第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞が『キネマと恋人』に決定!
えんぶ2月号の『キネマと恋人』紹介ページ
第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞の選考会が1月23日に行われ、世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007による『キネマと恋人』に決定した。
本賞は早川書房と公益財団法人 早川清文学振興財団が主催。5名の選考委員(今村忠純、鹿島茂、小藤田千栄子、高橋豊、辻原登)により選考が行われ、批評・評論家の劇評意欲を最も奮い立たせる優秀な演劇作品を顕彰するもの。受賞作はその年のなかから1作品に与えられる。
受賞作には正賞として演劇雑誌「悲劇喜劇」に因んだ賞牌、副賞100万円が贈られる。3月24日に東京・信濃町の明治記念館にて贈賞式を行われる。詳しい選考過程の採録、選考委員それぞれが推薦する作品の劇評は、「悲劇喜劇」5月号(4月7日発売)に掲載される。
第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007
(主催=公益財団法人せたがや文化財団)
『キネマと恋人』
【受賞作の紹介】
世田谷パブリックシアターが、KERAとタッグを組んで届けた、シアタートラムの小さな空間での、ひとつひとつを大切に紡ぐ、手作り感覚いっぱいの作品。ケラリーノ・サンドロヴィッチが、ウディ・アレン監督の映画『カイロの紫のバラ』にインスパイアされて、永年温めてきた構想が実現した舞台。設定を日本の架空の港町に置き換えて、もう少しだけややこしい展開にした、映画への愛あふれる、ロマンティックでファンタジックなコメディ。
2016年11月15日~12月4日◎シアタートラム 他 大阪、松本、名古屋を巡演
台本・演出◇ケラリーノ・サンドロヴィッチ
映像監修◇上田大樹
振付◇小野寺修二
音楽◇鈴木光介
美術◇二村周作
照明◇関口裕二
音響◇水越佳一
衣装◇伊藤佐智子
ヘアメイク◇宮内宏明
擬闘◇栗原直樹
プロダクション・スーパーバイザー◇福澤諭志
舞台監督◇森下紀彦
演出助手◇相田剛志
技術監督◇熊谷明人
プロダクション・マネージャー◇勝康隆
プロデューサー◇穂坂智恵子
宣伝美術◇榎本太郎
宣伝写真◇江森康之
宣伝スタイリスト◇伊藤佐智子
宣伝ヘアメイク◇宮内宏明
主催◇公益財団法人せたがや文化財団
企画制作◇世田谷パブリックシアター
後援◇世田谷区
企画協力◇キューブ
出演◇妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえ、三上市朗、佐藤誓、橋本淳、尾方宣久、廣川三憲、村岡希美、崎山莉奈、王下貴司、仁科幸、北川結、片山敦郎
ハヤカワ「悲劇喜劇」賞HP http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2017-01-24-135537.html