『平成中村座 十月大歌舞伎』にて、10/13に特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」が開催
平成中村座「四世片岡亀蔵を囲む会」
2026年10月1日(木)に平成中村座にて開幕する『平成中村座 十月大歌舞伎』。この度、10月13日(火)16時30分より、昨年11月に惜しまれつつ急逝した四世片岡亀蔵を偲ぶ特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」が開催されることが決定した。
平成中村座
2000年に十八世中村勘三郎の熱い想いで実現した『平成中村座』。四世片岡亀蔵は、浅草・隅田公園での記念すべき第一回公演から『平成中村座』に出演。第一回公演で演じた『隅田川続俤 法界坊』番頭正八の役は、得も言われぬ独特の動きで観る者の度肝を抜き、以降、十八世中村勘三郎の『法界坊』には欠かせない存在として唯一無二の当り役を創出した。時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役など幅広い役柄をこなし、存在感のある確かな演技力で観客を魅了し、亀蔵は『平成中村座』でもおなじみの顔として愛された。
片岡亀蔵
2022年10、11月の前回の浅草での『平成中村座』公演では、宮藤官九郎 作・演出『唐茄子屋~不思議国之若旦那』蛙ゲゲコの役で圧倒的なインパクトを残す一方、2024年の『名古屋平成中村座』公演では、『弁天娘女男白浪』の南郷力丸の役を古風な造形で演じ上げ、喝采を浴びるなど、硬軟自在に演じるその姿は記憶に新しいところ。
10月13日(火)に開催される特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」では、その舞台姿と蔵出し映像で織りなす「特別映像」を上映し、四世片岡亀蔵を偲ぶ。そして、四世片岡亀蔵を囲む「座談会」では、中村勘九郎、中村七之助はじめ、『平成中村座 十月大歌舞伎』出演の中村鴈治郎、中村扇雀、中村芝翫に加え、ゲストとして亀蔵と数々の舞台で共演した笹野高史を迎えておくる。
中村勘九郎
中村七之助
中村鴈治郎
中村扇雀
中村芝翫
笹野高史
また、今回公開された「四世片岡亀蔵を囲む会」ビジュアルには、四世片岡亀蔵が『平成中村座』で演じた役々が四世片岡亀蔵を囲んでいる。右上から時計回りで『雪暮夜入谷畦道』按摩丈賀、『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』物持ちの娘おそめ、『源平布引滝 実盛物語』瀬尾十郎、『極付幡随長兵衛』坂田兵庫之介公平、『唐茄子屋~不思議国之若旦那』蛙ゲゲコ、『隅田川続俤 法界坊』番頭正八、『菅原伝授手習鑑 車引』藤原時平、『仮名手本忠臣蔵 七段目』斧九太夫、『菅原伝授手習鑑 寺子屋』春藤玄蕃、『弁天娘女男白浪』南郷力丸という十役——その幅広い芸域が偲ばれる、『平成中村座』での「亀蔵十種」が映されたビジュアルとなっている。
『平成中村座』にゆかりの仲間たちが集結する特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」に期待しよう。
公演情報
『平成中村座 十月大歌舞伎』
※10月13日(火)は第一部のみ
※10月23日(金)は第一部・第二部とも貸切
浅草寺境内 本堂裏 仮設劇場
寛徳山人 作
一、初帆上成駒宝船(ほあげていおうたからぶね)
福彦:中村福之助
歌彦:中村歌之助
九段目 山科閑居
大星由良之助:中村勘九郎
大星力弥:中村歌之助
小浪:中村鶴松
お石:中村扇雀
加古川本蔵:中村鴈治郎
三、連獅子(れんじし)
狂言師左近後に仔獅子の精:中村勘太郎
狂言師左近後に仔獅子の精:中村長三郎
法華の僧蓮念:市川男寅
浄土の僧遍念:澤村宗之助
一、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
白井権八:中村勘太郎
三浦屋揚巻:中村七之助
髭の意休:中村芝翫
くわんぺら門兵衛:中村橋之助
傾城浮橋:市川男寅
朝顔仙平:中村福之助
福山かつぎ:中村長三郎
傾城胡蝶:中村鶴松
三浦屋白玉:中村芝のぶ
揚巻付番頭新造巻絹:中村梅花
傾城八重衣:澤村宗之助
母満江:中村歌女之丞(1日~22日)/中村扇雀(23日~25日)
通人里暁:中村鴈治郎
白酒売新兵衛:中村扇雀(1日~22日)/片岡仁左衛門(23日~25日)
公演情報
会場:平成中村座
四世片岡亀蔵を偲んで
一、特別映像
二、座談会
9月28日(月)午前10時より 電話予約・Web 受付開始
主催:松竹株式会社/フジテレビジョン 企画協力:ファーンウッド/ファーンウッド 21