2017/18シーズン Vプレミアリーグ開幕記者会見 2020年の東京五輪を見据えた大事なシーズンに

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2017.10.13
Vプレミアリーグの各チームのキャプテンほか、主力選手とリーグ機構嶋岡会長は今季の熱戦を誓った

Vプレミアリーグの各チームのキャプテンほか、主力選手とリーグ機構嶋岡会長は今季の熱戦を誓った

バレーボールのV・プレミアリーグの開幕記者会見が11日、東京・池袋のサンシャインシティで行われた。日本バレーボールリーグ機構の嶋岡健治会長をはじめ、男女V・プレミアリーグの監督、キャプテンほか主力選手などが集結し、21日から始まるV・プレミアリーグをアピールしている。

嶋岡会長は「昨年は日本リーグから始まったVリーグ50年節目の時だったが、あっという間に2017/18シーズンが到来した。今シーズンは2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて大事な強化の場所となる」とあいさつ。「来シーズンから新しいリーグを考えている。このリーグは世界に繋がるものと位置付け、(世界戦への)最高の強化の場所として東京五輪に繋げていきたい」と熱い思いを語った。

今シーズンの開幕戦は10月21日(土)、ゼビオアリーナ仙台(女子)と東京体育館(男子)で行われる。女子の開幕戦の第1試合では、2016/17シーズンに優勝したNECレッドロケッツと、準優勝の久光製薬スプリングスがいきなり激突。初戦を制してリーグ優勝の起点としたい両チームによる、熾烈な争いが見ものになる。

男子は東京体育館でサントリーサンバーズ対JTサンダーズからシーズン第1戦が始まる。サントリーサンバーズは1999年から5連覇と、黄金期に活躍した荻野正二氏が5年ぶりに監督に就任。4位となった昨季だが、名門復活を目指し、荻野新監督がどれだけチーム立て直せるか見ものだ。対するJTサンダーズも、2014年に優勝に導いた名将ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督の手腕に注目したい。昨年7位の成績は決して満足していないはず。今季、選手の入れ替えもあり、体制を変えての再挑戦となる。男女とも初戦から目が離せない対戦カードとなった。

そのほか、21日の第2試合は男子はパナソニックパンサーズ対FC東京、翌日の22日には東レアローズ対豊田合成トレフェルサ、ジェイテクトSTINGS対堺ブレイザーズを開催。一方、女子は21日の第2試合にデンソーエアリービーズ対上尾メディックス、翌22日は日立リヴァーレ対JTマーヴェラストヨタ車体クインシーズ東レアローズ戦が予定されている。各チーム、各選手とも夏場の厳しいトレーニングを経ての開幕とあって、今季のV・プレミアリーグは熱い戦いが期待される。

なお、このV・レギュラーラウンドは2018年1月28日まで開催され、その後6チームによるV・ファイナルステージ「ファイナル6」を2月10日~25日に、「ファイナル3」は3月3日~4日に、そして優勝を決める「ファイナル」は女子が3月10日と17日に、男子は10日と18日に行われる予定だ。

・昨年の順位
 (男子)
 優  勝  東レアローズ
 準優勝  豊田合成トレフェクサ
 3  位  ジェイテクトSTINGS
 4  位  サントリーサンバーズ
 5  位  パナソニックパンサーズ
 6  位  堺ブレイザーズ
 7  位  JTサンダーズ
 8  位  FC東京

 (女子)
 優  勝  NECレッドロケッツ
 準優勝  久光製薬スプリングス
 3  位  日立リヴァーレ
 4  位  JTマーヴェラス
 5  位  トヨタ車体クインシーズ
 6  位  東レアローズ
 7  位  デンソーエアリービーズ
 8  位  上尾メディックス

イベント情報
『2017/18シーズン Vプレミアリーグ

 日時:10月21日(土)から
 会場:第1戦 東京体育館(男子)、ゼビオアリーナ仙台(女子)

 
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