P★リーガー列伝 Vol.16「クールな勝負師! 小林よしみ」

インタビュー
イベント/レジャー
2017.3.21
 小林 よしみ(こばやし・よしみ)プロ©P★LEAGUE実行委員会

小林 よしみ(こばやし・よしみ)プロ©P★LEAGUE実行委員会

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BS日テレ『ボウリング革命 P★LEAGUE』のレギュラー放送が、2015年4月で10年目を迎えた。P★LEAGUEの「P」にはPretty(キュート)、Performance(魅せる)、Passion(情熱的な)、Power(力強い)、Perfect(300点GET)という5つの意味が込められている。 出場するP★リーガーは、その5つのキーワードを象徴するかのように、技術、体力、美貌を兼ね備えた女性アスリートばかりだ。SPICEでは、P★リーガーに単独インタビューを敢行。今回は、安定感のある投球で決勝や準決勝の常連となりつつある、P★LEAGUEの美人姉妹ボウラーの妹「クールな勝負師!」小林よしみプロの登場だ。

――P★LEAGUEは個性豊かな選手が揃っていますが、その中でご自身のアピールポイントは?

「クールな勝負師!」というキャッチフレーズを付けていただいているのに、全然クールじゃない(笑)。「わー!」と声を出したりして。そのギャップが自分の個性かなと思います。最初は点数だけを気にしていたけど、だんだん「好きに投げていればいいんだな」と。そうしたら自然と声が出るようになりました。

©P★LEAGUE実行委員会

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――そもそも、なぜ「クール」と付けられたのでしょう?

たぶん私がわりとサバサバしているからかな。どちらかというと、ふだんは姉のほうがおっとりで、私のほうがサバサバしているんです。でもボウリングになると逆になりますね。姉のほうがバシバシと思いきりがよくて、私のほうが考えながら投げる感じです。

――よしみプロは、姉の小林あゆみプロと共に姉妹P★リーガーとしても知られています。お姉さんとの対決は意識しますか?

まわりの方は「姉妹対決が見たい」とか「2人で当たったら、どちらが……」とか、よく言われるんですけど、本人たちはそこまで意識はしないですね。

――第59戦の1回戦では、よしみプロが2位、あゆみプロが3位という結果でした。

今まで3回当たっていて、戦績は私の2勝1敗かな? 今まで1対1では勝ったことがなかったので、P★LEAGUEで初めて勝った時は嬉しかったですね。

――「私が勝ったぞ!」とお姉さんに自慢しましたか?

うーん、それはないですね。ボウリング場を出たら、2人でボウリングの話はまったくしないので。今、一緒に住んでいるんですけど、家でもまったくしないんです。だから自分の中だけで喜んでいます(笑)。

――ちなみに、姉妹の血液型は?

それが、家族全員B。言い合いしても誰も後に引かないです(笑)。とりあえず自分の主張をすれば満足、みたいな。だから姉妹もベタベタしないし、お互い深入りしないですね。

――同居されているとのことですが、家事の分担はどうしていますか?

これがケンカになるんです! 平日は所属しているセンターのお仕事で私がいなくて、姉は週末いないんですけど、基本的には家にいるほうが家事をします。なので、帰ってきて洗濯ものが溜まっている状態で、そのまま仕事に行かれるとケンカが始まりますね。「また私がやるの?」みたいな。

――食事も家にいるほうが作る?

住み始めた頃は先に帰ったほうが作っていたんですけど、結局後から帰ってきたほうが外で食べてきたりして「これ、作っちゃったけどどうするの」となるので、もう食事は別々にしようと決めました。

――よしみプロの得意料理は?

これを言うと、「それ料理じゃない!」って言われるんですけど(苦笑)、焼きうどんですね。うどんが大好きなんです。ボウリング関係の知り合いがやっているお店の焼きうどんがおいしくて、レシピを教わりました。醤油ベースなんですけど、シンプルで美味しいんです。でも、姉はソバ派ですね。好きなタイプも全然かぶらないです。芸能人を見ていても「この人カッコいいね」「え、どこが?」みたいな(笑)。

――よしみプロの好きな芸能人は?

アーティストの三代目 J Soul Brothersさんが好きで、時間がある時はいつもDVDを見たりしています。『ホットロード』という映画に登坂広臣さんが出ていて、それがきっかけで好きになりました。

――あゆみプロは三代目に興味がない?

もう全然。姉はゴールデンボンバーが好きなんです。ジャンルが違いすぎて、私には分からないです(笑)。唯一の共通項は「ボウリング」だけですね。

――練習熱心で知られるよしみプロですが、アメリカ修業にも行かれたそうですね。

フロリダにあるケーゲルトレーニングセンターというところに行きました。とても環境が整っているんです。たとえば、10回同じところに立って、レーンコンディションに関係なく同じところに投げるという再現性を測る「CATS」という機械があって、全部データで出てきます。あと自分の投球フォームの動画をPBA(アメリカプロボウラーズ協会)選手と比較もできます。ゴールドコーチという最高ランクのコーチについていただいて、レッスンを受けるんですけど、日本とは習うことが全然違いますね。

――具体的に、どんなところが違うんですか。

つねに最先端の情報を取り入れているので、歩き方にしても今の時代は右利きなら左に歩いていくとか、練習はボールを持たずに筋力トレーニングと自分の軸、バランスを整える練習をするとか。私の横で名門大学ボウリング部の学生が練習していたんですけど、もうすごすぎて。その人たちも1時間ボールを持たずに練習していました。基礎の教え方が違うんですよね。本当に勉強になりました。

――やはり自分のスタイルや練習方法を変えていかないと成長はできない?

一人で練習しているだけでは限界が来ますね。誰かに見てもらわないと、投げている感じと実際にどうなっているかは違うので。時間が空いたら、また絶対に行こうと思います!

――昨年は公式戦のポイントランキングで20位。前年の31位から大幅にアップしました。

12月の全日本選手権では3位でしたが、年内最後の大会で予選落ちしてしまって。(第1)シード権を獲得する可能性があっただけに悔しいです。姉と二人で第一シード入りを目標にしているので、もっと進化できるように頑張りたいですね。

――P★LEAGUEでは、このところ決勝や準決勝の常連。第6シーズンではベストパフォーマンス賞も獲得しました。狙うは優勝あるのみですね。

目標はやっぱり優勝ですね。何ピン差で準決勝敗退とか優勝を逃していて、いつももうちょっとな感じなんですね。今年こそ優勝したいですし、今はシーズンチャンピオン決定戦もあるので、決定戦に進みたいです!

――最後に、よしみプロから見たP★LEAGUEの魅力とは?

ボウリングをしていない方でもP★LEAGUEは見てくれていて、「見ましたよ」と声をかけていただいたりするんですよね。たぶん、ゲームそのものの面白さがテレビを通してでも伝わるんだと思います。普通のボウリングと違って1ゲームマッチなので、ボウリングの駆け引きが楽しめる。それがP★LEAGUEだと思います。その中で、私も最近は自分らしさが出ていると思うので、見て、応援していただけたら嬉しいですね。

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プロフィール情報
小林 よしみ

1月7日生まれ、栃木県出身
(株)ラウンドワン所属
43期生

P★LEAGUEオフィシャルサイト:http://www.p-league.jp/
 

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