スガシカオ参加バンドkokua、結成10年にして初のツアーが開幕

レポート
音楽
2016.6.5
「kokua Tour 2016 Progress」福岡・福岡国際会議場メインホール公演の様子。(Photo by TSUNEO KOGA)

「kokua Tour 2016 Progress」福岡・福岡国際会議場メインホール公演の様子。(Photo by TSUNEO KOGA)

スガシカオ(Vo)、武部聡志(Key)、小倉博和(G)、根岸孝旨(B)、屋敷豪太(Dr)からなるバンド、kokuaがホールツアー「kokua Tour 2016 Progress」の初日公演を昨日6月4日に福岡・福岡国際会議場メインホールで実施した。

kokuaがこれまでにライブを行ったのは、2010年に京都・平安神宮で開催された2DAYS公演「平安神宮 月夜の宴」と、 2013年に東京・渋谷公会堂での「MUSIC MASTER LIVE with kokua」という2つのイベント出演のみ。バンド単独でライブを行うのは今回が初めてとなった。

ライブが開演しスガシカオがステージに現れると、会場に集まった1000人のファンからは割れんばかりの歓声が。バンド結成から10年の時を経て完成した1stアルバム「Progress」が6月1日に発売されたことを受けて、スガはMCで「キャリア、芸歴がとても長いメンバーですが、デビューアルバムをリリースしたばかりの新人バンドです。どうぞよろしくお願いします!」と挨拶した。

その後、彼らはニューアルバムの収録曲を続々と披露。さらにはスガの新旧オリジナル曲も演奏された。スガが武部に、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」から主題歌作成をオファーされバンドを結成した当時のことについて聞くと、武部は「大人が楽しめるバンドを目指した」と説明。アンコールも行われ、会場が感動に包まれる中でライブは幕を下ろした。

ツアーはこの後、6月14日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、6月17日に大阪・NHK大阪ホール、6月24日に東京・NHKホールで行われる。

※「kokua」のoはマクロン(長音記号)付きが正式表記

音楽ナタリー
シェア / 保存先を選択