『恐竜博2016』が9月に大阪へ、フィギュア造形会社『海洋堂』のフィギュア付きセット券も

2016.6.1
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©上/Courtesy of The University of Chicago 下/Courtesy of The Royal Saskatchewan Museum

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東京・上野で開催中の『恐竜博2016』が9月より場所を西へと移動し、大阪文化館・天保山にて開催する。今回の『恐竜博』の見どころは史上最大の肉食恐竜“スピノサウルス”だ。

スピノサウルスは、1912年に最初の化石が発見されていながらも、第二次世界大戦による標本の焼失により長年謎に包まれていた恐竜で、2008年にモロッコで新しい化石が発見され、数々の学者により研究が成された。当イベントでは最新研究をもとにスピノサウルスの全身復元骨格の展示や、2014年に発表された論文から明らかになったその生態について徹底紹介する。

また、恐竜の中でも高い人気を誇る“ティラノサウルス”だが、これまでに発見された化石の中で最大級の大きさを誇る個体『スコッティ』の全身復元骨格も登場予定となっており、全長約15mのスピノサウルスと、約12mのティラノサウルスの“二大肉食恐竜”が対峙する。

スピノサウルスのフィギュア

本日6月1日からは、7月からの通常券販売に先駆けて、食玩やカプセルトイなどのフィギュア造形を手掛ける『海洋堂』が製作したカプセルフィギュアと恐竜博の入場券がセットになったを限定3000枚販売する。東京公演でも完売となったこの特別なセット券を見逃さないでほしい。

いつの時代もこどもから大人までひきつけてやまない、夢と驚きに満ちた恐竜の世界が、この秋、大阪にやってくる。

イベント情報
恐竜博2016

 日程:2016年9月17日(土)〜2017年1月9日(月・祝) ※休館日なし
 時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
 会場:大阪文化館・天保山(海遊館となり)

 主催:朝日新聞社 / 関西テレビ放送
 後援:文部科学省、外務省、アメリカ合衆国大使館、
    イタリア大使館、カナダ大使館、
    中国大使館、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会
 協賛:凸版印刷、トヨタ自動車
 協力:日本航空
 学術協力:シカゴ大学、レイモンド・M・アルフ古生物学博物館、
      アルゼンチン自然博物館、ミラノ市立自然史博物館、
      アルバータ大学、ロイヤルサスカチュワン博物館、
      山東省天宇自然博物館、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所、
      チリ国立地質鉱山局、フランス国立自然史博物館、
      ベルギー王立自然博物館、サヴァナケート恐竜博物館、
      ロシア科学アカデミーシベリア支部天然資源・環境・氷雪学研究所、
      岩手県立博物館、神流町恐竜センター、北九州市立いのちのたび博物館、
      群馬県立自然史博物館、広野町教育委員会、福島県立博物館、
      北海道大学総合博物館、むかわ町穂別博物館
 監修:真鍋 真 / 国立科学博物館 標本資料センター・コレクションディレクター、
    分子生物多様性研究資料センター長


■海洋堂カプセルフィギュアセット券
 発売日:2016年6月1日(水)10:00~9月16日(金)18:00まで
 価格:1,500円
■通常前売り券
 発売日:2016年7月1日(金)10:00~9月16日(金)23:59まで
 価格:一般 1,300円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円