建築模型に特化した新スペース「建築倉庫ミュージアム」今春オープン
新スペース「建築倉庫ミュージアム」が、今春にオープンする。
東京・天王洲アイルの寺田倉庫本社ビルにオープンする建築倉庫ミュージアムは、建築模型に特化した展示・保存施設。「収蔵庫そのものを展示する」をコンセプトに掲げた同スペースでは、敷地面積約450平方メートル、天井高5.2メートルの空間に116の棚が並び、来場者は棚の間を回遊しながら日本人建築家や設計事務所による建築作品のスタディから竣工模型までの様々な模型を鑑賞することができる。
さらに、各棚に設置されたQRコードをタブレットやスマートフォンなどでスキャンすると、出展者の活動や竣工写真、図面などの情報を閲覧できる仕組みになっている。オープン後は、建築文化を考える場として企画展やイベントを定期的に開催するほか、子ども向けの教育普及活動にも取り組んでいくという。