永井愛作・演出『書く女』が、黒木華主演で再演

 永井愛が作・演出を手掛ける二兎社第40回公演『書く女』が、16年1月に世田谷パブリックシアターにて行われる。

わずか24年の生涯で「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を残し、日本女性初の職業作家として名を成した樋口一葉。本作は、彼女がつづった日記をもとに、小説の師・半井桃水への恋心や、周囲の人びととの交流、そして、貧困生活さえも創作のエネルギーとして昇華させ、“書く女”として自立してく一葉の姿を描いたもの。06年に寺島しのぶ主演で初演され、朝日舞台芸術賞 舞台芸術賞、読売演劇大賞 最優秀女優賞を受賞するなど好評を博した作品だ。

10年ぶりに新演出で再演される今回、一葉役で主演を担うのは黒木華。一葉の小説の師である半井桃水を平岳大、母・たきを木野花が演じる。そのほか、一葉の妹や友人、ライバル、樋口家を訪れる青年文士などを演じるのは、すべてオーディションやワークショップを経て選ばれた若手俳優たちだ。

また、今回は、ピアニスト・林正樹によるピアノの即興で効果音をすべて表現し、彼の生演奏により舞台が彩られるという。

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