沙村広明 最新作『波よ聞いてくれ』TVアニメ化決定! 舞台は札幌市!ド深夜、ド素人、ワンマンショー! 情報一挙解禁
TVアニメ『波よ聞いてくれ』第1弾キービジュアル (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
『無限の住人』の沙村広明氏が描く最新作の『波よ聞いてくれ』(講談社「アフタヌーン」連載中)が、2020年4月にTVアニメ化決定した。制作は『機動戦士ガンダム』『ラブライブ!』を手がけるサンライズ。北海道札幌市を舞台にした予測不可能な無軌道ストーリーがどうアニメ化されるかも注目だ(※ラジオをテーマにしたTVアニメです)。
TVアニメ化発表にあたり、同作の主人公・鼓田ミナレがヒグマに跨り雄叫びを上げる第1弾キービジュアル(=上画像)、“予測不能”な展開そのままの第1弾PVが公開された。
TVアニメ『波よ聞いてくれ』第1弾PV
また、鼓田ミナレをはじめとした個性豊かなキャラクターのキャラクタービジュアル、キャスト情報も解禁。各キャストからはアニメ化にあたってのコメントも到着した。原作の沙村広明からはコメントに加え、アニメ化記念イラストも到着している。
さらに、主人公・鼓田ミナレが作品の舞台となる北海道札幌市の“札幌観光大使”に就任決定。観光大使としてのビジュアルも公開された。また、11月1日から4日に開催される「新千歳空港国際アニメーション映画祭」に『波よ聞いてくれ』の参加も決定。4日間のブース展示のほか、11月3日には特別プログラムとして第1話の最速上映・トークショーほかを開催するという。
◆キャラクタービジュアル&キャスト情報解禁!
・鼓田ミナレ(CV:杉山里穂)
鼓田ミナレ (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「光雄!お前は地の果てまでも追いつめて……殺す!!」
本作の主人公。26歳、独身。本職はスープカレー店「ボイジャー」の店員だが、ひょんなことから藻岩山ラジオ局(MRS)の深夜番組『波よ聞いてくれ』のパーソナリティに抜擢。麻藤からは素人離れした滑舌、人を煽るような声と語彙、頭の回転の良さを評価される。
杉山里穂コメント
杉山里穂
そして当たり前なのですがアニメでも漫画の通り喋り倒しています。スタッフさんから「Aパートだけでこんなワード数、初めて見ました…」と言われるほど喋ってます。
波よ聞いてくれらしい、軽快なテンポとミナレの喋りで展開するラジオ作品。
映像化が難しいと言われていた沙村先生のラジオ業界コミックが、どんなアニメになったのか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
とにかく全力で、毎回限界超えて演じてます!ぜひお楽しみください!!
・麻藤兼嗣(CV:藤 真秀)
麻藤兼嗣 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「俺は思いっきり遊んでみてえんだよ。お前の声をおもちゃにして」
藻岩山ラジオ局(MRS)の制作部チーフディレクター。ミナレの才能をいち早く評価し、ラジオ業界へ引き込む。ミナレのラジオ業界進出におけるフィクサーでもある。
藤 真秀コメント
藤真秀
なんだか昔に、こんな感じの方に会ったことがあるような気がして…(笑)
でも演じていく中で面白いことを追求する姿勢や、クリエイティブな才能、
そしてラジオへの情熱、主人公のミナレに対しての言動からも
情に厚く、愛情を持って接してる人だなと感じましたね。
作品の見どころと言ったらもちろんミナレでしょう。
彼女の人間性も魅力的で面白いし、そんな彼女のラジオ部分が本当にすごい!
