“真夜中ポップ系”をコンセプトに掲げ多彩な楽曲を発信し続ける兄妹ユニット・深夜枠インタビュー

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2025.12.22
深夜枠 撮影=大橋祐希

深夜枠 撮影=大橋祐希

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“真夜中ポップ系”をコンセプトに掲げ、多彩な楽曲を発信してきたAmi(Vo)とAyato(Gt)の兄妹によるユニット、深夜枠。自由な発想力により生み出されるクリエイティビティで注目を集める二人に、結成の経緯から音楽との向き合い方、最新曲「リコイル」について、そして今後の展望まで話を訊いた。

──ご兄妹で音楽をやることになったきっかけって何だったんですか?

Ami(Vo):フェスにオープニングアクトで出られるオーディションを私が見つけて、応募したいなと思ったんですけど、周りに音楽をやれそうな人がいなくて。それでAyatoが音楽をやっていたので、「どう?」って誘ったら、「いいんじゃない?」みたいな(笑)。だからノリでスタートした感じでしたね。軽い気持ちで始めました。

──Ayatoさんとしても、最初は軽い気持ちだったと。

Ayato(Gt):そうですね。それまではロックな曲を作っていたんですけど、今まで全然作ったことない曲を作ってみようかなって。

──そもそも音楽一家だったとか?

2人:いや、そんなことはないです。

Ami:音楽は好きですけど、親が音楽をやっていたりとか、そういう感じではなかったですね。

──Ayatoさんは音楽をやっていたとのことでしたが、Amiさんは?

Ami:高校のときに軽音部に入りたかったんですけど、なんかちょっと違うなと思って入らなかったんです。軽音部は軽音部ですごく楽しいのは分かるんですけど、自分的にはもっと外に発信したい欲があったんですよね。だから、やるならカバーよりはオリジナルのほうが楽しいんじゃないかなって。なので、外部でやりたいなと思って、実際に軽くバンドはやっていたんですけど、そっちはあんまり続かなくて悩んでいて。Ayatoは高校の軽音部だけじゃなくて、外部でもバンドをやっていたんです。

Ayato:中学の同級生でバンドを組んでライブハウスでやりつつ、高校の軽音楽部でまた別の人とやってました。

Ami:それを見ていて、いいなと思って声をかけた感じでした。

斉藤和義さんの「I LOVE ME」のアコギのカッティングを三味線でどうにかできないか、音を探して弾いてました(Ayato)

──Ayatoさんが音楽を始めたきっかけというと?

Ayato:小さい頃に親から「何か習い事やりたい?」と聞かれたことがあって、僕は記憶にないんですけど、「ギターをやりたい」って言ったみたいなんです。でも、ギター教室に行くとなると毎月結構お金がかかっちゃうので、隣の小学校で月謝200円で三味線教室をやっているっていうのを親が知って、なぜかそこに放り込まれました(笑)。それで小学6年間は三味線をやってました。

──最初は三味線だったんですね。それにしても月謝200円ってすごい。

Ayato:めっちゃ安かったんですよ。

Ami:だからもし挫折したとしてもね?

Ayato:そうそう。月謝200円だから。親も、弦が3本だからこっちのほうが簡単だろうって(笑)。

──三味線は楽しかったですか?

Ayato:楽しかったといえば楽しかったのかな。飴とかもらえたし。

Ami:はははは(笑)。

Ayato:終わった後にお菓子がもらえるからやっていたんですけど、やっぱりギターやりたいなって(笑)。

Ami:三味線でギターのリフとか弾いてたんでしょ?

Ayato:そうそう。小学校2年生ぐらいのときに、小さいアコースティックギターを買ってもらって。そこから独学で弾いていたんですけど、斉藤和義さんの「I LOVE ME」っていう曲にアコギのカッティングがあって、それを三味線でどうにかできないか、音を探して弾いてました。

Ami:先生がびっくりして。この子、天才なんじゃないか……?って(笑)。

Ayato:なんか全然違う弾き方をしてるっていう。

──(笑)。ゆくゆくは音楽の道に進んでいきたいというのは小さい頃から思っていたんでしょうか。

Ayato:そうですね。斉藤和義さんの日本武道館のBlu-rayを観て、かっこいいなと思って。僕もギタリストになれたらいいなって思い始めました。

──シンガーソングライターというよりはギタリスト?

