第113回 スーパー・リクライニング・コンサート 鈴木理恵子(ヴァイオリン) & 若林 顕(ピアノ) デュオ・リサイタル
鈴木理恵子(ヴァイオリン) & 若林 顕(ピアノ) ©Wataru Nishida
聴きての心を満たす至福のアンサンブル
親密で信頼感に満ちたデュオの音楽は、聴き手のストレスまでをやわらげ、明日への活力を与えてくれる…。ヴァイオリンの鈴木理恵子とピアノの若林顕によるデュオは、まさにそのような音楽を奏でる希有な存在だ。先日発表したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(オクタヴィア・レコード)も高い評価を得ている彼らが、全席リクライニングシート仕様のHakuju Hall『スーパー・リクライニング・コンサート』に登場する。
CDにも収録したモーツァルトのソナタ(K.304)をはじめ、クライスラー、ブラームス、ドヴォルザーク、バルトークと、時代も様式も多彩なプログラムが用意された。ブラームス「ソナタ第2番」の第3楽章や、ドヴォルザーク「我が母の教え給いし歌」では、陽だまりのように温かな掛け合いに期待。そしてバルトーク「ラプソディ第1番」では、日本を代表する2人のヴィルトゥオーゾが、作品全編に漂うジプシーの民族的色彩を鮮烈に歌い上げることだろう。
文:渡辺謙太郎
(ぶらあぼ + Danza inside 2016年1月号から)
CDにも収録したモーツァルトのソナタ(K.304)をはじめ、クライスラー、ブラームス、ドヴォルザーク、バルトークと、時代も様式も多彩なプログラムが用意された。ブラームス「ソナタ第2番」の第3楽章や、ドヴォルザーク「我が母の教え給いし歌」では、陽だまりのように温かな掛け合いに期待。そしてバルトーク「ラプソディ第1番」では、日本を代表する2人のヴィルトゥオーゾが、作品全編に漂うジプシーの民族的色彩を鮮烈に歌い上げることだろう。
文:渡辺謙太郎
(ぶらあぼ + Danza inside 2016年1月号から)
公演情報
第113回 スーパー・リクライニング・コンサート 鈴木理恵子(ヴァイオリン) & 若林 顕(ピアノ) デュオ・リサイタル
2016.3/4(金)15:00 19:30
Hakuju Hall
問:Hakuju Hallセンター03-5478-8700
http://www.hakujuhall.jp
2016.3/4(金)15:00 19:30
Hakuju Hall
問:Hakuju Hallセンター03-5478-8700
http://www.hakujuhall.jp