世界柔道、日本は団体含め8個の金メダルを獲得。一方で男子重量級に課題も
ブダペストで開催された世界柔道で、日本は計8個の金メダルを獲得
ブダペスト(ハンガリー)で9月3日(日)まで開催されていた柔道の世界選手権において、日本は個人戦男女7階級ずつ計14階級のうち7階級で金メダルを獲得した。一方で、東京オリンピックに向けての課題も見えてきた。
金メダルを獲得したのは、男子60kg級・髙藤直寿、66㎏級・阿部一二三、73㎏級・橋本壮市、100kg級・ウルフアロン、女子48kg級・渡名喜風南、52kg級・志々目愛、70㎏級・新井千鶴の7階級。このほか銀メダルが4つ、銅メダルが1つの計12個のメダルを獲得した。また、この大会から設けられ、東京オリンピックで正式採用される男女混合団体でも金メダルを獲得した。
男女とも軽量クラスで22歳前後の若い選手が金メダルを量産。3年後の東京オリンピックに向けて、育成が順調に進んでいることをうかがわせた。
一方で、男子最重量級の100㎏超級では、日本のエースともいえる原沢久喜が2回戦敗退。もう一人出場した王子谷剛志が3回戦敗退とメダルに手が届かなかった。出場権を獲得できなかった男子90㎏級と併せて、男子の重量級クラスに課題が残る結果となっている。
イベント情報
柔道世界選手権ブダペスト大会
日時:8月28日(月)~9月3日(日)
会場:ブダペスト(ハンガリー)
日時:8月28日(月)~9月3日(日)
会場:ブダペスト(ハンガリー)