Ayato:きっと歌って弾くことができたら一番いいんだろうなと思ったんですけど、どうやら僕に歌は無理だろうなって。あと、ギターを弾くのが普通に楽しかったので。だから、出発点は斉藤和義さんですけど、影響としてはギターとか曲のほうというか。

Ami:歌う人だけどギターもすごいもんね。ソロも弾いたりするし。

Ayato:うん。

──なぜ歌うのは無理だなって思ったんです?

Ayato:なんでだろう……恥ずかしいからかな(笑)。別に歌で挫折したわけでもないんですけど。でも、歌は絶対やらないだろうなっていう、謎の確固たる思いがあって(笑)。親にも言われたんですよ。「歌いながらやるの?」って聞かれて、違うなぁ。「曲を作るのかな?」って聞かれたら、「たぶんそう!」みたいなことを話した記憶があります。

Ami:裏方思考だもんね。

Ami(Vo)

Ami(Vo)

急に家族の前で「曲を作ってる」って言い出して。それがすごいブルースで。いつの間にそんな才能が!! みたいな(笑)。(Ami)

──なるほど。斉藤和義さんの他にもルーツになった方はいますか?

Ami:あとはウルフルズとか。最初はやっぱり親の影響が大きくて。車でよく斉藤和義さんとかイエモン(THE YELLOW MONKEY)が流れていたので、それを聴いて育って。小学校後半ぐらいから自分たちで好きな音楽を探して、TSUTAYAでレンタルして聴いたりしてました。SEKAI NO OWARIを聴いて「めっちゃいいじゃん!」って2人でハマって、その後にゲスの極み乙女。を聴いたりとか。

──音楽をがっつり共有しながら育っていったんですか?

Ami:そうですね。パソコンに全部データを入れていて、そこからiPodにそれぞれ入れたい曲を入れていたので。

──お2人の趣味趣向は結構似てますか?

Ami:中学ぐらいまではだいたい一緒でしたね。高校から好き勝手に聴くようになったので、若干違うところもあるんですけど。

Ayato:Amiは何が今好きなんだっけ?

Ami:私は椎名林檎さんとか、ピチカート・ファイヴとかをよく聴いてます。

Ayato:僕はサカナクションとか。

Ami:それぞれ聴いてはいるんですけど、がっつりハマっているものが違うっていう感じではありますね。

──Ayatoさんが曲を作り始めたのはいつ頃だったんですか?

Ayato:中学1年生ぐらいですね。超ブルースな感じのインストを作ったのが最初でした。ライブが始まる前のSEで流れてそうな感じの。

Ami:コソコソ作っていたんですよ。ギターをやっているのは知っていたんですけど、急に家族の前で「曲を作ってる」って言い出して。マジで? 聴かせてよって。それがすごいブルースで。これ作ったの!? いつの間にそんな才能が!! みたいな(笑)。すごくビックリした記憶がありますね。

──Amiさんは楽器をやっていなかったんですか?

Ami:(幼稚園の)年中くらいの時にピアノをやっていたので、昔はピアノでバンドに入れたらなって思ってました。SEKAI NO OWARIのSaoriさんが好きで憧れていたので。でも、中学ぐらいから弾かなくなってきて、音楽どうしようかなってぼやっとしていたんですけど。だから楽器としてはピアノぐらいですかね。あと中学の時に吹奏楽でトロンボーンをやっていたぐらいで。

──歌を歌ったりは?

