立花文穂初めての作品集が刊行 文字に溺れた20年の創作活動を展望する
Leaves 立花文穂作品集
2016年5月11日(水)に、 『Leaves 立花文穂作品集』が刊行された。
立花文穂は、文字、紙、本を素材やテーマに作品を制作しているアーティスト。立花はグラフィックデザイナーとしても国内外で高く評価されており、本書にはアートワークのみならず、葉書からポスターまで多種多様な印刷物や本、写真、文章などが多数収録されている。
本書は1995年の初個展「MADE IN U.S.A.」から20年間の創作活動を、実際の本にして可視化する試みと言える。道端で紙屑を拾い集める行為に始まり、インスタレーションや活版印刷、写真、編集など、さまざまな手法によってつくりあげてきた独自の世界を、ひとつの塊として表現する。
特設サイトURL: http://www.seibundo-shinkosha.net/pickup/leaves/
【著者プロフィール】
立花文穂(たちばな・ふみお)
アーティスト/グラフィックデザイナー。1968年広島生まれ。文字、紙、本を主な素材やテーマに作品を制作し、国内外で発表。東京TDC賞やブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレグランプリを受賞するなど、グラフィックデザインの分野でも評価が高い。 2007年より自ら責任編集とデザインを手がける不定期刊行物『球体』を始め、現在6号まで刊行している。 個展に「デザイン立花文穂」展(ギンザ・グラフィック・ギャラリー、 2011年)など、グループ展にMOTアニュアル2008「解きほぐすとき」展(東京都現代美術館、 2008年)、「風穴」展(国立国際美術館、2011年)などがある。 アーティストブックに『クララ洋裁研究所』『木のなかに森がみえる』『風下』などがある。 著書に『かたちのみかた』(誠文堂新光社)がある。 現在、女子美術大学教授。
著 者:立花文穂
仕 様:B5変型判(240×200mm)、 320ページ
定 価:3,500円+税
配本日:2016年5月11日(水)
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