演じている杉山里穂さんの台詞量もテンポも圧巻なので、是非注目していただきたいところです。
・南波瑞穂(CV:石見舞菜香)
南波瑞穂 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「とにかく私、ミナレさんを応援してますから」
藻岩山ラジオ局(MRS)のアシスタントディレクター。学生時代からラジオ業界を志していた。ミナレ曰く「大したことでないのに笑い転げる燃費の良さ」と「買った惣菜を皿に盛り付けるような几帳面さ」を持つ。亀を3匹飼っている。
石見舞菜香コメント
石見舞菜香
・久連木克三(CV:山路和弘)
久連木克三 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「……こういう時のために飼われてるわけだからな」
藻岩山ラジオ局(MRS)の雇われ構成作家。本職は官能小説家だが、一般小説も執筆している。業界歴は長く、急遽必要になった原稿を仕上げたり、読者投稿をでっちあげたりするのもお手の物。麻藤とは古くからの付き合い。
山路和弘コメント
山路和弘
今回演じたのは構成作家の久連木。
業界的にはベテランで、どこか無愛想なキャラだ。
作品の⾒所はなんといってもそれぞれのキャラクターが織りなすトークだろう。
その中で久連木がどう関わっていくのか…
⾒れば引き込まれること間違いなし。
・茅代まどか(CV:大原さやか)
茅代まどか (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「私達と一緒にラジオのお仕事してみない?」
藻岩山ラジオ局(MRS)の人気パーソナリティ。ミナレの失恋トークが流された、昼時間帯の生放送番組『茅代まどかのSeptember Blue Moon』を担当。それ以来、ミナレのことを折に触れて気にかける。
・甲本龍丞(CV:石川界人)
甲本龍丞 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「臨場感出したかったら収録がいいですね」
藻岩山ラジオ局(MRS)のミキサー。
やや無愛想だが仕事に実直。瑞穂に好意を寄せているが、うまく気持ちを伝えられない不器用な面も。
石川界人コメント
石川界人
甲本は元々言葉数が多い方ではないので、演じながらいつも悩んでいます。
この作品の見所は、やはり主人公の喋りだと思います。
声優としてラジオ番組をやることもありますが、あれほど喋れたらどれ程の人を楽しませられるのだろうを考えてしまうほどです。
・中原忠也(CV:矢野正明)
中原忠也 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「ミナレさんッ! やめましょうよ! そんな虚業!」
スープカレー店「ボイジャー」の従業員。主にキッチンを担当。髪型こそ攻めているが、繊細な一面を持ち、情に厚いところもある。ミナレに好意を寄せており、ラジオ業界へ進むのを反対する。
矢野正明コメント
矢野正明
素直で一生懸命で、だからこそ感情も大きく動いていて、特にそれが表情に現れていると思いました。
そこをどう自分なりに表現し、見てくれる皆さんに楽しんでいただけるかなぁと、考えながら演じました。
作品の見所は、全部ですね!
ただでさえ、個性的なキャラクターが多い上、テンポが本当に良く、さらに笑いどころもあったりして。
特にミナレさんの長ゼリフのシーンは本当に凄いので、是非とも注目していただきたいです。
素晴らしい作品なので、早く皆さんに見ていただきたいなと思っています!
・城華マキエ(CV:能登麻美子)
城華マキエ (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「こちらの店のお手伝いをさせていただいたらご迷惑でしょうか」
兄が「ボイジャー」の店長に交通事故でケガを負わせた責任を感じ、復帰するまで店の手伝いを申し出る。儚げな雰囲気を持つが、はっきりした物言いをすることも。作中最強の剣客ではない。
能登麻美子コメント
能登麻美子
とにかく面白い!目が離せないキャラクターです。
ミナレ役の杉山里穂さんのお芝居も素晴らしいです!
そして他のキャラクター達も兎に角濃い!愉快な人達ばかりです。
ディープな台詞もちょこちょこ差し込まれていて分かる人には分かる…
細かいところまで見逃せません!
城華マキエは、一癖ありそうな美しい人という印象です!
