勇者遂に発表!『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』キャスト発表会レポート

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2016.4.20
勢揃いした勇者一行 撮影=原地達浩

勢揃いした勇者一行 撮影=原地達浩

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今年の夏、全国5大アリーナ(さいたま・福岡・名古屋・大阪・横浜)で開催される『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』。累計6600万本以上を出荷している国民的RPG「ドラゴンクエスト」の世界観を、現実の中に誕生させる前代未聞のこのライブエンターテインメントは、すでに大きな話題を呼んでいる。制作発表から約3カ月、その間に次々とキャストを発表してきたが、いよいよ、主人公・勇者のお披露目とあいなった。オーディションで選ばれた勇者は誰なのか!?歴史的瞬間を見逃すまいとマスコミ陣が大挙する発表会に参加してきた。

 

ドラクエ序曲のファンファーレに乗り、まずは、中川翔子(アリーナ役)、風間俊介(テリー役)、芋洗坂係長(トルネコ役)、演出の金谷かほり、依田謙一日本テレビ放送網株式会社プロデューサーが登壇。キャストは役衣装を完全に着こなしている。「ウィッグじゃなくて、もうこれは生えている髪!体に吸いつくような素晴らしい装備心地です!」と中川は大絶賛だ。

アリーナを演ずる中川翔子 撮影=原地達浩

アリーナを演ずる中川翔子 撮影=原地達浩

風間は、「ついに冒険が始まります。今日ここにパーティーが集まり、ラスボスのゾーマを倒しに行くんだなと。今年の夏は日本中の人々を冒険の世界に連れていきたいと思います」とあいさつ。続く中川は、「ドラクエの音楽に乗って仲間たちと縦一列になって入って来た時、ゲームと一緒じゃないか!と思い、これは夢じゃない!現実になった!その現実がこの夏、伝説を作るんだ!と実感しました。武者震いとはこのこと。皆さんと一緒に伝説を作りたい!」と震えが伝染してきそうなほどの興奮ぶり。

トルネコ役の芋洗坂係長 撮影=原地達浩

トルネコ役の芋洗坂係長 撮影=原地達浩

芋洗坂係長はもはやトルネコにしか見えない!特殊メイクゼロ、大きなお腹は文字通りの自腹。「私は48年間このために役作りをしてきたんだなと実感してやみません。大勢の皆さんを癒しながら楽しませる癒し系として大空間にいさせていただけるようがんばります」。芋洗坂係長は役作りに関し、「プロデューサーから痩せないように言われている」とも。中川も芋洗坂係長の出張ったお腹を触り「本物!?」とびっくり!

詰め物なし!?驚きの再現度 撮影=原地達浩

詰め物なし!?驚きの再現度 撮影=原地達浩

そして、ついに、桝太一日本テレビアナウンサーの呼び込みで、オーディションを勝ち抜いた勇者が走って現れた。選ばれし者・勇者は、松浦司。まったくの新顔だ。大阪出身のダンサーで、物語のベースとなる「ドラゴンクエストⅢ」が誕生した同じ年に生まれたという。「生まれた時からこの勇者になるべく…?」との風間のツッコミが会場の笑いを誘った。

勇者役に選ばれた松浦司

勇者役に選ばれた松浦司

そもそも、主人公・勇者を、有名人ではなくオーディションで決めるのはリスクがあるはず。が、あえて挑んだのは、この公演の最大のテーマが、“プレイヤー自身が主人公に名前をつけ、思いを託し、世界を旅する”だからだ。観客の誰もが“あの勇者は自分だ!自分自身が主人公だ!”と感情移入できる存在感とフレッシュ感がいる。プロ・アマ問わずの約700人を書類審査で72人に絞り、アクション、セリフ、ダンスの実技オーディションを2日間実施。「魔王と闘うシーンをやってもらうと、松浦さん負けないで!が、自分が負けたくない!という気持ちになって乗っていったこと」が決め手だったと依田氏は力説した。

勇者選抜の理由を語る依田謙一プロデューサー 撮影=原地達浩

勇者選抜の理由を語る依田謙一プロデューサー 撮影=原地達浩

「遠くから見るお客様にも勇者らしいオーラを感じてもらえると思う」と金谷氏も太鼓判。「オーディションは全力だった。嘘のない自分をさらけ出し、全身全霊で挑んだ。それがそう見えたのは本当にありがたい。大役のプレッシャーもあるけど全力でがんばりたい」と意気込み熱く答える松浦。4月20日夜9時の情報解禁までは、親にも友人にも勇者に選ばれたことを口止めされていたらしく、「自分でいうのは恥ずかしいので…、情報に気づいてほしい」と苦笑した。

