【山人音楽祭クイックレポ】四星球 ネタの過積載!? 圧倒的に自由で濃密な30分
四星球
山人音楽祭2017 【赤城ステージ】 四星球
『山人音楽祭』には2年連続の出演となる、“日本一泣けるコミックバンド”、四星球。「毎週フェスに呼ばれすぎて、もうネタが浮かびません」、「なので、どうやったら『山人音楽祭』のお客さんに楽しんでもらえるか、Yahoo!知恵袋で聞いてきました」と会場内にアナウンスが流れた後、「群馬大好き四星球です、よろしくお願いします!」と、ピンク色の法被を着た北島康雄(Vo)が登場する。
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「我々も群馬に負けない田舎の徳島からやってきました!」と、U太(Ba)。1曲目「Mr.Cosmo」でも小ネタを挟みつつ、北島はフロアに降り立ち、ファンらとともにフロアを縦横無尽にかけまわる。楽曲やMCが親しみやすいだけでなく、物理的にもファンとの距離が近いバンドだ。
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続いて、8月にリリースしたばかりの新曲「お告げ」。しかし、ワンコーラス終えたところで、突然「おどるポンポコリン」のカバー(「お告げポンポコリン」)が始まる。あぁ、彼らはなんて自由なんだろう……。山下清コスプレで、涼しい表情をしながらビートを刻むモリス(Dr)が最高にシュールだった。「クラーク博士と僕」では、再び北島がオーディエンスの渦にダイブ。途中、G-FREAK FACTORYの茂木もステージに登場。ラストソング「妖怪泣き笑い」では、手作りの茂木人形&原田人形も登場し、超絶カオスな展開に。
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「来年の目標は、山人音楽祭に一番最初に声をかけてもらうこと」と宣言し、ステージを去った四星球。演奏したのは4曲(カバーを入れれば5曲)だったが、曲数の少なさをまったく感じさせない、濃密で笑顔に包まれた30分間であった。
取材・文=まにょ 撮影=HayachiN
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セットリスト
山人音楽祭2017 【赤城ステージ】 四星球
1.Mr.Cosmo
2.お告げ(途中から「おどるポンポコリン」カバー)
3.クラーク博士と僕
4.妖怪泣き笑い
1.Mr.Cosmo
2.お告げ(途中から「おどるポンポコリン」カバー)
3.クラーク博士と僕
4.妖怪泣き笑い