『イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本―』展が、川崎市岡本太郎美術館で開催
1954年4月1日 イサム・ノグチと岡本太郎 北鎌倉の夢境庵にて
展覧会『イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本―』が、2018年10月6日(土)〜2019年1月14日(月・祝)まで、川崎市岡本太郎美術館で開催される。
イサム・ノグチと岡本太郎は、1950年、日本アヴァンギャルド美術家クラブの主催により東中野のレストラン「モナミ」で開催されたイサム・ノグチの歓迎会において、初めて出会った。日米の間で自己のアイデンティティに関する葛藤と向き合い引き裂かれながらも、彫刻家として世界的に活躍したイサム・ノグチ。青年期の10年間をパリで活躍しながらも大戦の為に日本に戻り引き裂かれ、日本の芸術界を異邦人としての眼で見ることができた岡本太郎。それぞれに欧米で芸術家として活躍しはじめ、越境者として日本文化を見つめ、新たな表現活動を展開した。
同世代のふたりの個性的な芸術家が日本の美術に触発されて制作した作品は、共に戦後の芸術界に大きな影響を及ぼした。本展では、イサム・ノグチと岡本太郎、それぞれの作品を絵画、彫刻、写真、資料、計約150点で紹介。個性の異なるふたりの越境者の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認するような内容となっている。
イベント情報
イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本―
会期:2018年10月6日(土)〜2019年1月14日(月・祝)
会場:川崎市岡本太郎美術館
時間:9:30〜17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日、12月25日、
12月29~1月3日
12月29~1月3日
観覧料: 一般:1,000円(800円)、高校・大学生・65歳以上:800円(640円)
中学生以下は無料、( )内は20名以上の団体料金
中学生以下は無料、( )内は20名以上の団体料金