世界最高峰のテノールと称される、アンドレア・ボチェッリがユージェニー王女のロイヤル・ウェディングで美声を披露
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2018年10月26日にニューアルバム『Sì~君に捧げる愛の歌』の発売を控える、世界最高峰のテノールと称されるアンドレア・ボチェッリ。彼が10月12日に開催された、エリザベス女王の孫でもあるユージェニー王女とジャック・ブックスバンク氏とのロイヤル・ウェディングでその歌声を披露した。
式は、ウィンザー城のセント・ジョージ・チャペルで行われ、世界中で何百万人もの人々が視聴、J.S.バッハ(グノー編)による「アヴェ・マリア」、セザール・フランクによる「パニス・アンジェリクス(天使のパン)」の2曲を歌唱した。ボチェッリはこれまで教皇、大統領、そして王族たちを前にパフォーマンスをしてきたが、さらなる歴史的なセレモニーへの出演となった。このボチェッリのパフォーマンスの模様はロイヤル・ファミリーの公式SNSやYouTubeでも公開されている。
The Royal Wedding: Andrea Bocelli and the Royal Philharmonic Orchestra
また、ボチェッリはこの歴史的なセレモニーへの出演と共にデジタルでも偉業を達成した。彼はYouTubeでクラシック・シンガーとしては初となる100万人の登録者を獲得し、それを達成した人に贈られる「Gold Play」ボタンを受賞した。そして、ニューアルバムに収録される息子マッテオ・ボチェッリとの心打つデュエット曲「フォール・オン・ミー」のミュージック・ビデオが9月22日の公開から2週間のうちに1,500万回以上の再生回数に達している。これについてアンドレア・ボチェッリは、「YouTubeから『Gold Play』ボタンを授与される初のクラシック・シンガーになれたことはとても光栄です。マッテオとのデュエット曲に対する反応は本当に大きく、ビデオを楽しんでもらえていることにもとても感激しています。息子と一緒にビデオを作れたことは大きな喜びでもありました」とコメントしている。
「フォール・オン・ミー」MV
「フォール・オン・ミー」は、10月26日にデッカ/シュガーよりリリースされるアンドレア・ボチェッリのニューアルバム『Sì~君に捧げる愛の歌』(原題:Sì)に収録。なお同曲の英語バージョンが、11月30日から全国公開されるディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のエンドソングでも使用されることも発表となっている。『Sì~君に捧げる愛の歌』は、アンドレア・ボチェッリにとって14年ぶりの新作アルバムでもあり、エド・シーラン、デュア・リパ、ジョシュ・グローバン、そして2019年に創立90年を迎えるクラシックの名門レーベル、デッカが期待を寄せ「2018 FIFAワールドカップ ロシア大会」の開会式で歌唱をした注目のクラシック・ソプラノ歌手アイーダ・ガリフッリーナなど、トップ・クラスのパートナーたちとのデュエットも収録されている。
【アンドレア・ボチェッリ】
今年9月22日に還暦という節目を迎えたばかりのイタリアのテノール歌手。1996年にサラ・ブライトマンとデュエットした楽曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が世界中で1,500万枚以上のセールスという爆発的な大ヒットとなり、今までにアリアナ・グランデ、エド・シーラン、ニコール・シャージンガー、ジェニファー・ロペス、リアン・ライムス、セリーヌ・ディオン、トニー・ベネットなどともコラボレーションしている。2018年6月の英国クラシック・ブリット・アワードでは、「アイコン・アワード」に輝いた。また、同月ロンドンで開催されたエド・シーランのウェンブリー・アリーナ公演にボチェッリがゲスト出演し大きな話題となった。