各キャラクターも並々ならぬ意気込みを語り、ドラクエ愛の熱い風間は、「勇者と出会う前は、ほかのキャラクターもこんな風に旅をしていたんだなと思いました。テリーの魅力は素早さ。“はやぶさ斬り”ってどうやるのかな?という人も多いと思いますが、僕らが実際に作っていきます。今まで遊びながら考えていたことのすべてをつぎ込んでテリー役が演じられる。孤高の騎士テリーはみんなと違う言動を取ることもあり、そうした場面の会話の面白さも見てください。また、今回は各地方でその土地の高校生マーチングバンドと共演。それぞれ違う色になると思うので楽しんでください!」と見どころをアピール。

アクション初披露となる中川は、「今日やっと勇者様と出会ってパーティーの心の一体感を感じています。女の子なのにドラクエ史上最強なんじゃないかというアリーナ。強くなることを純粋に求め、姫として気品もあって、私の理想を詰め込んだキャラクター。徹底的にトレーニングを積んでレベルを上げていきます。ゲームに出てくる技もお見せしたい!“ドラクエあるある”が満載で、“こんなドラクエやりたい!”と思ってもらえるものになるはず。命をかけてがんばります!」と意気込んだ。

トルネコの見どころを聞かれた芋洗坂係長は、「トルネコの特殊アイテム“ステテコ”を使って会場の皆さんと“ステテコダンス”を踊ります。ぜひ一緒に踊ってください!スピンオフのゲームもあるほど人気のトルネコ。ファンの方々の期待を裏切らないよう一生懸命に励みます」と朗らかにコメント

また、金谷氏からは、舞台装置や演出についても明かされた。センターステージの周囲に8つの島ステージを配置し、ブリッジやリフトでつないで各シーンを作っていく。ゲームに出てくる様々な場所は、昇降式の斜幕スクリーンに映像を映し出すことで表現。アリーナという巨大空間のどんな席からも楽しめる工夫が目白押しだが、風間からは、「ゲーム画面は上からの目線だから、もしかしたら、遠くの席からの見え方がゲームに近くて面白いかも」という気づきも。なるほど!さらに、「秘密にしようと思っていたのですが…、観客ゲストには光るブレスレットを着けていただき物語へと導きます!」(金谷氏)とのボーナス発言も飛び出した!

ショーの構成を語る金谷かほり 撮影=原地達浩

ショーの構成を語る金谷かほり 撮影=原地達浩

全キャストが出そろい、いよいよ冒険が始まる。体感型エンターテインメントは会場に足を運んでこそ。百聞は一見に如かず。この夏の伝説をつむぐ主人公は、あなただ!

撮影=原地達浩

撮影=原地達浩

 

撮影=原地達浩
 

独占取材!勇者スチール撮影のオフショットと、初インタビュー記事はこちらから!

イベント情報
ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー


【公演日程/会場】
さいたま公演 7月22日(金)~31日(日) さいたまスーパーアリーナ  
※7月25~27日休演
福岡公演 8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡
名古屋公演 8月12日(金)~14日(日) 名古屋 日本ガイシホール
大阪公演 8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール
横浜公演 8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ
※8月29日休演

料金(税込)】
S席 大人9,500円/子ども7,500円
A席 大人7,500円/子ども5,500円
《先行限定ちいさなメダル付きプレミアム 4月22日までの数量限定販売です!》
メダルを集めると特典が!詳しくは公式サイトをご確認ください。

いろんなスライムのメダルセットA(いろんなスライム4種+公演地ごとに違うご当地メダル1種)
強敵モンスターのメダルセットB(強敵を集めたモンスター4種+ご当地メダル1種)

各大人12,500円/子ども10,500円

※子ども料金は3歳〜小学生までです。3歳未満でも席が必要な場合は有料です。
※機材やステージ・客席の構造等により、舞台の一部が見えにくい場合がございます。
※プレミアムは販売数に限りがあり、予定数に達し次第、販売終了となります。
※プレミアムはS席エリアとなります。通常のS席と同時に購入可能です。
※メダルは、公演当日会場にてお引き換え致します。

一般発売日】
4月23日(土)10:00~

【オフィシャルHP】
http://dragonquestlive.jp/

 

 

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