BABYMETAL、大熱狂の国内ツアー終盤戦で「We are the one!」
「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN」Zepp DiverCity TOKYO公演2日目の様子。(Photo by Taku Fujii)
BABYMETALが10月15、16日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて国内ツアー「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN」の東京公演を実施。この記事では16日公演の模様をレポートする。
5月より実施されてきたワールドツアーの追加公演として9月より行われている「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN」。大阪、北海道、福岡、愛知と巡り、東京へと戻ってきた3人はおなじみの神バンドを従え、ストイックなパフォーマンスで会場に集まったオーディエンスを熱狂させた。
オープニングムービーによって参加するファンに向けてBABYMETALのライブの心得がアナウンスされたあと、神バンドが爆音を鳴らし始めるとステージ前の紗幕に3人のシルエットが浮かび上がる。大歓声が沸き上がる中紗幕が振り落とされ、彼女たちは「いいね!」でライブをスタートさせた。神バンドの迫力満点の演奏に乗せてSU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALが華麗に舞い踊る「メギツネ」、3人によるキュートかつポップな歌とヘビーなサウンドのコントラストで魅せる「ド・キ・ド・キ☆モーニング」など序盤からライブで定番のナンバーが続き、フロアは瞬く間に沸騰。「あわだまフィーバー」ではSU-METALが「もっと!」「Say!」と笑顔でフロアを煽り、オーディエンスはその掛け声と笑顔に応えるべく、大声で「Oh! Yeah!」と叫んだ。
「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」が終わると、3人は一度退場。神バンドが壮絶なセッションを繰り広げたあと、ステージに1人現れたSU-METALはソロナンバー「紅月 -アカツキ-」を熱唱する。オーディエンスは彼女の歌声に酔いしれたり、モッシュやクラウドサーフを繰り出したりと思い思いに感情の昂ぶりを表した。続いて披露されたのはYUIMETALとMOAMETALによる「4の歌」。2人は上手と下手を行き来しながら、チャーミングに観客を盛り上げた。
再び3人がステージにそろうと、ライブはキラーチューン「ヘドバンギャー!!」でクライマックスへと向かう。彼女たちは6月に千葉・幕張メッセにて行った「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 ~巨大天下一メタル武道会~」でも披露した新曲や、ウォールオブデスを発生させた「イジメ、ダメ、ゼッタイ」など次々と楽曲を投下し、フロアのボルテージを更に上昇させていった。間髪入れずに届けられた「ギミチョコ!!」では、SU-METALの英語の煽りに続いてMOAMETALとYUIMETALが「聞こえないよー!」「もっともっとー!」と叫ぶ。観客による大合唱で一体感を作り上げると、3人は充実した表情で「Thank you!」と声をそろえた。
一度ステージから捌けた3人がBABYMETALのロゴフラッグを担いでステージに再び登場し、絶叫のような歓声が上がる中で始まったのは「Road of Resistance」。会場一体となって「Wow wow」とシンガロングする間にSU-METALが「We are the one!」と叫ぶと、観客はより力を込めた歌声をステージに届ける。SU-METALは「もっと来いよ!」とさらにフロアを煽り、オーディエンスをより一層沸かせた。3人はライブを「We are BABYMETAL!」の掛け声で締めくくり、「See you!」と残して、ただならぬ熱気で満ちた会場をあとにした。
「BABYMETAL WORLD TOUR 2015」は残すところ12月12、13日に行われる神奈川・横浜アリーナ公演のみ。10月20日23:59までのオフィシャルサイト先行予約受付が行われている。
BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN
2015年10月16日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト
01. いいね!
02. メギツネ
03. ド・キ・ド・キ☆モーニング
04. あわだまフィーバー
05. Catch me if you can
06. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
07. 紅月 -アカツキ-
08. 4の歌
09. ヘドバンギャー!!
10. 新曲
11. イジメ、ダメ、ゼッタイ
12. ギミチョコ!!
13. Road of Resistance
BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN(※終了分は割愛)
2015年12月12日(土)神奈川県 横浜アリーナ
2015年12月13日(日)神奈川県 横浜アリーナ