WOWOW「バレエ☆プルミエール」に土屋太鳳が出演&クリスマス・イヴはBSで一日バレエ三昧
土屋太鳳
大貫勇輔と本田望結が進行役を務めるWOWOWバレエ情報番組「バレエ☆プルミエール」に、 ダンス・バレエ経験者としても知られる女優の土屋太鳳が出演する。先日、都内のバレエスタジオにて、番組冒頭およびエンディング映像の撮影が行われた。
国内・海外のバレエ情報を届ける同番組。 最新の公演情報やバレエニュース、いま、絶対に見ておきたい注目ダンサーの紹介、バレエメソッドを活用したトレーニングの紹介など、ここでしか観られないスペシャルなメニューを取りそろえている。
土屋太鳳
そんなバレエ情報番組に出演が決まったのは、 3歳からクラシックバレエと日本舞踊を習い始め、“踊ること”を特技に挙げてきた土屋。女優業はもちろんのこと、キレの良いダンスでも話題を集める彼女だけに、今後の番組のさらなる盛り上がりが期待されている。
今回撮影された映像の舞台は、誰もいないダンススタジオ。そこにやってきた土屋が、久しぶりのスタジオの感触を確かめながら、やがて自分でも軽く身体を動かしてみる…という内容だ。ブルーを基調とした清廉な映像美が、 ストイックな印象を醸し出す。
撮影中は、監督の指示にまっすぐなまなざしで耳を傾け、その要求に的確に応えていく土屋。さらに撮影の待ち時間には、しばしばスタジオの隅で踊る土屋の姿も。それはさながら、映像内の女性同様に、スタジオの感触を自身でも確かめているかのようにも見えた。この映像は12月24日(日)16:20より放送の「バレエ☆プルミエール」に登場する。
土屋太鳳
土屋へのインタビューが届いたので紹介しよう。
――土屋さんがバレエをしていて一番楽しいと思うポイントは?また、 バレエを見るときに注目するとより楽しめるポイントがあれば教えてください。
土屋 バレエの練習自体は本当に厳しいと思うのですが、その厳しさの中にさえ輝きを感じる点がとても好きです。たとえば練習着もシューズも、使うものは全て何かどこかが美しくて、その美しさが練習で変化したとしても素敵な愛着に変わりますし、体の動きにしても、 立ち姿でさえバレエに出会わなければ出会えないものかもしれません。 そんな感じで、 ちょっとしたことから本番の舞台の上まで、 関わるもの全てに「バレエ」という美しい魔法がかかっているようで、 とても魅力的だと思います。 楽しみ方は本当にたくさんあると思いますが、 踊るにしても観るにしても、 まずは「バレエの魔法」に酔いしれてしまうことが、 最初の、 そして最高の一歩ではないかなと思います。 また、 ダンサーのかたによって役への解釈や表現のしかたが全くと言っていいほど違うので、 その点に注目するのも楽しいのではないかなと思います。
――気になるバレエダンサーはいますか?
土屋 熊川哲也さん、 宮尾俊太郎さん、 アダム・クーパーさん、 ジリアン・マーフィーさん。それぞれ心惹かれる理由は違いまずが、 とても素敵な方々だと思います。
――収録を終えてみて、 いかがでしたか?
土屋 やっぱりバレエは最強だと思いました。何が最強かは分からないのですが、ただただ素直に、その言葉が心に浮かびました。先程も申し上げましたが、バレエは、踊る人にも観る人にも深い魔法をかける不思議な存在だと思うのです。そして特に踊る人にとっては、 どのジャンルのダンスにも繋がる万能の扉のような存在ではないかと、 あらためて実感しました。
なお、上記番組も含めて2017年12月24日(日)、WOWOWでは「イヴのバレエシアター」 と題して、
午前10:30 マリインスキー・バレエ団「青銅の騎士」
午後 0:45 パリ・オペラ座バレエ団 ケースマイケル振付短篇集 弦楽四重奏曲第4番/大フーガ/浄夜
午後 2:20 英国ロイヤル・バレエ団「ジゼル」
午後 4:20 バレエ☆プルミエール#2
午後 4:50 ノンフィクションW パリ・オペラ座の「ザ・カブキ」 ベジャールの遺したもの
午後 5:50 ベジャールの「ザ・カブキ」 東京バレエ団 ミラノ・スカラ座公演
午後 8:00 英国ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」
の7番組を一挙放送する。
さらに、同じ12月24日(日)にNHKのBSプレミアムでは、深夜24時20分~28時15分(25日午前0時20分~午前4時15分)より「プレミアムシアター」において、二本のバレエを放送する。
深夜 0:23 マリインスキー・バレエ「くるみ割り人形」
深夜 2:11 ウィーン国立バレエ「海賊
を放送する。
クリスマス・イヴは二つの「くるみ割り人形」鑑賞を中心に、バレエ三昧で過ごすのも、また一興であろう。
「イブのバレエシアター」http://www.wowow.co.jp/special/013146
音楽監督・指揮/ワレリー・ゲルギエフ
音楽/レインゴリト・グリエール
叙事詩/アレクサンドル・プーシキン
振付/ロスチスラフ・ザハロフ
振付/ユーリ・スメカロフ
出演
エフゲニー/ウラジーミル・シクリャローフ
パラーシャ/ヴィクトリア・テリョーシキナ
ピョートル皇帝/ダニーラ・コルスンツェフ
舞踏会の女王/エカテリーナ・コンダウーロワ
イブラヒム/イワン・オスコルビン
