山寺宏一さん、中川翔子さんら超豪華キャスト陣が生アフレコを披露!『ポケモン』最新映画公開アフレコの模様をお届け!

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2016.7.1
ポケモン最新映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』公開アフレコレポ

ポケモン最新映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』公開アフレコレポ

 2016年6月28日、都内某所にて映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』の公開アフレコが行われました。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は、2016年7月16日(土)より公開予定のアニメ『ポケットモンスター』(以下、ポケモン)の劇場作品です。

 『ポケモン』の映画といえば、超豪華なゲスト声優陣がお馴染みとなりつつありますが、今回行われた公開アフレコでは、舞伎界で長年活躍する市川染五郎さん、10年連続のゲスト出演を果たす中川翔子さん、若手実力派女優で大のポケモン好きの松岡茉優さん、湯山邦彦監督に直談判して念願のポケモン声優の座を手に入れたというお笑い芸人のあばれる君、ポケモン映画には欠かせない山寺宏一さんら5名のキャスト陣が登壇。

 さらに名実共に『ポケモン』の顔とも言えるピカチュウと、本作の主役とも言える「ボルケーノ」ら2匹のポケモンも駆けつけていました。本稿では、公開アフレコの模様をレポートでお伝えしていきます。


■ あばれる君が汗だくのままアフレコに挑戦!

 さっそく会場では公開アフレコが行われ、まず市川さん、中川さん、松岡さんがアフレコに挑戦。中でも市川さんと松岡さんは声優初挑戦、しかも大勢の取材陣の前での収録ということでかなり緊張されている様子でしたが、どちらも到底声優初挑戦とは思えない堂々とした演技に、山寺さんからも惜しみない賞賛が寄せられていたほどでした。

 ところが残るあばれる君はというと、リハーサルでは最初のセリフを忘れてしまうミスに始まり、本番でも「暴れ方が足りない、これじゃあ”しずまる君”だ」というダメだしまで受けてしまい、再度収録をやり直すことに。

 実はこの日のあばれる君は、自身の演じるポケモン「オニゴーリ」の被り物もつけての気合十分な出で立ちで収録に臨んでいたのですが、被りもののせいで、滝のような汗をかいていた上、顎がうまく動かない様子。そこで監督からの要望を受けて被りものを外すと、そこから披露した渾身の演技では、先ほどでは比べ物にならない力強い暴れっぷりを見せ、「やればできるじゃないですか!」と監督からのお墨付きで、見事合格点をもらうことに成功していました。

■ 松岡さんのアフレコに山寺さんが駆け付けた!?

 公開アフレコのあとに行われた、湯山邦彦監督を交えての囲み取材では、『ポケモン』を愛してやまないという中川さんと松岡さんが、それぞれ『ポケモン』への強い思い入れを語ることに。10年連続出演となった中川さんはTVアニメの主人公・サトシの人生ととうとう並んだことに感動を覚えている様子で、「『ポケモン』は文化遺産にするべき」と人生の中でいろいろな大切なことを教えてくれたという『ポケモン』の素晴らしさも力説。

 一方、『ポケモン』と同い年だという松岡さんは、かつて山寺さんが司会を務めた番組「おはスタ」の「おはガール」だったこともあり、憧れの人との共演が実現できたことが本当に嬉しかったのだとか。山寺さんにとっても松岡さんは特別な存在のようで、ご自身の収録の予定がなかったにも関わらず、松岡さんのアフレコの日にはスタジオに駆けつけ、演技指導などのアドバイスを送っていたという、お二人の絆の深さを感じさせるエピソードも明らかに。ただし、実際に収録中にアドリブに関するアドバイスを送ったところ、却って音響監督からのダメだしを受けてしまったそうで、その後は大人しく見守ることに徹していたという失敗談も明かし、会場の笑いを誘っていました。

 なお現在19作品連続で出演中と『ポケモン』映画にとって絶対に欠かせない存在でもある山寺さんですが、第1作『ミュウツーの逆襲』の頃に生まれたお子さんが、今や選挙に行ける年齢になったという時間の流れをしみじみと感じているのだとか。また今年にはこれまで司会を続けてきた「おはスタ」を卒業したことで、「もしかしたら今年が最後になるかもと」と思いながら今回の収録にあたっていたことも告白。すると他のキャスト陣からは、一斉に「山寺さんなしでは『ポケモン』の映画は成り立たない」という悲鳴が上がり、キャスト陣の側から早くも20作品連続出演への希望が殺到するという一幕も。

 また声優業に初挑戦の市川さんは、やはり『ポケモン』という長い歴史をもつ作品にいきなり参加するということにかなりのプレッシャーを感じていたそうですが、歌舞伎との違いとして、自分と身体の大きさが異なる存在に化けることができる声優ならではの体験に、楽しさも感じることができたのだとか。その名演ぶりは、本作の見所を尋ねられた湯山監督が、市川さんが演じるポケモン「ボルケーノ」の存在を真っ先に上げていたほど、作品内で大きな存在感を発揮していた様子で、映画では市川さんが命の吹き込んだボルケーノの一挙一動に要注目となりそうです。

 最後に作品の内容について訊かれると、「大人から子供まで、すごく心が揺れ動かされる作品で、見れば必ず成長できます」(あばれる君)、「今までの『ポケモン』映画の中でも、1番泣けます!」(中川さん)、「試写会に来ていた知り合いからも、泣いたという感想をたくさんいただいた」(山寺さん)、などなど、どのキャストの口からも、本作が大人から子供まで多くの方々が感動できる作品であることが伝えられ、その出来映えに太鼓判が押されていました。

 『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日より、全国の映画館で上映スタート。夏の風物詩でもある『ポケモン』映画を今年も楽しみましょう!


■『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』

7月16日(土)日本全国で一斉ロードショー!

<CAST>
サトシ:松本梨香
ピカチュウ:大谷育江
セレナ:牧口真幸
シトロン:梶裕貴
ユリーカ:伊瀬茉莉也
ムサシ:林原めぐみ
コジロウ:三木眞一郎
ニャース:犬山イヌコ
ナレーション:石塚運昇

<STAFF>
原案:田尻 智
監督:湯山邦彦
脚本:冨岡淳広
音楽:宮崎慎二
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝


>>『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』公式サイト

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