応援サポーター島崎遥香もサックスに挑戦！『ブラスト！：ミュージック・オブ・ディズニー』

人気パフォーマンスショー『ブラスト！：ミュージック・オブ・ディズニー』の全国ツアー応援サポーターに、元AKB48で女優の島崎遥香が就任した。また、8月15日の東京公演初日には、島崎がブラストメンバーとしてサックスに挑戦することも発表された。4月18日に行われた会見の様子をお伝えする。

『ブラスト！』はステージを動き回りながら60種類以上の楽器を演奏するミュージシャンと、バトンや旗などを操るダンサーによる米国発のパフォーマンスショー。日本には、2003年初上陸している。2003〜2016年まで10回来日、計740公演が上演されており、ディズニー音楽と融合した『ブラスト！：ミュージック・オブ・ディズニー』は2016年初演で4都市30公演が行われた。

今年の『ブラスト！：ミュージック・オブ・ディズニー』では『モアナと伝説の海』、7月に最新作が公開される『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲も演奏される予定で、2014年以来3回目となる47都道府県ツアーとして上演される。その全国ツアー応援サポーターに就任した島崎。この日の会見では、ワインレッドの肩出しワンピースで登場し、「しばらく楽器から離れていたんですが、ずっと楽器が好きでいつか趣味としてやりたいなと思っていました。こうやってまた応援サポーターという形で音楽に関わらせていただくことはすごく嬉しく、楽しみだなぁって思っています」と意気込みを語った。

島崎自身、中学校3年間のクラブ活動が吹奏楽部で、サックスを担当していたという。その頃の思い出を問われると、「コンクールに向けて、毎日夏休みにみんなで練習をしたのが思い出深いです。もちろん、コンクール自体も。みんながいたから頑張れました」と笑顔で語った。

今回、8月15日の東京公演初日に演奏することについては「中学校を卒業してから８年間か...。(AKB48在籍中などは)サックスは全くやっていなかったです。でも、なぜか、ちょっとした自信はあります(笑)。まだ吹けるんじゃないかっていう期待を自分にかけています。練習も楽しみです。早くやりたいです。本番までに皆さんの前で恥ずかしくないような演奏ができるようにしたいです」と前向きに語った。

会見には、オーディションを勝ち抜いた日本人キャスト5人も登壇。3分ほどのパフォーマンスを披露した。5人のコメントを紹介する。

2000年に日本人初の『ブラスト！』入団を果たし、ブロードウェイの舞台も経験したパーカッションの石川直は、「昨年初演をやらせて頂いた、ディズニー音楽を使って『ブラスト！』を新しく蘇らせるパフォーマンスを、今回はさらにブラッシュアップした形でやります。47都道府県のツアーということで、全国のみなさんの所までこちらから伺います。みなさんに観に来ていただけることを楽しみにしております」。

そして、「世界の最高峰エンターテイメントのディズニーの作り出す音楽の力というものは素晴らしいと思っていて。そこにまた同じくアメリカ生まれのエンターテイメント、空間を皆さんと共有して楽しい時間を過ごすことをモットーにやっている『ブラスト！』がいい感じに融合したんじゃないかなと。相性がすごく良かったと思っています。昨年第一弾をやらせていただいて、今年それをさらにブラッッシュアップできるということ、でより素晴らしいものになるんじゃないかなと思っています」と魅力を語った。

ヴィジュアル・アンサンブル(※ダンサー)の和田拓也は「ヴィジュアル・アンサンブルに新しく藤井麻由さんを迎えることになりまして、日本人が3名同じセクションに揃っています。ダンサーのセクションで日本人が活躍している姿をみなさまにご覧いただける機会が増えるんじゃないかなと個人的にもワクワクしております。47都道府県ツアーということで昨年は一部都市のみだったんですが、今回は私たちの方から全都道府県の皆様に会いに行けるということで、非常に楽しみしています。いい公演にしたいという思いが膨れ上がるばかりです」。

ソリストとしても活躍するトランペットの米所裕夢は、「今年もまたディズニーと『ブラスト！』のコラボに呼んで頂きまして、すごく嬉しく思っています。自分も昔からディズニーが大好きなので、また一緒にできる喜びをステージで爆発させたいなと思っています」。

バトンを操る本庄千穂は「今回も出演できることを嬉しく思っていますし、全国の皆さんにお会いできることをとても楽しみにドキドキしています。よろしくお願いします」。

オーディションを勝ち抜き、入団を果たした新星・藤井麻由は「今回からキャストとして『ブラスト！』に参加させていただくことになりました。憧れだったブラストのステージに出ることができるということで、嬉しさと期待でいっぱいです。ディズニーの音楽で、見に来てくださる皆さんと楽しいステージを共有できたらいいなと思っております」と初々しく語った。

取材・文・撮影：五月女菜穂