ミュージカルの金字塔『レント』の生誕20周年を記念して尾上松也、村井良大、リトグリらがメッセージ
いよいよ来月より開幕する『レント20周年記念ツアー来日公演』。開幕を前に、生誕20周年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎えた『レント』へ著名人から応援メッセージが到着した。
湯山玲子 (著述家)
マツコがテレビのゴールデンタイムの花形となり、渋谷区が同性パートナーシップ条例を制定した今こそ観るべきミュージカルの金字塔。なぜなら、この作品に登場する、社会から見捨てられた若者たちの存在は、現在の日本では絵空事ではなくなっているからだ。ミュージカルというエンターテイメント性が強い表現に、みごとにこの社会性が響き渡るのは、今は無き作者がテーマを体現してきた存在だったからだろう。作品の下敷きになったオペラ『ラ・ボエーム』にも繋がる、社会の不条理に傷つき、涙し、それぞれが大人の第一歩を踏みだしていく若者群像が印象深い。
尾上松也 (歌舞伎俳優)
人生で生きていく上でのインスピレーションを得られる作品。友情と生と死という中で、普段忘れてしまいがちな尊いものを思い返させてくれます。
梅田彩佳 (女優、タレント)
“愛”と言葉にすることを恥ずかしくないと教えてくれた、心が愛で溢れる作品。こんなにも愛される素敵な作品に出会えたこと、本当に嬉しいです。
村井良大 (俳優/2015年マーク役)
「愛する」ってこんなに綺麗なんだと教えてくれる。人生を揺さぶる作品。20周年に、オリジナル演出で、日本に上陸するなんて、こんな機会はない。
中村倫也(俳優/2012年ロジャー役)
命の火を燃やしている若者たちの生きざまを垣間見れる。オリジナル演出版は、一瞬の火花のような荒削りなパワーがある。一見ドラマチックだが決して作り話ではない……それがこの作品の強さであり怖さである。
芹奈(Little Glee Monster)
歌の大切さ、歌の力を教えてくれました。言葉が通じなくても音楽さえあれば、繋がれるのだと思います。
かれん(Little Glee Monster)
それぞれの環境でみんな闘っている……そんな姿に勇気をもらいました。
MAYU(Little Glee Monster)
劇中の「Seasons of Love」は私達がデビュー前から歌い続けている思い入れの強い曲です。これからも大切に歌って届けていきたいと思っています!
世代を超えて、観る者の胸を焦がす『レント』の魅力をぜひ感じてほしい。
日程:2016年12月15日(木)〜31日(土)
会場:東京国際フォーラムホールC (有楽町)
脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン
初演版演出:マイケル・グライフ
料金:S席13,000円、A席11,500円、B席10,000円
問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799 (平日11〜18時、土日祝10〜18時)
公式HP: http://rent2016.jp
※生演奏/英語上演/日本語字幕あり
※未就学児入場不可
※出演者がやむを得ない事情により変更になる場合もございます。出演者の変更に対してのの払い戻しは行いませんので予めご了承下さい。