国内初! 花火とウォータースクリーンのコラボレーション 見どころ満載の山形大花火大会に行ってみよう
38回目を迎える「山形大花火大会」は山形市民の手で創り出す花火大会。今年は「雅〜未来へ繋ぐ架け橋〜」をテーマに掲げ、国内初となる花火とウォータースクリーンのコラボレーションを企画している。その魅力を山形大花火大会実行委員会事務局に伺った。
ーー当大会ならではの特徴や自慢できるプログラムを教えてください。
山形大花火大会は約2万発の花火を誇る、山形県内屈指の花火大会です。今年は打ち上げ花火、ナイアガラ花火に加えて、特別桟敷会場に「ウォータースクリーン」が登場します。高さ14m、幅57mの巨大な水幕に映し出される映像と花火のコラボレーションをぜひお楽しみに。
ウォータースクリーン
ーー他にもおすすめする部分はありますでしょうか。
今年初の試みとして「スーパースペシャル席」をご用意しております。お座敷シートで打ち上がる花火を間近で見ることができることに加えて、会場近くに専用駐車場を準備しておりますのでマイカーでお越しいただくことが可能です。お手軽に会場で花火を楽しみたい方にぴったりのお席となっております。
ーー今年のテーマ、およびその理由をお聞かせください。
第38回山形大花火大会のメインテーマは「雅(みやび)」。山形の、そして日本の伝統を今一度見直すことで、皆様に故郷への想いを深めていただきたいと考えております。
山形大花火大会会場周辺は商業地としての開発が進んでおり、会場隣地には新しく産業団地が分譲されました。花火を打ち上げるための保安距離の確保やお客様が安全に通行できる動線の設営など、「安全第一」の花火大会であるために、実行委員会メンバーが日夜試行錯誤を重ねております。
ーー県外から行くお客様のために、山形市の魅力や観光スポットを案内いただけますでしょうか。
山形市は山形県の東部に位置し、東北随一の都市である仙台市と隣接しています。仙台都市圏に車で1時間という好アクセスの土地にありながら、多くの自然に恵まれ、日本の原風景を色濃く残す街です。山形県35市町村全てに温泉施設が存在しており、なかでも山形市が誇る母なる山「蔵王山」には、日本国内でも珍しい強酸性の硫黄泉「蔵王温泉郷」があり、訪れる人の心と体を癒します。
一方、食文化も独自の発展を行っており、特に山形人の麺類へのこだわりは並大抵のものではありません。おすすめは山形市発祥の「冷やしラーメン」。暑い夏には鶏ベースの冷たいスープがたまりません。また、古くより寒暖差の激しい当地では良質なそばが収穫されることから、山形独特の「板そば」を目当てに訪れる観光客も多数いらっしゃいます。
花火大会にお越しの際は、温泉で疲れを取り、そばでお腹を充たせば、心と体、どちらも満足されること間違いなしです!
インタビュー・文=ふくだゆみ
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