000
※年齢制限:3歳以上