【FUJI ROCK】椎名林檎、息をつかせぬパフォーマンスで苗場を完全制圧
椎名林檎、フジロックの地に舞い降りる!
2004年に東京事変として出演はしているが、意外にも“椎名林檎”名義としては初となった今回のフジロック。
メンバー全員白衣装、椎名林檎も80年代を思わせるような白ワンピースに赤リボン姿で登場。いよいよ始まる、椎名林檎劇場の幕開けは「丸の内サディスティック」だ。
そして息つく間もなく、次から次へと曲が展開されていく。
終盤には着ていた白ワンピースを脱ぎ捨て、セクシーなハイレグ衣装へ大変身をとげた。会場からわき上がる歓声。男女問わず、会場にいた誰もが彼女の姿に釘付けになったことだろう。
これまで何度も彼女のライブを観てきたが、椎名林檎という唯一無二のカリスマ性は留まることを知らない。見れば見るほどに進化を遂げている。恐るべし、椎名林檎。
そして14曲、ほぼMCなしのノンストップ演奏。
全く無駄のないストイックなライブアクトを魅せてくれた。
デビュー当時の曲から最新曲まで、椎名林檎を堪能できるセットリストに「これぞ椎名林檎!」と言わんばかり、圧巻のステージであった。