Ami:元々歌うつもりは全然なかったんです。でも、オーディションに出るとなったらどっちかが歌わないといけない。となると私が歌うしかないっていう(笑)。

Ayato:Amiが誘ってきたからね(笑)。

Ami:それまでちゃんと歌ったことがなかったんですよ。趣味というか、自分の部屋で好きな歌を口ずさむぐらいのことはしていましたけど、人前で歌うとか、そういうことはあまりしていなかったので。なので、自分からボーカルにならざるを得ない状況にしたというか(笑)。

──そうだったんですね(笑)。話を聞いている感じ、結構仲がよさそうな感じですけども。

Ami:仲はいいほうだと思います。一緒に遊びに行ったりとかもしますね。

Ayato:映画を観に行ったりとか。

Ami:Ayatoが「これ観たいな」って言ってきて、あんまり観たいと思ってないけど行ったりとか。

Ayato:でも行ったら行ったでおもしろかったでしょ?って。

Ami:そうそう。

──本当に仲良いですね。兄弟によってはお互いのことをあまり知らないこともあったりすると思うんですけど。

Ayato:たぶん僕らがヘンです(笑)。

Ami:ははははは(笑)。

Ayato(Gt)

Ayato(Gt)

「宇多田ヒカルみたいな曲作ろうよ」って言われて、ちょっとやってみるわって作ってみたら全然違くなっちゃいました(笑)。(Ayato)

──(笑)。話を戻しまして、深夜枠という名前も、言ってみればオーディションに応募するために付けたということですよね。

Ami:そうです。これも結構ノリで決まったんですけど、好きなアーティストのアルバムから取りたいなと思って。それで東京事変の『深夜枠』から取りました。語呂もすごくいいし、しっくり来るなと思ったので。

──オーディションに応募するために作った曲って配信されていたりするんですか?

Ami:それが1曲目に出した「世界で一番綺麗な夜」(2022年4月配信リリース)です。

Ayato:Amiから「宇多田ヒカルみたいな曲作ろうよ」って言われて。「「traveling」みたいな曲がいいんじゃない?」って言われたから、ちょっとやってみるわって作ってみたら全然違くなっちゃいました(笑)。

 

──曲を作るときって、AmiさんがAyatoさんに「こういう曲が欲しい」ってオーダーすることが多いですか?

Ami:半々ぐらいだと思います。

Ayato:基本、僕がデモを一番までしか作らないので、そこからどう広げるかっていうのをAmiが言ってくれる感じですね。

Ami:リファレンスは「こういうのがいいんじゃない?」とか、「もうちょっとこういうイメージをつけたりするのはどう?」っていうのもたまにあったりしますね。

──Amiさんは、Ayatoさんが作る曲にどんな印象を持っていますか?

Ami:また変な曲作ってきたなぁって(笑)。メロディラインに癖があるというか。でも、キャッチーで、すごくいい曲だなと思います。ちょっと歌いづらそうだなって毎回思いますけど(笑)。

──特に歌いづらそうだなと思った曲は?

Ami:「ピエロ」とか「渇き」とかですね。最初に聴いたときに、これどうやって歌うんだろう……ってビックリして。いつもピアノでメロディラインが来て、それと別で歌詞が来るんですよ。だから言葉がどうハマるのか分からなくて毎回考えるんですけど、「これで歌い方合ってる?」って聞いても、「いや、違うよ」って(笑)。「じゃあ一緒に歌ってよ」って言っても、全然まともに歌ってくれないから分からないんですよ(笑)。(Ayatoは)歌うのが好きじゃないから。


 

──なるほど(笑)。AyatoさんはAmiさんというボーカリストに対してどんな印象を持っていますか?

