アンテナ、渡辺 諒がパニック障害療養のため活動休止を発表「“待ってます”と声をいただけた事が支えになりました。少しだけ待っていてください」
アンテナ
2 0 1 0年に宮城県仙台市で結成された4人組バンド、アンテナが、4月15日の渋谷TSUTAYA O-crest、19日の仙台enn 2 ndでのイベント出演をもち、活動を休止することを発表した。
活動休止の理由は、かねてから体調不良を訴えていたボーカル・渡辺諒が、医師から「パニック障害」との診断を受け当面の間、療養が必要になったためだという。
オフィシャルサイトに掲載されたコメント全文は以下の通り。
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皆様に大切なお知らせがございます。
アンテナ ボーカル渡辺諒が医師から「パニック障害」との診断を受け、当面の間の療養が必要となった為、アンテナは4月15日(渋谷TSUTAYA O-crest)・19日(仙台enn 2 nd)のイベント出演を以って、活動を休止することとなりました。
これに伴い、4月20日以降に予定しておりました全てのライブの出演は、キャンセルとさせていただきます。公演をお持ちのお客様の払い戻し方法に関しましては、後日あらためてアンテナ公式サイトにて発表いたします。
ライブを楽しみにしてくださっているファンの皆様には大変ご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。
また、6月20日に予定しておりました、メジャー2nd mini Album「ずっとベイビー」も発売延期とさせていただきます。
すでに、レコーディングを終えている音源の中から、デジタルシングルのリリースを予定しておりますので、随時アンテナ公式サイトにてお知らせいたします。
以上、ご報告させていただきます。
皆様にはご理解いただけますと幸いです。
アンテナ / 渡辺諒・本田尚史・池田晃一・鈴木克弘
BOGUS RECORDS
以下、渡辺諒からのコメントです。
『まず最初に、リリースやツアー、すでに解禁されているイベント、まだ解禁されてなかった素敵なイベントが控えている中で活動休止という形を選んでしまって本当にごめんなさい。
モーンガータのリリースツアー後あたりから、「なんか変だなぁ」と思うことが増えてきていて、それが一度自分の理性では抑えられなくなってしまった時に「ヤバイのかも」と思い病院へ行き「パニック障害」と診断されました。
当初は「それでも出来る限りやっていこう」という気持ちで、メンバーやスタッフ、イベント関係者の方や共演バンドのサポートを貰ってライブをしてこれました。
ラジオ等のメディアへの出演も同様です。
イベントに出演して欲しい、ツアーを一緒にまわりたいというお誘いも有難いことに増えて、お客さんだけではなく大事にしたい繋がりも同じように沢山増えてきました。
ただ、そのイベントの時にもし「なにか」があっては、それこそ大事にしたいものに自分自身が応えられなくなってしまいそうで、メンバー、スタッフと話した結果、大事にしたいものをずっと大事に出来るようにするために、まずはしっかり休もうという結論に至りました。
1ヶ月で何事もなかった様にひょこっと復活するかもしれないし、1年経っても変わらないかもしれないし、俺はわがままなくせに弱い人間なので、お休みしている間に自分たちが忘れ去られてしまうのではないか…という不安ももちろんあります。
ですが、事前に活動休止を伝えたバンドマン友達や関係者の方々が「待ってるよ」とすぐに返事をくれたこと。一度SNSでパニック障害について報告をした時にファンの皆さんからも「待ってます」と声をいただけた事が支えになりました。
音楽を通して出会えた方が増えてくれて、音楽というものに恋い焦がれ過ぎて、音楽が好きで好きでしょうがなくてヒートアップしてしまってこうなってしまったのかもしれませんが、こんな俺と出会ってくれた方全てが大好きなので、早くまた大好きな人たちに会えるようにしていきたいと思います。
ずっと歩いてこれているのは皆さんのおかげです。
またこれから先も一緒に歩いていけるように少しだけ待っていてください。』
アンテナ 渡辺諒