麻生久美子&中村倫也が『クラッシャー女中』(脚本・演出:根本宗子)でW主演/初共演
(左から)中村倫也、麻生久美子
M&Oplaysプロデュースは、根本宗子×M&Oplays本多劇場公演の第2弾となる『クラッシャー女中』を、2019年3~4月東京・本多劇場、そして、名古屋、大阪、島根、広島にて順次上演する。この公演で麻生久美子&中村倫也がW主演/初共演を果たす。
根本宗子×M&Oplaysの本多劇場公演は、2017年2月に本多劇場で上演され、連日立ち見が出る盛況のうちに幕を閉じた『皆、シンデレラがやりたい。』に続く、第2弾となる。全てに貪欲な、やっかいな女・ゆみこを中心に繰り広げられる悲喜劇。根本宗子の筆が冴える最新話題作となるだろう。
主演の麻生久美子は、『市ヶ尾の坂』や『散り椿』など、演劇界・映画界を牽引している演出家・映画監督から熱望され次々と話題作に出演し続けている。またもう一人の主演・中村倫也は、2014年の主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞、さらにNHK連続テレビ小説『半分、青い。』への出演などで注目を集め、ドラマや映画、舞台など引っ張りだこの俳優だ。初共演の二人は、脚本・演出の根本とも初タックを組む。
斬新な視点で物語を描き続け、若い女性達に絶大な人気を誇る根本宗子の演出によって、二人がどのように化学反応を起こし、どのようにクラッシュしていくのか、期待したい。
主演の麻生久美子&中村倫也、脚本・演出を手掛ける根本宗子から届いたコメントを以下に紹介する。
■麻生久美子コメント
初舞台から10年経ちましたが、まだまだ舞台の上に立つことが怖いです。作・演出の根本宗子さんとは今回はじめてご一緒させていただきますが、女性ならではの視点で人間の、人には見せたくない嫌なところや隠したいところをリアルにコミカルに描かれていられるので、今回、どのように演出していただけるのかとても楽しみです。
中村倫也さんとは以前、雑誌の撮影ではじめてお会いしましたが、纏っている空気感がミステリアスで、そこがとても魅力的な方だと感じました。
今回、若く才能豊かなお二方とご一緒できるのは本当に嬉しいです。少しでも舞台の上が楽しめるように、全力で頑張りたいと思います。
■中村倫也コメント
麻生さんと舞台の共演は初めてです。共演が決まった後に雑誌の撮影で初めてお会いしたのですが、その時のテーマ通りの「ミューズ」な方でした。(笑)
舞台は昨年の『怒りをこめてふり返れ』以来、現代ものの会話劇も4・5年振りで、しかも10年振りの「本多劇場」という、思い入れのある小屋での公演なので楽しみです。舞台は自分の地元みたいなものなので。
根本さんの作品はたくさん観てきてて、いつかやりたいなと思っていたんです。
舞台やドラマで色んな役をやらせてもらってきたので「次どういう事やったら楽しいか」とマネージャーと相談していた時にちょうどオファーを頂いたので「コレだね!」と直感して決めました。どんな作品になるのか楽しみにしています。
■脚本・演出/根本宗子コメント
麻生さんとは今回初めてお会いするのですが、舞台で拝見するとキレイで少し現実離れした美人というイメージがあるけど、大変コメディエンヌでもあるじゃないですか。なので、美人な最強サークルクラッシャー役を描きたいなと。麻生さんがもっている空気感がどこか憎めないチャーミングさがあるので、内容がブラックでもお客さんが笑えて嫌な気持ちにならず、スカッとするところを目指したいです。
中村さんとは数年前にお仕事して面識はありますが、舞台でご一緒するのは初めてなので楽しみです。中村さんは近年サイコパスな役のイメージが強い気がするので、今回は優しくてカッコいい、お馬鹿な役を書きたいと思っています。ご本人とお話しした際、「くだらないヤツがいい!」とおっしゃっていたので私の中の私がニヤリとしまして。本人には「嫌だ」と言われそうですが、“すっごいカッコイイけれど死ぬほど頭が悪い”役をぜひやってほしいです。また、歌も素敵なので個人的には歌ってほしいですが、ミュージカルという事ではなく、お馬鹿なエンターテインメント要素として歌を入れていきたいと思っています。
麻生さんが人間関係をかき乱して崩していくなかで、全くそれに対して怒りという感情を持っていない中村さんが合わさると、どうなっていくのか楽しみです。
公演情報
■脚本・演出:根本宗子
■出演:麻生久美子、中村倫也 他
■公演期間:2019年3月~4月 東京・本多劇場 他、名古屋、大阪、島根、広島公演あり
■主催・製作:株式会社M&Oplays
■問い合わせ:M&Oplays 03-6427-9486(平日:11:00~18:00)
■公式サイト:http://www.morisk.com/