ジャン・クロード・ペヌティエの来日がキャンセルに

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今年のテーマは「la nature」。「自然と音楽」をめぐる数多くの作品が演奏される

今年のテーマは「la nature」。「自然と音楽」をめぐる数多くの作品が演奏される

もはやゴールデンウィークの風物詩となったクラシック音楽の名物イヴェント、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」が今年も開催。「ロワール」「テムズ」「ドナウ」など、各地の川をホール名とした東京国際フォーラムの各所に加えて、日比谷野外音楽堂での演奏会も開催する今年のテーマは「la nature -自然と音楽」。ヴィヴァルディの「四季」、ベートーヴェンの「田園」、スメタナの「ヴルタヴァ(モルダウ)」など、自然を題材としたクラシック音楽は枚挙に暇がない。しかし、「ラ・フォル・ジュルネ」が集中的に取り上げるとなれば話は別物、有名無名大小長短もろもろを取り混ぜた多彩なプログラムが楽しめることだろう。期間中に開催される数多くのコンサートの中から、ぜひあなたにぴったりの公演を見つけて楽しんでいただきたい。

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さて、フェスティバルの開幕に際して、ジャン・クロード・ペヌティエの来日が取りやめになった、という残念なお知らせが届いた。ペヌティエといえば、フォーレの演奏を得意とするピアニスト、今回も夜想曲を全曲とりあげる意欲的なプログラムが予定され、チケットも既に予定枚数を終了していただけにキャンセルが惜しまれる。

詩的なフォーレを得意とするピアニストの不在は残念なところ (c)Jonathan Grimert-Barre

詩的なフォーレを得意とするピアニストの不在は残念なところ (c)Jonathan Grimert-Barre

ペヌティエの出演が予定されていた三公演は、以下のピアニストにより開催されることとなった。

●公演番号157 2016年5月3日(火・祝)21:00開演 会場:ホールD7(テムズ)
出演:アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
曲目:
グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス -恋をするマホたち」
(変更当初の発表から改めて変更されました)
 
エル・バシャは音楽ファンのため、別途プログラムを用意して代役に臨む (c)Carole Bellaiche

エル・バシャは音楽ファンのため、別途プログラムを用意して代役に臨む (c)Carole Bellaiche


●公演番号254 2016年5月4日(水・祝) 15:45開演 会場:ホールD7(テムズ)
出演:アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
曲目:
ドビュッシー:水の反映(《映像》第1集から)、沈める寺(《前奏曲集》第1巻から)、オンディーヌ(《前奏曲集》第2巻から)、ケクラン:漁師たちの歌(《陸景と海景》op.63から)
ラヴェル:海原の小舟(《鏡》から)
リスト:悲しみのゴンドラ、波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ(《2つの伝説》から)
 
ケフェレックの定評あるフランス音楽を楽しんでほしい (c)Geoffrey Armoldy

ケフェレックの定評あるフランス音楽を楽しんでほしい (c)Geoffrey Armoldy

●公演番号354 2016年5月5日(木・祝)15:45開演 会場:ホールD7(テムズ)
出演:ユーリ・ファヴォリン(ピアノ)/ジラール弦楽四重奏団
曲目:
フォーレ:ピアノ五重奏曲第一番 ニ短調 op.89 ※ピアニストのみ変更、曲目は予定どおり開催します
ピアノ五重奏曲には1986年生まれの若きピアニストが登場する (c)Dmitri Bocharov

ピアノ五重奏曲には1986年生まれの若きピアニストが登場する (c)Dmitri Bocharov



なお、演奏者・曲目ともに変更された公演番号157(5/3開催)、254(5/4開催)については希望者に払戻しを実施するとのこと。詳しくは公式サイトでの案内を参照してほしい。
 
 
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