Ayato:最初は歌いづらい歌を歌わせてましたけど、頑張って普通のメロディの曲を作るようになってからは、ちゃんといい声で歌えるボーカリストだなって(笑)。

Ami:どういうこと?(笑)

Ayato:いや、最初の頃は無理させてたなと思って。

──自覚があるんですね(笑)。

Ayato:最近も無理させてる感じはあります(笑)。でも、前に“ユーミンみたいな声”って言われていて。確かにちょっと中性的っぽい声で、あんまりいないような声なのかなって思ったりはしました。



 

──2025年に入ってから一気にリリースペースが上がりましたよね。1月に「強気の本音」、4月に「雨恋」、6月に「ピエロ」、8月に「eye」、10月に「夢宙旅行」、そして12月に「リコイル」と、全6曲を発表されていて。

Ami:すごく忙しかったです(笑)。でも、いろんなジャンルの曲を出せたので、幅が増えて、深夜枠ってこういう一面もあるんだなっていうのを聴いてくれた方は感じられたんじゃないかなと思います。

Ayato:新しい一面を見せられたかなと思いますね。

──曲を出していくにあたって、このタイミングでこの曲を出すというのは事前に決めていたんですか?

Ami:「強気の本音」は、去年の段階から“一発目はこれにしよう”と決めてましたね。「雨恋」も雨の要素が強かったから梅雨ぐらいかなというのも決めていたんですけど。そのあとは直前に話し合って、どれを出すのか決めていく感じでした。

Ayato:一応デモはあったんですけど、次にどの曲を出すのかはそこまでは決めていなかったです。

 

“宇宙”と“夢中”を掛け合わせて、無限の可能性というか、これからどこにでも行けそうな感じがあるなと思って。これからもいっぱい使っていきたいなと思ってます(Ami)

──その中でも「夢宙旅行」はMVも公開されていましたけども、あれは昔行った家族旅行の映像を使っているんですか?

2人:そうです。

──曲調も相まって、めちゃくちゃほっこりしました。

Ayato:見た人の感想、だいたい「ほっこりする」でしたね(笑)。

Ami:そこは目指していたところでもあったので。みんなの心がちょっと温まってくれたらいいなと思いながら編集してました。

──Amiさんが編集されたんですか?

Ami:そうです。今年は頑張ってリリックビデオも編集しました。ある程度できるところまでは自分たちでやれたらなと思って。

──すごいですね。昔の自分たちの映像を編集してみていかがでした?

Ami:元の動画はお父さんが撮っているんですけど、すっごいブレブレだったんですよ。1時間ぐらい尺があったんですけど、ほぼブレていたり角度が傾いていたりしたので、めっちゃカットしたらあの4分ぴったりに収まって、本当にちょうどいいぐらいでした(笑)。

──昔の映像を使うのってちょっと恥ずかしかったりします?

Ayato:恥ずかしいです(笑)。

Ami:他の人から見れば“まぁ、ちっちゃい頃だな”っていう感じだとは思うんですけどね(笑)。でも、あれ以外思い浮かばなかったんです。

Ayato:曲のテーマとして、小さい子供の僕らが旅をするというものだったので、表現としてはそれしかないから、じゃあ出すしかないよなぁって。

──それこそ兄妹だからできたことですよね。「夢宙旅行」の《夢宙》というワードは、最初に作られた「世界で一番綺麗な夜」にも出てきますけども。

Ami:この言葉、すごくいいなと思っていて。“宇宙”と“夢中”を掛け合わせているんですけど、無限の可能性というか、これからどこにでも行けそうな感じがあるなと思って。これからもこの言葉はいっぱい使っていきたいなと思ってます。

 

──12月に配信された「リコイル」は、情熱的でヒリヒリした感じがあって、かなりパワーのある曲になっていますけども、2025年を締め括るタイミングで出す楽曲としてこの曲を選んだ理由というと?

Ayato:これはギリギリまで迷ったんです。「夢宙旅行」の次に何を出すかとなったときに、もうちょっとしっとりしてる曲がいいかなとか、いろいろ考えていたんですけど、これぐらいパンチがあってもおもしろいんじゃない?って。

Ami:世の中的に12月といえばクリスマスムードになるじゃないですか。でも、前にクリスマスの曲(「クリスマスの終わりに」)は出したから、もっとインパクトがあるほうがいいよねって。「強気の本音」から始まって、もっと強い感じで1年終わるほうが、来年に向けて印象付けられるかなと思って、この曲にしました。

──クリスマスなんて知るか!ぐらいの勢いで。

Ami:そうです。もう来年に向けて準備してるぞ!みたいな感じですね。

──先ほどAmiさんがリファレンスを出したりするとのことでしたが、この曲はどんな感じだったんです?

