市川海老蔵がシンガポールで自主公演を開催 歌舞伎十八番の一つ『嫐』が100年ぶりに復活
市川海老蔵が、シンガポールのマリーナベイサンズ グランドシアターで自主公演『EBIZO ICHIKAWA XI'S JAPAN THEATER 2015』を、17・18日に開催した。
海老蔵によるシンガポールでの自主公演は、2年連続で2回目。近年、歌舞伎十八番の復活上演に積極的取り組んでいる海老蔵は、今回、100年ぶりに『嫐(うわなり)』を復活させた。
同公演では、『嫐』のほか、『口上』『三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)』を上演。さらに、当初の予定にはなかったが、海老蔵のアイデアからサプライズ・プレゼントとして『迦具土之舞(かぐつちのまい)』も演目に加えられた。
■市川海老蔵
2年連続でシンガポールに来させていただき、満員のお客さまの前で、日本の伝統文化である歌舞伎をご披露させていただき幸せでございました。また、終演後も拍手が鳴りやまず、感無量でございました。これからも、日本の素晴らしい伝統芸能を、日本のみならず、世界の皆さまにも深く感じていただくべく日々精進して参ります。