“被写体の息遣い”をとらえる 写真家・田中大輔の個展がガーディアン・ガーデンにて開催に

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アート
2017.5.26

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田中大輔展『火焔の脈』が、2017年6月20日(火)~7月7日(金)にかけてガーディアン・ガーデンにて開催される。

田中大輔は、1981年生まれの写真家。年老いた象を撮影した映像を含む作品『elephant sea』で、第15回写真「1_WALL」のグランプリを受賞した。審査員からは「目には見えない被写体の息遣いを丁寧に捉えようとしている」「言葉で言い表せないことを表現する感覚が優れている」と評価された実績を持つ。

本展では、そのグランプリ受賞時に展示した象の映像作品と、新たに撮影した写真作品を中心に展示する。

いつも通る帰り道で、燃えさかる火を見た。
ある夕暮れに砂浜で聞いた言葉と
波の音をずっと思い出していた。
途切れ途切れに訪れては消えて行く
身体と意志だけがただそこに在る。
見えることと、見えないことの向こう側。
持続する瞬間はひとすじの線になり、どれもが静かに燃えている。

田中大輔

 

なお、会期中には写真家の山谷佑介や村越としや、アートディレクターの菊地敦己らとのトークイベントも開催される。予約方法などの詳細については公式サイトを御確認いただきたい。

 

イベント情報
田中大輔展『火焔の脈』

会期:2017年6月20日(火)~7月7日(金)
開館時間:11:00a.m.~7:00p.m. 日曜休館・入場無料
会場:ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F)
オープニングパーティー:2017年6月20日(火) 7:00p.m.〜8:30p.m.
詳細URL:http://rcc.recruit.co.jp/gg/?p=28323
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