三代目JSB山下健二郎、初主演舞台「八王子ゾンビーズ」2020年に実写映画化

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映画
2019.1.24
左から小澤雄太、山下健二郎、鈴木おさむ。

左から小澤雄太、山下健二郎、鈴木おさむ。

山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が主演、鈴木おさむが脚本・演出を担当した舞台「八王子ゾンビーズ」が映画化され、2020年に公開されることが決定した。

昨年8月に東京・TBS赤坂ACTシアターで上演された舞台「八王子ゾンビーズ」は「音楽×ダンス×ゾンビ」をテーマにしたオリジナル作品。ダンサーになるという夢に破れた山下演じる主人公・タカシが八王子の山奥の寺で働き始め、そこで出会ったイケメンのゾンビたちとダンスを通して交流していく様子が描かれる。本作には山下に加え、駿河太郎、久保田悠来、小澤雄太(劇団EXILE)、藤田玲、丘山晴己、高野洸、牧島輝、井澤巧麻、前田隆太朗、加藤啓、早乙女友貴、隅田美保(アジアン)、酒井敏也、RIKACOも出演した。

映画化決定については本日1月23日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された、舞台「八王子ゾンビーズ」の公演DVDの発売記念イベントで山下の口から発表された。イベントには山下、鈴木、舞台版キャストの小澤が出席し、鈴木は映画化について「(舞台で描いた)この物語をベースに映画バージョンにしてお届けします。詳しくは言えないですけれど、『八王子ゾンビーズプロジェクト』を立ち上げたので、映画以外の展開もあるかもなと」「どうしてもセリフだけで終わっちゃっている部分もあるので、そういうところをもう一度映画で届けられたら」とコメント。舞台版はキャストを声援やグッズのタンバリンを使って応援する“応援上演”というスタイルを取り入れたことでも話題を集めたが、映画についても「ただの映画じゃなくてタンバリンを振って応援しながら観られるアツい映画にしたいと思います。(一部ではなく)全部応援上映でいいんじゃないかな」と話した。

初主演の舞台が映画化されることについて山下は「舞台から映画になるなんてなかなかない話。僕が初めて主演を務めた舞台をスクリーンで多くの方に観てもらえることがうれしい」と喜び、キャストについては「(キャスト陣の)チームワークがいいので、そのまま出ていただけたらうれしいんですけど、そのへんはまだ発表できなくて……小澤が出るかは……」と言葉を濁す。それを横で聞いていた小澤は「いやいや、けっこうがんばったよ! 幽霊じゃなくて木の役とかでも……本当にお願いします!」と猛烈にアピールしていた。

イベント後に行われたマスコミ向けの囲み取材では映画化についての質問が多数寄せられた。鈴木によると、台本は第1稿が2日前に書き上がったばかりで、ロケ地は八王子を予定。4月から三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのドームツアーが始まるため、映画の撮影はその合間を縫って行われる。またキャストについて鈴木は「健二郎くんと八王子ゾンビーズの9人のグルーヴが生まれていたのでなるべくチームワークは崩したくないです」と語っていた。

※記事初出時、会場名および映画の概要に関する表記に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

音楽ナタリー
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