レクサスが考える究極の「風呂」!東京タワーで展示中

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2016.3.8


レクサスは、3月31日まで、東京・港区の東京タワー大展望台1階にて、「天空の湯会」と銘打った風呂を展示している。

レクサスは、今の時代にふさわしい「LUXURY(ラグジュアリー)」とは何かを追い求め、それを提案するための独創的な活動を行っている。今回は、レクサスが提供する“新しい上質”を紹介するテレビ番組「上質の地図‐GRAND ATLAS‐」(テレビ朝日)によるスペシャルプロジェクト。

プロジェクトリーダーを務めるのは、放送作家として数々の番組を手がけ、さらには熊本県のPRキャラクター「くまモン」のプロデュースも担当した小山薫堂氏。その小山氏が着目したのが、日本が世界に誇れる可能性を秘めた文化である“風呂”だ。この文化をアピールするため、高さ150mという東京タワーの大展望台に風呂を設置することになった。

デザインを担当するのは、新国立競技場の設計者に指名されたことが記憶に新しい、国際的建築家の隈研吾氏。和をイメージしたデザインが特徴的な隈氏ならではの解釈で、湯室が設計された。

この展示を前に発表会が行われ、建築家の隈研吾氏と、レクサス・インターナショナルの沖野和雄プロジェクト・ゼネラル・マネージャーが出席。席上、レクサスの沖野氏は「レクサスは“驚きに満ちた体験”を大切にしているブランド。今回は多くの方が好きな風呂を、レクサス流の新しい切り口で提案することができたと思う」と挨拶。隈氏は「今回は、檜風呂に向かって、神社の参道を歩くイメージで設計した。参道を歩くことで心が清められるように、風呂で心身が清められる、そんなイメージをした。出来上がりを見て、伊勢神宮を彷彿した」と設計意図を語った。

檜風呂を取り囲む屋根や壁には、最新のカーボン素材が使われている。この意図について沖野氏は「レクサスは全体の雰囲気、感覚をユーザーに伝えたいと思い、様々な素材を用いている。この風呂の素材の使い方もレクサスらしいと考えている」と話すと、隈氏も「カーボンというと硬いというイメージがあると思うが、この素材は日本の撚糸技術を使ったしなやかなもの。新しいカーボンの使い方だと思う。また玉砂利に見える部分は、素足で歩くことを考えてスタイルフォームを使用している」と説明した。

レクサスでは現在、幾つかこのようなプロジェクトが進行中とのこと。自動車だけでなく、私達にアメージングをプロデュースするレクサスの今後に注目だ。【東京ウォーカー】
 

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