特別展『雪村-奇想の誕生-』が開催に 尾形光琳や狩野派に影響をあたえた画僧の15年ぶり大回顧展

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 雪村筆 《呂洞賓図》 重要文化財 1幅 119.2×59.6cm 奈良・大和文華館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

雪村筆 《呂洞賓図》 重要文化財 1幅 119.2×59.6cm 奈良・大和文華館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

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2017年3月~9月にかけて、特別展『雪村-奇想の誕生-』が東京藝術大学大学美術館とMIHO MUSEUMにて開催される。

雪村筆 《龍虎図屏風》(右) 6曲1双 各155.6×350.4cm 東京・根津美術館蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

雪村筆 《龍虎図屏風》(右) 6曲1双 各155.6×350.4cm 東京・根津美術館蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】


雪村筆 《龍虎図屏風》(左) 6曲1双 各155.6×350.4cm 東京・根津美術館蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

雪村筆 《龍虎図屏風》(左) 6曲1双 各155.6×350.4cm 東京・根津美術館蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

本展は、戦国時代の東国で活躍した画僧・雪村周継(せっそんしゅうけい)の画業にせまる回顧展だ。動感のある造形表現が特徴的な雪村の画風は、18世紀に活躍した伊藤若冲らによる"奇想派"の発端であるという説も唱えられている。また、そのダイナミックで個性的な表現は、のちに尾形光琳や狩野派の絵師、そして、橋本雅邦らへ影響を与えたといわれている。

雪村筆 《蝦蟇鉄拐図》(右) 2幅 各151.5×205.9cm 東京国立博物館蔵Image:TNM   Image Archives 【展示期間:3月28日~4月23日】

雪村筆 《蝦蟇鉄拐図》(右) 2幅 各151.5×205.9cm 東京国立博物館蔵Image:TNM   Image Archives 【展示期間:3月28日~4月23日】

雪村筆 《蝦蟇鉄拐図》(左) 2幅 各151.5×205.9cm 東京国立博物館蔵Image:TNM   Image Archives 【展示期間:3月28日~4月23日】

雪村筆 《蝦蟇鉄拐図》(左) 2幅 各151.5×205.9cm 東京国立博物館蔵Image:TNM   Image Archives 【展示期間:3月28日~4月23日】

雪村筆 《鍾馗図》 1幅 100.2×106.7cm 個人蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

雪村筆 《鍾馗図》 1幅 100.2×106.7cm 個人蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

狩野芳崖筆 《竹虎図》 1幅 19.5×32.6cm 奈良県立美術館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

狩野芳崖筆 《竹虎図》 1幅 19.5×32.6cm 奈良県立美術館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

橋本雅邦筆 《昇龍図》 1幅 112.7×41.5cm 埼玉・山崎美術館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

橋本雅邦筆 《昇龍図》 1幅 112.7×41.5cm 埼玉・山崎美術館蔵 【展示期間:3月28日~4月23日】

 

また本展では、雪村によって描かれた繊細で細やかな動植物の作品なども展示される。独創的なだけではない、雪村の多彩な画力を堪能することができるだろう。

雪村筆 《菊竹蟷螂図》 1幅 74.0×39.5cm 個人蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

雪村筆 《菊竹蟷螂図》 1幅 74.0×39.5cm 個人蔵 【展示期間:4月25日~5月21日】

雪村の回顧展が開催されるのは実に15年ぶりとのこと。近年ブームとなっている、若冲らの作風の発端とも言われている雪村の作品を総覧することには、大きな意義があるといえよう。気になる方はぜひ足を運んでみては。

イベント情報
特別展『雪村-奇想の誕生-』

日時:2017年3月28日(火)~5月21日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館
東京都台東区上野公園12-8

日時:2017年8月1日(火)~9月3日(日)
会場:MIHO MUSEUM
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

公式サイト:http://sesson2017.jp
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