Ayato:リファレンスは結構いろいろ詰めた感じでしたね。最初に作っていたときは、いきものがかりの曲を元にしていて、そこから東京事変の曲のシンセとか、米津玄師さんの曲とか、いろいろ参考にして混ぜたらこうなったっていう感じです。

──スタート地点がいきものがかりの曲だったのがおもしろいですね。「リコイル」も元気ではあるけど、元気のベクトルが違っているので。

Ayato:そうですね。でも、聴くと意外と“ぽいな”ってなると思うんですよ。熱量とか方向性は全然違うんですけど、音の作りとかはだいぶ寄せた感じはありますね。

──歌詞のテーマは「“創造”が生まれる瞬間」ということですが、どういうところから書き始めたんです?

Ayato:いつも最初は適当に歌いながらメロディを作って、そのときに出てきた言葉から“僕はこういうことを言いたんだろうな”っていうのを逆考察して歌詞にしていくんですけど。今年は一貫して“想像の煌めき”とか、そういう歌詞が多いかなって思います。

──なぜそういう言葉ができてきたんだと思います?

Ayato:やっぱり深夜枠の曲をたくさんの人に聴かせたいっていうことなんでしょうね。あとは締切までの焦りとか(笑)。

Ami:今年は特に一貫している感じはありますね。曲調は全然違うけど、核というか言ってる内容は一緒だなって。

──そんな「リコイル」を歌ってみていかがでした?

Ami:今年の締め括りという意味で強めに歌いました。なんか、野生的ではないですけど、今までみたいな歌い方じゃなくて、もっとわかりやすくというか、直に伝わるように熱量をちょっと上げて頑張って歌ってみました。

Ayato:曲調が結構ロックしているので、歌も荒々しい感じを要求していたところもあって。でも、すごく荒々しいかと言われると冷静なところがあって、内側で燃やしている炎みたいな感じがあるなと思いますね。そこまで表に出す感じじゃなくて、秘めた炎を歌っている感じがあります。

──「来年に向けて準備してるぞ」というお話もありましたが、2026年はどんな年にしたいですか?

Ami:“深夜枠ってこうだよね”っていうイメージをもっと作り上げていきたいですね。今年動いたことで具体的に来年どうしようかなというのが見えてきた気がしていて。自分たちのやりたい曲を出すこともそうですし、ライブを増やしたり、もっと深みを出していきたいです。

Ayato:今年は結構いろんなジャンルの曲を出したけど、曲と曲の幅に間があるから、その間を埋めて深みが出るような曲を作っていきたいなって思っています。あとはライブでちゃんと演奏していきたいです。

──将来の目標とか、漠然とした野望みたいなものはありますか?

Ami:やっぱりいろんなところをライブで廻りたいので、そのためにも深夜枠を広めていくために今できることをしたいなと思っています。あと、深夜枠を始めた頃からPodcast をやっているんですけど、小さいながらも聴いてくれている方たちと繋がれるような活動もしてきたいなと思っていて。そういう関わりみたいなものも大切にしたいですね。少なくても多くても、いろんな人たちと深く繋がっていきたいです。

Ayato:もっと大きいアーティストにはなりたいと思っていて。僕、サカナクションが好きなので、ミュージシャンズ・ミュージシャンみたいな、音楽好きの人からも「いいよね」って言われるような曲を作れたらなと思っています。とにかくいい曲を作るというのが一番の目的だと思っているので。

Ami:(Ayatoは)作らないと逆にしんどい人なので。音楽がないと無理な人だから、今後もとにかく作り続けるんだろうなとは思いますね。音楽なくなったらキツいでしょ?

Ayato:うん。何もないから(笑)。

取材・文=山口哲生 撮影=大橋祐希

リリース情報

「リコイル」
2025年12月17日配信
楽曲配信リンク https://shinyawaku.lnk.to/Recoil

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