アニメーション映画『GODZILLA』がNetflixで世界展開へ 劇場公開ののち190の国と地域で配信
アニメーション映画『GODZILLA』 (C)2017 TOHO CO.,LTD.
アニメーション映画『GODZILLA』が劇場公開されたのち、動画配信サービス・Netflixで世界配信されることが決定した。
昨年2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』は、累計興行収入82.5億円の大ヒットを記録した。そのゴジラが、2017年にはアニメーション映画となって劇場公開、世界配信される。
同作を配信するNetFlixは190以上の国と地域でサービスを展開し、9,300万人が視聴している世界界最大級のオンラインストリーミングサービス。さまざまな言語でローカライズされたアニメ版『GODZILLA』が、Netflixを通じて世界中で視聴されることになる。
約60年の歴史で初のアニメーションとなる映画『GODZILLA』では、劇場版『名探偵コナン』の監督を2011年から務めている静野孔文氏と、『亜人』『『シドニアの騎士 第九惑星戦役』『BLAME!』などで知られる瀬下寛之氏、二人の監督がメガホンをとる。また、ストーリー原案・脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズで知られるニトロプラスの虚淵玄氏が担当。 アニメーション制作は『シドニアの騎士』、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』などを手がけたポリゴン・ピクチュアズが担当する。
静野監督は、本作について「ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待ください」とコメント。瀬下監督は、「虚淵玄さんと静野孔文監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ二人のクリエイターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します」と語っている。また、虚淵氏は「ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉であると思っています。ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です」と意気込む。
また、同作には声優として、梶裕貴、櫻井孝宏、杉田智和、諏訪部順一、花澤香菜、宮野真守(五十音順)らが参加することが発表されている。各キャストの役どころなどは今後の発表を待とう。
アニメーション映画『GODZILLA』