『conSept2026:シーズンReBORN』総勢24名が登壇した合同製作発表会が開催 オフィシャルレポート公開

レポート
舞台
2026.1.19


【質疑応答】

ーー『SERI~ひとつのいのち』初演の反響について

山口乃々華:SERIはとても大事な作品。観に来ていただいた皆様が笑顔になって帰ってもらえたことがとても嬉しかった。原作者の(倉本)美香さんから、こんな風に千璃が思っていたのかもしれないと思うととても嬉しいという言葉をお聞かせいただいた時には感激しました。誰かのために生きている人や、誰かを強く思っている人、そんな人にとても刺さる作品に今回もなるのではないかなと思っております。

山口乃々華

山口乃々華

ーー『SERI~ひとつのいのち』初めての母親役、父親役について

ジェイミン:親の役も初めて、夫婦役も初めて、どちらも初めてなので、初めて親になった美香さんと丈ちゃんの気持ちが素直に伝えられるんじゃないかなと思っています。

坂田隆一郎:丈晴がするように、友達や自分の父親、母親にアドバイスをもらったりしながら成長していく姿を見せていきたいなと思っています。

ーー『誰かひとり/回復する人間』2作品の印象の違いについて

豊田エリー:空気感、通底するものはすごく似ていると思います。『誰かひとり』は、一人の人間の中の多面性、抱えている矛盾などを二人で演じたりするようなセリフの構成や、すごく間を取る、もしくは取らないというのが明確に指示された脚本なので、どうリズムを持って言えるか。『回復する人間』は心や体の傷、痛みの話ですが、身体的な表現、体を使ってどうシーンを立ち上げていくかなど、作品への向き合い方の面白さを感じています。

豊田エリー

豊田エリー

ーー『誰かひとり/回復する人間』作品にどう挑みたいか

山本涼介:普段は何回か読んだだけで、大きな骨組みというか、こういう風にしたいとイメージ出来るのですが、今回に限っては本当にイメージがなかなか湧かなくて難しい台本だなというのが率直な感想です。稽古でしっかり作り上げていきたいと思っています。

ーー『誰かひとり/回復する人間』二つの演目を連続で見ることにどのような面白さがあるか

西本由香:フォッセとハン・ガンという作家二人の個性の違いは明らかに出ると思います。深刻なイメージが先行しますが、リズムの中におかしみもある作品です。読み合わせやワークショップを通じてキャストの皆さんの多面的な部分が見えましたので、フォッセの言葉が持つユーモアをこのメンバーが体現してくれるのではないかと感じています。

ーー『シルヴィア、⽣きる』演じていく上で大切にしたいと思っていること

平野綾:彼女は韻を踏むセンスなど、ほかとは全く違う才能を持っていたということで伝説的になっています。彼女の遺した作品は、結婚、出産、離婚など彼女の人生で何が起きたかそれぞれのタイミングを物語っていると思います。単語の一つ一つまで逃さず、少しでも吸収できたらと準備しています。

平野綾

平野綾

ーー『シルヴィア、⽣きる』藤岡正明さんが演出を担当されることについて

鈴木勝吾:ミュージカル作品やコンサートでご一緒していますが、ミュージカルの演出家としてご一緒させていただくのは初めてなのでとても楽しみです。彼の持ち前の明るさというか、演劇を愛する心で、愛の詰まった作品になるのではと大変期待しています。

ーーオーディエンスの皆さまからの質問「小劇場ならではの魅力を教えてください」

原田真絢:大劇場では味わえない距離感、没入感があって、小さい箱ならではの空気の流れ方みたいなものがあると思います。『シルヴィア、生きる』のような5人でのミュージカルの上演機会は多くはないと思うので、リアルな空気感でお届けできたらいいなと思っています。

平野良:20年くらい前は小劇場での出演が多かったので、僕の体感ですがやはり命を直に感じやすいのが魅力だと思っています。歌もそうですが、振動や息遣い衣擦れの音など、より体感しやすいのが小劇場の良さではないかなと思っております。

平野良

平野良

ーーオーディエンスの皆さまからの質問「conSeptの作品の魅力とは」

伊藤裕一:『アーモンド』という作品に出演した際に、作品作りに対する情熱を感じました。作品のPVなどもすごくおしゃれでありながらも突き詰めている点でファンになりました。今回ReBORNという形でまた新しく関われることは光栄ですし、あの頃よりも僕も多少なりとも力をつけてきたと思いますので、作品の力になれるように頑張りたいと思います。


撮影:岩田えり  執筆:栗原晶子  conSept2026:シーズンReBORN

公演情報

ミュージカル『SERI~ひとつのいのち』2026
 
日程:2026年2月19日(木)~3月1日(日)
会場:あうるすぽっと(東京・池袋)

原作:倉本美香
脚本・作詞:高橋亜子
作曲・音楽監督:桑原まこ
演出・振付:下司尚実

出演:山口乃々華、ジェイミン、坂田隆一郎、廣川三憲、小林タカ鹿、
岡村さやか、金子大介、今森愛夏、尾川詩帆、加賀谷真聡

 
演奏:桑原まこ、山口宗真、平井麻奈美、成尾憲治

製作支援:杉本事務所
企画・製作:conSept
主催:conSept、一般社団法人 TruBlue

公式サイト: www.consept-s.com/reborn/seri2026
ハッシュタグ:#SERI2026 

公演情報

『誰かひとり/ 回復する人間』

日程:2026年3月5日(木)~3月29日(日)
会場:ザ・ポケット(東京・中野)

出演:山本涼介、鈴木勝大、豊田エリー、智順、平野良、古河耕史
演出:西本由香(文学座)

 
(以下『誰かひとり』)
脚本:ヨン・フォッセ
翻訳:アンネ・ランデ・ペータス
上演台本:アンネ・ランデ・ペータス、山崎元晴

 
(以下『回復する人間』)
原作:ハン・ガン
翻訳:宋元燮
脚本:オノマリコ

製作支援:杉本事務所
企画・製作・主催:conSept

公式サイト: www.consept-s.com/reborn/litera1
ハッシュタグ:#演劇でハンガンフォッセ #舞台誰かひとり #舞台回復する人間 

公演情報

ミュージカル『シルヴィア、生きる』

日程:2026年4月2日(木)~4月26日(日)
会場:ザ・ポケット(東京・中野)

脚本・作詞:チョ・ユンジ
作曲:キム・スンミン
日本語上演台本・訳詞:吉田衣里
演出:藤岡正明

出演:
シルヴィア:平野綾
ヴィクトリア:富田麻帆
テッド:鈴木勝吾
アルバレス他:伊藤裕一
ルース他:原田真絢
演奏(pf):久田菜美

製作支援:杉本事務所
企画・製作・主催:conSept

公式サイト: www.consept-s.com/reborn/litera2
ハッシュタグ:#シルヴィア生きる
シェア / 保存先を選択