原由子が歌うサザンオールスターズ新曲「北鎌倉の思い出」が映画『ビブリア古書堂の事件手帖』主題歌に

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2018.7.27
サザンオールスターズ

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11月1日(木)に公開される映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の主題歌に、サザンオールスターズの最新曲「北鎌倉の思い出」が起用されていることが発表された。

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は、シリーズ累計640万部を突破する国民的大ベストセラー、三上延・著『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの実写映画化作品。メガホンを取ったのは、昨年『幼な子われらに生まれ』(17)で第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門・審査員特別賞に輝いた三島有紀子監督。そして驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かす、若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは黒木華。そんな栞子のもとに本を持ち込み、彼女に魅せられて店を手伝うことになる五浦大輔を、大ヒット作への出演が続いている野村周平が演じる。ほかにも、大輔の祖母・五浦絹子の若き日に夏帆、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄に東出昌大という豪華キャスト陣が集結し、極上の感動ミステリーが誕生した。

その主題歌となる「北鎌倉の思い出」は、原 由子ボーカルの楽曲で、彼女独特の温かく優しい歌声が、映画と絶妙にマッチする美しい楽曲。サザン名義の曲で原 由子がボーカルを取る曲が、映画主題歌になるのは今回が初となる。

また三島監督は、楽曲制作前の桑田と原宛てに、作り上げた本編映像に添えて自らの思いを綴った手紙を渡しており、「その返事としていただいた楽曲には『100年経った今も 君を守ってくれる 姿なき人の思いよ』という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です」と喜びのコメントを寄せている。

また、W主演を務める黒木は「映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです」、野村は「聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです」とコメント。北鎌倉を舞台に、名作古書に刻まれた謎と秘密を紐解く感動ミステリー映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の大団円を、サザンオールスターズの楽曲が飾る。

この「北鎌倉の思い出」は、8月1日リリースのサザンオールスターズのプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』に収録されており、現状単曲での配信などリリースの予定はないとのこと。

(C) 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

(C) 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

■黒木華(篠川栞子 役)コメント
(桑田さんと原さんが)映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです。

■野村周平(五浦大輔 役)コメント
「北鎌倉の思い出」はこの映画にぴったりな曲だと思います。聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、 最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです。」

■三島有紀子(監督)コメント
桑田さんと原さんに、みんなで作り上げた映像とお手紙をお渡ししました。その返事としていただいた楽曲には「100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ」という詩が刻まれていました。人の〝思い〟というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い〝思い〟を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。

リリース情報

アルバム『海のOh, Yeah!!』(読み:海の“オヤー”)
2018年8月1日(水)発売
完全生産限定盤(2CD):VICL-66000~1 ¥3,704+税
通常盤(2CD):VICL-67000~1 ¥3,704+税
※完全生産限定盤のみデジパック仕様 / Bonus Track 1曲

■収録内容等詳細はオフィシャルサイトへ https://southernallstars.jp

映画情報

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』
2018年11月1日(木) 全国ロードショー
<ストーリー>
すべては一冊の本をめぐる祖母の遺言から始まった―。
鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。

原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平 夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子 脚本:渡部亮平、松井香奈
(C) 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会 配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
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