・宝田嘉樹(CV:島田 敏)
宝田嘉樹 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「アンタの命は夏祭りが終わるまでは預かっておくからね!」
スープカレー店「ボイジャー」の店長。カレー激戦区の札幌でありながら、繁盛店をつくるほどの腕の持ち主。ミナレに対して声を荒げることも多いが、接客スキルを褒めてもいる。
島田 敏コメント
島田敏
先日モデルになったお店に行きました。「スープカレー」と「ライス」が別々の器で登場です。「スープカレー」の中に「ライス」を入れて食べるのか、「ライス」の上に「スープカレー」をかけるのか悩みまして、店員さんにお聞きすると・・・
あなたはどっち派?『波よ聞いてくれ』と『スープカレー』どちらも大変美味です。是非ご覧(ご賞味)下さい!!!
・須賀光雄:(CV:浪川大輔)
須賀光雄 (C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
「あ、いた、ミナちゃん、ミナちゃ~ん!」
ミナレの元カレ。「父親の会社が不渡りを出した」と嘘をつき、ミナレから50万円を騙し取って消える。しかし、後にミナレのラジオを聞き、再び接触してくる大胆不敵な男。
浪川大輔コメント
浪川大輔
セリフの量、テンポ、展開についても驚かされています。
心にグッと刺さる作品。そんな風に思います。
光る雄と書いて[みつお]という役は、そうですね・・・えーっと・・・。
クズです。クズ男です。よろしくお願いいたします!!
◆原作:沙村広明からのアニメ化記念コメント&イラスト
沙村広明アニメ化記念イラスト
アニメ化というのも驚きですが、作ってくれるのがサンライズという日本を代表する老舗であるというのも驚きです。スタッフの皆さんとお話しさせていただきましたが、原作者以上のかなり微に入り細を穿つような取材をしてくださっていて「さすがだ…」と頭が下がりました。考えてみればアニメ会社の方々がラジオ含む放送業界について漫画家より詳しいのは当然という事もあり、かなり大船に乗った気持ちでいます。楽しみですね!
◆主人公・鼓田ミナレ“札幌観光大使”就任
札幌在住、26歳、独身。『波よ聞いてくれ』の主人公・鼓田ミナレが“札幌観光大使”に就任。アニメキャラクター初の観光大使として、札幌市の企業・団体とのコラボレーションや、アニメ公式Twitterでの札幌情報の発信を行っていくという。その鼓田ミナレより、札幌観光大使就任にあたってのコメントが到着した。
(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
スープカレー屋の店員である私が、藻岩山ラジオ局で深夜3時半の番組を担当したら、何の因果か観光大使なぞに選んでいただき感謝しかございません。
北海道は釧路市出身、雪かき嫌いで除雪車を愛する26才独身。道都札幌で慎ましやかに生きてきましたが、自らの失恋トークを密録され、ラジオで暴露されたことから観光大使まで上り詰めようとは夢にも思いませんでした。
末代まで伝え抜く覚悟で観光情報を掘り起こし、道内道外問わずに札幌の魅力をPRしていく所存です。私の番組『波よ聞いてくれ』ともども応援よろしくお願いします。
以上のようにアニメ化やその周辺情報が一挙に解禁された。すでに展開が始まっている部分もあり、今後の続報も楽しみだ。
放送情報
2020年4月より放送開始!
原作:沙村広明『波よ聞いてくれ』
(講談社「アフタヌーン」連載)
監督:南川達馬
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:横田拓己
アニメーション制作:サンライズ
音響監督:高橋 剛
音楽:岩﨑元是
色彩設計:野地弘納
美術監督:坂上裕文(ととにゃん)
撮影監督:小池真由子
編集:木村祥明
鼓田ミナレ:杉山里穂
麻藤兼嗣:藤 真秀
南波瑞穂:石見舞菜香
久連木克三:山路和弘
茅代まどか:大原さやか
甲本龍丞:石川界人
中原忠也:矢野正明
城華マキエ:能登麻美子
宝田嘉樹:島田 敏
須賀光雄:浪川大輔