満島ひかり、柄本佑らが芥川を描く 舞台・百鬼オペラ『羅生門』が開幕
柄本佑(撮影:渡部孝弘)
舞台・百鬼オペラ『羅生門』が9月8日、渋谷・シアターコクーンで初日を迎えた。
芥川龍之介の代表作「羅生門」に「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」のエッセンスを加え、芥川自身の人生を絡ませながら描く男と女の魂の物語を、柄本佑、満島ひかりらが演じる。
劇中劇『藪の中』では、多襄丸(柄本)、真砂(満島)、武弘(吉沢)を、それぞれ一人二役を演じる場面も。美術、衣裳はインバル・ピント氏が一人で担当しており、特に衣裳は一点一点にペイントをほどこすなど、細部へのこだわりを見せている。
この公演は同劇場で9月25日まで上演された後、10月に兵庫県西宮市、静岡県富士市、名古屋市でも上演される。
■柄本佑 コメント
場当たりにほぼ4日費やし、ようやく初日を迎えます。
具体的にこれからやっていかなければならない課題がちゃんと出てきたように思います。千穐楽まで、日々精進だと思っています。ぜひ、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックの世界を楽しんで下さい。
場当たりにほぼ4日費やし、ようやく初日を迎えます。
具体的にこれからやっていかなければならない課題がちゃんと出てきたように思います。千穐楽まで、日々精進だと思っています。ぜひ、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックの世界を楽しんで下さい。
■満島ひかり コメント
インバルとアブシャロムの作るものが好きです。芥川龍之介さんの書いた世界に、たくさんの想像力や身体の力が新しい息吹を吹かせています。びゅんびゅん、そよそよ吹いています。現実のこんがらがった糸を解くように、舞台の上を楽しみたいです。
インバルとアブシャロムの作るものが好きです。芥川龍之介さんの書いた世界に、たくさんの想像力や身体の力が新しい息吹を吹かせています。びゅんびゅん、そよそよ吹いています。現実のこんがらがった糸を解くように、舞台の上を楽しみたいです。
■吉沢亮 コメント
ゲネプロが終わった瞬間に、緊張が解けて何故か胃が痛くなりました。
素敵な衣装を着て、美しい照明があたり、とても贅沢な空間の中で芝居をさせて頂いているという実感がふつふつと湧いております。
精一杯頑張ります。
是非お楽しみに。
ゲネプロが終わった瞬間に、緊張が解けて何故か胃が痛くなりました。
素敵な衣装を着て、美しい照明があたり、とても贅沢な空間の中で芝居をさせて頂いているという実感がふつふつと湧いております。
精一杯頑張ります。
是非お楽しみに。
満島ひかり(撮影:渡部孝弘)
吉沢亮(撮影:渡部孝弘)
羅生門(撮影:渡部孝弘)
■舞台・百鬼オペラ『羅生門』
9月8日〜9月25日
渋谷・シアターコクーン
主演 柄本 佑・満島ひかり 共演 吉沢 亮
9月8日〜9月25日
渋谷・シアターコクーン
主演 柄本 佑・満島ひかり 共演 吉沢 亮