「全力で黒崎一護を演じたい!」高野 洸 『「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~』に出演
高野 洸 (撮影=こむらさき)
久保帯人『BLEACH』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)を原作とした舞台『「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~』が2016年夏、AiiA 2.5 Theater Tokyoと京都劇場にて上演される。「ROCK MUSICAL BLEACH」シリーズは2005年からスタートしており、回を重ねるごとに話題が話題を呼び、動員数も増やしてきた人気舞台だ。
2016年の『「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~』の主人公・黒崎一護を演じるのは、Dream5の高野 洸(たかの・あきら)。『天才てれびくんMAX』のオーディションを経て芸能界入り。TVアニメ『妖怪ウォッチ』のエンディング主題歌「ようかい体操第一」を踊っていたグループの唯一の男性といったらピンとくる人もいるかも。人気舞台の主演を務めることになった高野に話を伺ってきた。
――この舞台の原作となる『BLEACH』はご存知でしたか?
知ってました。ものすごく好きで!小学生の頃、TVアニメを観て、翌日は友達とその話をする…ちょうど僕らの世代の作品だったと思います。だから今回の仕事を聞いて「懐かしい」という思いもあり、マンガを読み返して改めておもしろいなと感じました。
――そんな有名な作品の舞台版である「ROCK MUSICAL BLEACH」に出演が決まりましたが、話を聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
最初、電話でマネージャーさんから聞いたんですが、もうびっくりして!本当に自分が出演するって決まったのか?って。最初は頭が回らなかったです。電話を切ってしばらくたってから「本当に出るんだ…」って実感がわいてきました。驚きと喜びと。
高野 洸 (撮影=こむらさき)
――ミュージカルは『フライングパイレーツ ~ネバーランド漂流記~featuring GUY’S』以来?
そうですね。『フライング~』はお芝居ありミュージカルっぽいところあり、といろいろ混ざった舞台だったので「ROCK MUSICAL BLEACH」のような“ミュージカル”が前面に出た舞台は初挑戦となります。
――ミュージカルやお芝居には昔から興味があったんですか?
小学生のころはTVドラマや映画を観て、何も考えずにそれを楽しんでたんですが、現実的には何も考えてなかったんです。「本気で芝居をやりたい」と思ったのは昨年くらいからです。演技って素晴らしいなって思いはじめて。
――この仕事が決まったとき、周りの人に報告しましたか?
まず、家族に報告しました。あと Dream5 のメンバーにも。みんな、自分の事のように喜んでくれました。(元Dream5の玉川)桃菜は「原作、むっちゃ好きだったから絶対観に行くから!」って言ってました(笑)
――過去の「ROCK MUSICAL BLEACH」はご覧になってますか?
映像で拝見させていただきました。正直観ながら焦ってました。自分がこの役をやるんだ、というのが大事すぎて。舞台をやっていけるか、不安になりました。でも、舞台そのものはとってもおもしろかったので、頑張ろうとも思いました。
――高野さんが演じる「黒崎一護」は主人公ということもあって特に人気のあるキャラですよね。今、どう演じたいと思いますか?
一護らしく…男らしく仲間思いで情熱的な一護を演じられたらいいなって思います。一護と一緒に成長を積み重ねていけたらなって。
高野 洸 (撮影=こむらさき)
――ちなみに一護と自分、似ているところは?
流れに身を任せるところなどは、似ています(笑)
――ミュージカルって、歌・演技・ダンスなど様々な技術が求められると思うのですが、これは自信がある!というものは?
ダンスですね。4、5歳のころからやっていたので。これまでやってきただけに活かしていかないと。逆に歌はもっとやらないとヤバいなって思って今はレッスンに通っています。あと殺陣。前回の舞台は短剣でやるアクションでしたが、今回は斬魄刀という長い刀を振り回す動きがあって。ものすごく迫力があるのでそれを使った殺陣ができればいいなって思っています。
――刀の重さは調整できるとしても、あの長さの扱いはよっぽど自主練しないと大変そうですよね。
やったほうがいいですかね…でも家で練習したくても部屋で回せない(笑)自宅なら筋トレくらいですね。
前の短剣のアクションのときは、自分を軸に回りが動いてくださった。それでも短剣を握る手に力を入れすぎて筋肉痛になってしまいました(笑)
――これからこの舞台とともにもっといろいろ活動の幅を広げていくと思うのですが、今目標にしている人や憧れの人は?
神木隆之介さん!あと菅田将暉さん。見るたびにキャラが変わっているのがすごいなって。
――今後挑戦してみたい役は?
悪役をやってみたいんです。なんか悪者が「ニヤッ」とするのが好きで。自分は普段そんな顔はしないですが、それを上手にやれたらみんな驚いてくれるかなって。絶対難しいと思うんですけどね。
――最後になりますが、原作ファン、アニメファン、そしてこれまでの「ROCK MUSICAL BLEACH」ファンの方にどんな自分を見てほしいですか?
ファンの方は一護に対する想いが強いと思うので、「一護はこんなんじゃない!」って絶対思われたくない。全力で皆さんの理想の一護を演じようと思います。
高野 洸 (撮影=こむらさき)
©久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会 2016
【東京公演】2016 年 7 月 28 日(木)~8 月 7 日(日)
【京都公演】2016 年 8 月 24 日(水)~8 月 28 日(日)
【東京公演】AiiA 2.5 Theater Tokyo
【京都公演】京都劇場
黒崎一護:高野 洸(たかの あきら)
朽木ルキア:甲斐千尋(かい ちひろ)
阿散井恋次:崎山つばさ(さきやま つばさ)
市丸ギン:遊馬晃祐(あすま こうすけ)
吉良イヅル:健人(けんと)
卯ノ花 烈:平田裕香(ひらた ゆか)
山田花太郎:橋本真一(はしもと しんいち)
藍染惣右介:馬場良馬(ばば りょうま)
雛森 桃:美山加恋(みやま かれん)
朽木白哉:猪野広樹(いの ひろき)
東仙 要:本田昂也(ほんだ たかや)
檜佐木修兵:橋本全一(はしもと ぜんいつ)
日番谷冬獅郎:永田崇人(ながた たかと)
松本乱菊:高橋ユウ(たかはし ゆう)
更木剣八:川上将大(かわかみ しょうた)
斑目一角:塩田康平(しおた こうへい)
四楓院夜一:松林篤美(まつばやし あつみ)
砕蜂:倉知あゆか(くらち あゆか)
宮川康裕 榮 男樹 久田悠貴 鍜治洸太朗
時松研斗 長谷川 裕 辻 大樹 AKI
集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
一般社団法人 日本 2.5 次元ミュージカル協会
RMBLEACH製作委員会2016
一般発売日:2016年6月26日(日)10:00~