MOROHA タワーレコード新宿店インストアライブ ー奮い立つCDショップにて革命起こす幕開けの夜ー
MOROHA
結成10周年を迎えるMOROHAが明日6月6日(水)に発売する再録ベストアルバム『MOROHA BEST〜十年再録〜』、その発売に先駆けて本日6月5日(火)タワーレコード新宿店にてインストアライブイベントを開催。客席スペースは用意されたキャパシティをはるかに超える多くの観客であふれたため、ロープで導線が規制されるなど、会場はものものしい緊張感に包まれた。
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ライブは代表曲の1つである「革命」でスタート。普段のライブとなんら変わらない、鬼気迫るほどの熱量で最初から圧倒していくMOROHA。
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「今日のイベントはミニライブ&握手会と銘打たれていますが、ライブにミニもクソもあるかよ!!今日もフルマックスの俺達でいきます!!」というMCのあと、このタワーレコード新宿店がミュージックビデオの撮影場所になった「奮い立つCDショップにて」を披露。切り裂くようなギターフレーズとおびただしいほどの圧で投げかけられる言霊の数々が、観客を次々に目撃者へと変えていく。
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「このタワーレコード新宿店でライブをやり始めて、もう8年になる。当時から担当のこのお店の柴田さん、最近ぜんぜん俺らのライブに来ないでやんの(観客笑)。それで今日ひさびさに喋ったら、「子供が出来ました」と。それはしょうがない。(観客笑)そんな柴田に捧げたいと思います。聞いてください」と演奏されたのは、「なんでもない日々 なんでもないよ なんでもないけど なんでも話そう」という優しいリフレインが心に染み入る楽曲「スペシャル」。客席の緊迫が少しずつほどけていき、多幸感をはらんだあたたかな空気が流れ始める。
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しかし、それでも「我々、明日が(CDの)発売日です。今日が店着日で、明日が発売日。同日発売日のアーティスト、あのアーティストもあのアーティストも、素晴らしいのは知って……けど、言いたいことはただひとつ!俺のがヤバイ!」 と、続く楽曲「俺のがヤバイ」で再び観客に強烈なブロウを浴びせるMOROHA。
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そしてそのままMC無しで放ったのは、今回の再録ベストアルバムで唯一の新曲「一文銭」。今日まで収録されることすら伏せられていた楽曲で、聴くものを駆り立てるそのアグレッシヴなギターリフと、ストイックな決意に満ちたメッセージで客席を包みこむ。
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最後の楽曲「四文銭」のアウトロ、MCのアフロは叫ぶ。「メジャーデビューが決まって、テレビやラジオに出るたびに、悪意のような言葉や悪口に悔しい思いをする!! でも、俺は、その悔しさが欲しかった!! 俺はずっと、ずっとそんな戦場にいたいんだ!」。
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メジャーデビューの前夜、観客に向かい剥き出しの想いを吐露したMOROHAと、それを真正面からしっかりと受け止めた観客。こうして緊迫と激動が交錯したライブは幕を下ろした。
セットリスト
ツアー情報
リリース情報
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革命(テレビ東京ほか ドラマ25「宮本から君へ」エンディングテーマ)
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一文銭(新曲)