米倉涼子、ふたたびブロードウェイへ ミュージカル『シカゴ』5年ぶりの熱演
ミュージカル『シカゴ』photo by MasahiroNoguchi
米倉涼子が7月3日、ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』の舞台に5年ぶりのカムバックを遂げた。
終演後の取材で、米倉自身は「前回はチャレンジャーの気持ちだったが、今回はちゃんとやりきらないと意味がないと思っていたので、違う緊張感があった。今になって感動してきた」と初日を終えての気持ちを整理するように語った。そして観客の反応が冒頭から気になっていたと言い、「反応が聞こえてくるだけで、それが背中をおしてくれた」と振り返った。
共演者のアムラ=フェイ・ライトは「今回、リョウコはアクセントをとにかく努力したことに疑いの余地はない」と力説。弁護士ビリー役を演じたトム・ヒューイットは「彼女は美しいだけではない、文化という国境を超えて輝ける才能を兼ね備えている。幼少期から慣れ親しんだ言葉を使っていないのにもかかわらず、ユーモアで感情表現に富んでいるのがとても素晴らしい」と絶賛。ブロードウェイでは人種差別や偏見を撤廃した配役に重きが置かれているものの、アジア人はいまだに極めて少ないのが事実。そんな中で、ブロードウェイに2度にわたり主演する米倉涼子が、アメリカ演劇界に残した功績は大きい。
ミュージカル『シカゴ』は、7月13日までアンバサダー劇場にて行われたのち、8月2日より日本での凱旋公演を迎える。
ミュージカル『シカゴ』photo by MasahiroNoguchi
ミュージカル『シカゴ』photo by MasahiroNoguchi
ミュージカル『シカゴ』photo by MasahiroNoguchi
ミュージカル『シカゴ』photo by MasahiroNoguchi
公演情報
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年記念ジャパン・ツアー
2017年8月2日~8月13日東京・東急シアターオーブ渋谷ヒカリエ11階
(生演奏、英語上演、日本語字幕あり/アメリカ・カンパニー来日公演)
お問合せ:シカゴ事務局0570-08-9920 www.chicago2017.jp
2017年8月2日~8月13日東京・東急シアターオーブ渋谷ヒカリエ11階
(生演奏、英語上演、日本語字幕あり/アメリカ・カンパニー来日公演)
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