メンシコフ/イスロム・バイムラードフ
道化バラキレフ/グレゴリー・ポポフ
コロンビーヌ/ソフィア・イワーノワ=スコブリコワ
ハーレクイン/ワシーリー・トカチェンコ
◇バルトーク「弦楽四重奏曲第4番」
振付/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽/バルトーク・ベーラ
芸術監督/バンジャマン・ミルピエ
舞台美術・照明デザイン/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
衣装デザイン/ローザス
出演:
セウン・パク
ジュリエット・イレール
シャーロット・ランソン
ローラ・バックマン
振付/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
芸術監督/バンジャマン・ミルピエ
演出/ジャン=リュック・デュクール
衣装/ナタリー・ドゥーフィス
衣装/ローザス
音楽分析/ジョルジュ=エリー・オクトース
出演:
アリス・ルナヴァン
ステファン・ビュヨン
カール・パケット
振付/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽/アルノルト・シェーンベルク
芸術監督/バンジャマン・ミルピエ
舞台美術/ジル・アイヨー
舞台美術/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
照明/ヴィニチオ・ケリ
衣装/リュディ・サブンギ
音楽分析/ジョルジュ=エリー・オクトース
出演:ヴェロ・ペーン
エミリー・コゼット
マリ=アニエス・ジロー
ステファン・ビュヨン
カール・パケット
音楽/アドルフ・アダン
振付/マリウス・プティパ
演出・追加振付/ピーター・ライト
演奏/ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
出演:
バリー・ワーズワース
ジゼル/マリアネラ・ヌニェス
アルブレヒト/ワディム・ムンタギロフ
ヒラリオン(森番)/ベネット・ガートサイド
ウィルフリード(アルブレヒトの従者)/ヨハネス・ステパネク
ベルタ(ジゼルの母)/エリザベス・マクゴリアン
クールラント公/ギャリー・エイヴィス
バチルド(クールラント公の令嬢)/クリスティーナ・アレスティス
狩りのリーダー/ジョナサン・ハウエルズ
パ・ド・シス/崔由姫、アレクサンダー・キャンベル、フランチェスカ・ヘイワード、アクリ瑠嘉、ヤスミン・ナグディ、マルセリーノ・サンベ
ミルタ(ウィリの女王)/イツァール・メンディザバル
モイナ(ミルタのお付き)/オリヴィア・カウリー
ズルマ(ミルタのお付き)/ベアトリス・スティックス=ブルネル
●16:50 ノンフィクションW パリ・オペラ座の「ザ・カブキ」 ベジャールの遺したもの
●17:50 ベジャールの「ザ・カブキ」 東京バレエ団 ミラノ・スカラ座公演
振付/モーリス・ベジャール
音楽/黛敏郎
美術/ヌーノ・コルテ=レアル
出演:
由良之助/高岸直樹
塩冶判官/平野玲
顔世御前/上野水香
高師直/木村和夫
判内/高橋竜太
勘平/長瀬直義
おかる/佐伯知香
定九郎/松下裕次
直義/柄本武尊
力弥/井上良太
現代の勘平/梅澤紘貴
現代のおかる/高村順子
石堂/宮本祐宜
薬師寺/安田峻介
遊女/西村真由美
与市兵衛/永田雄大
おかや/田中裕子
お才/井脇幸江
ヴァリエーション1/松下裕次
ヴァリエーション2/長瀬直義
東京バレエ団
振付/ピーター・ライト
振付/レフ・イワーノフ
出演:
ボリス・グルージン
英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
ギャリー・エイヴィス
フランチェスカ・ヘイワード
アレクサンダー・キャンベル
ローレン・カスバートン
フェデリコ・ボネッリ
「プレミアムシアター」
●深夜 0:23~2:11 マリインスキー・バレエ「くるみ割り人形」
「くるみ割り人形」(全3幕)
チャイコフスキー 作曲
台本:マリウス・プティパ
振付:ワシーリ・ワイノーネン
舞台美術・衣装:シモン・ヴィルサラーゼ
マーシャ:レナータ・シャキロワ
王子:ダヴィド・ザレーエフ
ドロッセルマイヤー:アンドレイ・ヤコブレフ ほか
マリインスキー劇場バレエ団
合唱:マリインスキー劇場児童合唱団
管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
「海賊」(全3幕)
原振付:マリウス・プティパ ほか
振付:マニュエル・ルグリ
音楽:アドルフ・アダン ほか
台本:マニュエル・ルグリ、ジャン・フランソワ・ヴァゼル
美術・衣装:ルイザ・スピナテッリ
照明:マリオン・ヒューレット
コンラッド(海賊):ロバート・ガブドゥーリン
メドーラ(ギリシャの娘):マリア・ヤコヴレワ
ギュリナーラ(メドーラの友人):リュドミラ・コノヴァロワ
ビルバント(コンラッドの友人):ダヴィデ・ダート ほか
ウィーン国立バレエ団
ウィーン国立歌劇場バレエ学校
管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
収録日・場所:2016年3月31日、4月2日 ウィーン国立歌劇場(オーストリア)