世界中を悲しみで包んだ訃報…プリンスのライブドキュメンタリー映画の緊急追悼上映が決定!

コラム
音楽
2016.4.26

去る4月21日(木)の早朝、世界を代表するミュージシャン“プリンス”がミネソタの自宅“ペイズリー・パーク・スタジオ”で急逝。まだ57歳だった。この訃報を受け、世界中でミュージシャンだけではなく様々な著名人が追悼の意を表し、誰として代わることのできない唯一無二のプリンスの不在を悼む声はやまない。

でも幸いなことに、彼が残してくれた音楽は亡き後も語り継がれて行くし、幸いなことに日本に住む我々には、映画の中のプリンスにふたたび会えるチャンスが訪れることとなった。

『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』訃報を受け“劇場最高音響”にて緊急追悼上映決定!


1989年に日本初公開、2014年にリバイバル上映された1987年製作でプリンス自信が監督を務めたライブフィルムの最高傑作『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』が、渋谷HUMAXシネマにて2016年4月30日(土)~5月7日(土)に“劇場最高音響”にて緊急追悼上映することが決定した。
この映画は、1987年にリリースされたアルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』(グラミー賞ALBUM OF THE YEARにノミネート)のリリースにあわせて行ったヨーロッパツアーを中心に撮影され、自ら監督を務めた史上最高のライブフィルムである。
ポップでエロティックで演劇的な要素を持ったプリンスの絶頂期のパフォーマンスが余すところなくとらえられ、シーラ・Eの強烈なドラムやセクシー・ダンサー、キャットのパフォーマンス等最強のバック・メンバーも多彩でライブを盛り上げている。また、当時恋人と噂されていたシーナ・イーストンも1曲だけ幻想的に出演。

 

撮影は、1987年5月のストックホルム公演からスタートした「サイン・オブ・ザ・タイムズ・ツアー」のオランダ・ロッテルダムと、ベルギー・アントワープの公演で行われ、その後、プリンスのペイズリーパーク・スタジオで追加収録された。当ツアーがヨーロッパツアーのみで来日は果たされなかった為、89年の日本公開時には劇場に数多くのプリンスファンが殺到した。
監督のプリンスは、単純なライブフィルムを作るのではなく、冒頭と途中にダンサーやプリンス自身による芝居を取り入れる事で、アルバムで展開していた世界観を更に掘り下げている。

鑑賞料金は1,500円とされているが、一番好きなプリンスのLP、CDを持参すると料金1,000円に割引されるとのこと。
どうせ悲しむなら同じ気持ちの仲間と共に、映画館に足を運んでみてはいかがだろうか。

作品情報
プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ

原題:SIGN‘O’THETIMES
監督:プリンス
製作:ロバート・キャヴァロ、ジョセフ・ルファロー、スティーヴン・フラグノリ
撮影:ピーター・シンクレア/編集:ポール・カイヤット
出演:プリンス、キャット、シーラ・E、シーナ・イーストン、ドクター・フィンク他
1987年/84分/アメリカ/ビスタサイズ/BD上映/5.1ch
配給:日販/提供:是空+ハピネット/宣伝:ビーズインターナショナル

日時:2016年4日30日(土)~5月7日(土)|連日20:40より
劇場:渋谷HUMAXシネマ|TEL.03-3462-2539|http://www.humax-cinema.co.jp
料金:1,500円均一
割引:あなたが一番好きなプリンスのLP、CDをご持参で料金1,000円に割引。

 

 

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