西野カナ、デビュー10周年記念全国ホールツアーがスタート ヨーロッパ調のフォトジェニックな“街並み”&異例のセット転換も
5月19日、西野カナがデビュー10周年を記念した全国ホールツアー『LOVE it Tour』を千葉県・市原市市民会館大ホールからスタートさせた。
『LOVE it Tour』は、昨年2017年開催のドームツアー以来約8カ月ぶりとなる西野のツアー。西野のホールツアーとしては最多公演数となる、全国23カ所26公演をまわる。今回の開催で、西野は47都道府県すべての場所でライブツアーを行ったことになる。ツアー初日会場である市原市市民会館は、ライブツアーとしては初めて公演を行う場所だ。
西野は最初のMCで、この日集まった約1,500名の観客に向けてツアースタートの喜びと感謝の気持ちを語る。「市原の皆元気ですか?千葉初上陸です!皆に会えて嬉しいです!来てくれてありがとう!前回のツアーはドームツアーだったけど、今回は皆の顔がよく見えます!後ろの席のほうまでばっちり見えてますよ!今日は一日楽しんでいきましょう!宜しくお願いします!」と呼びかけると、会場は大きな歓声に包まれた。
『LOVE it Tour』は、西野が昨年リリースしたアルバム『LOVE it』をたずさえての引っ提げてのツアーでもある。「LOVE it」はSNSなどで知られる“いいね!”の意味が込められており、本ツアーコンセプトも「街にあふれる”いいね”」がテーマ。西野カナ本人とファンが「いいね!」と思えるような演出が散りばめられているという。メインのセットにはヨーロッパ調のフォトジェニックな“街並み”が。また、ホール規模では異例のセット転換も。曲に合わせてレトロな世界観から近代的なセットへ大胆に様変わりする仕掛けに注目だ。
セットリストは最新シングル「アイラブユー」を始め、「トリセツ」「Darling」「パッ」などのヒット曲も盛り沢山の構成。コール&レスポンスやクラップ、タオルを回して盛り上がる曲などで会場全体が盛り上がり、ホールツアーならではの終始一体感のあるライブで華々しく初日公演のスタートを切った。
西野は7月末までの本ホールツアーを終えると、8月末からは全国6ヶ所12公演の全国アリーナツアーも控えている。