ABC-Z・塚田僚一と渡部秀がノゾエ征爾とタッグ!「ボクの穴、彼の穴」上演決定

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「ボクの穴、彼の穴。」

「ボクの穴、彼の穴。」

「パルコ劇場クライマックスステージ」の第二弾として、パルコ・プロデュース公演「ボクの穴、彼の穴。」の上演が決定した。

パルコ劇場がある渋谷PARCOが、都市再生特別措置法に基づきしばらくの間閉館となることはすでに発表されたとおり。これを受けて2016年1月からのラインナップを「クライマックス・ステージ」と位置づけた同劇場が、そのシーズン2としてパルコ劇場の次なる時代を担うであろうクリエイターにスポットをあてた企画が舞台「ボクの穴、彼の穴。」である。 

原作となるのは、スイス生まれイタリア人童話作家デビッド・カリセルジュ・ブロックによる絵本。

「戦争です!」
この言葉から始まる原作は、戦場の塹壕に取り残され、お互いへの恐怖と疑心暗鬼にさいなまれる兵士の物語を描いたもの。殺すか、殺されるか、じっと塹壕に身を潜め、互いに相手を「モンスター」だと信じ、「殺す」ことだけにコミットしている、しかし、その塹壕には自分一人…「戦争のしおり」が自分の正しさと信義のすべてである。お互いに「戦争のしおり」を頼りという大きな力に操られ、どんどん相手が大きなモンスターになり、疑心暗鬼と見えない敵への妄想が膨らんでいく…。そして、最後に兵士のとった選択は…。

人類の歴史は「戦争」の歴史であると、よく言われる。
つまり争いをやめられない我々人類。
しかし、もしも、その「戦争」が他者に対しての思い込みから始まるとするならば、相手を知ろうとする勇気を持てるとしたら、あるいは互いの立場を思いやれたとしたら、相手も自分と同じように家族も友達もいることを知ったら、もしかしたら、少しは「争い」は少なくなるかもしれない…。そんな想いがこめられた物語だ。

本作の翻案脚本・演出を務めるのは、2012年「〇〇トアル風景」で岸田國士戯曲賞を受賞したノゾエ征爾。ノゾエはパルコ劇場初登壇となる。そして本作に出演するのは、塚田僚一(ABC-Z)渡部秀。コンサートやバラエティ番組、舞台などでその恵まれた身体能力と個性的なキャラクターで注目されている塚田は、2014年に「イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー~パパと呼ばないで~」以来のパルコ劇場出演となる。一方、渡部は『仮面ライダーオーズ/OOO』にて火野映司&仮面ライダーオーズ(声)役で連続TVドラマ初主演、舞台では昨年「GO WEST」で初主演を果たしている。渡部もまた、身体能力には定評のある若手俳優だ。

これからの演劇界で羽ばたくことを期待された塚田と渡部、そしてノゾエ征爾による、新たな舞台に期待したい。

★本作について、ノゾエ征爾にインタビューを敢行!後日その模様をお送りします。

公演情報
パルコ劇場クライマックスステージ Vol.2
パルコ・プロデュース公演
「ボクの穴、彼の穴。」


■日程=2016年5月21日(土)~5月28日(土)
■会場=パルコ劇場
■原作:デビッド・カリ
■イラスト:セルジュ・ブロック
■訳:松尾スズキ(千倉書房)より 

■翻案・脚本・演出:ノゾエ征爾
■出演:塚田僚一(ABC-Z)、渡部秀

 
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