Tarinof dance company(長谷川まいこ、坂田守)が新作『花の牙』を発表~「底知れない牙が優しく突き刺さる瞬間」を描く

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2019.11.13
左から坂田守、長谷川まいこ (撮影:飯田耕治)

左から坂田守、長谷川まいこ (撮影:飯田耕治)

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Tarinof dance company(タリノフダンスカンパニー)が新作公演『花の牙』を2019年11月20日(水)、21日(木)、東京の座・高円寺2で開催する。

Tarinof dance companyは振付家・舞踊家の長谷川まいこ坂田守が主宰するダンスカンパニー。2013年から約2年7ヶ月文化庁の新進芸術家海外研修制度によりフランス・パリに滞在したのち2015年から日本での本格的な活動を開始した。これまでに日本・フランスを中心に海外でも公演を行い、ワークショップ、振付提供、CM出演なども含め多彩な活動を行っている。2014年『Nisya』がフランス、イタリア、セルビアの3つの国際コンクールで第1位を受賞するなど国内外で受賞多数の正真正銘の実力派だ。

近頃フランスのMobilis-Immobilisと組んだ身体と映像・音楽とのコラボレーションなどを展開してきたが、新作『花の牙』は久々となる共作デュオとして注目される。早くから世界で認められてきた、繊細さと大胆さを併せ持つダンスを味わい尽くしたい。

(C)Hiroki Nakatani

(C)Hiroki Nakatani

 

実はここ数年、2人だけのクリエーションをあえて封印してきました。カンパニー設立から3年間は共同創作を行ってきたので、1度離れてみようと思ったんです。そして、様々な人々と多くの作品を創作した後に「2019年は久しぶりにまた共作してみようか?」と意見が重なりました。 

Tarinof[タリノフ]はふたりのカンパニーですが、個々がしっかりと立ち、遠慮なくぶつかり合うというコンセプトを基に、融合と破壊を繰り返して歩んできました。本公演は、そんなTarinof 3年ぶりの新作デュエットです。  

新作「花の牙」は、〝喜〟と〝楽〟という概念しか持たない存在が華やかに微笑みながら押し迫ってくる情景を、様々な視点から描きます。

底知れない牙が優しく突き刺さる瞬間は、誰の日常にもあるかもしれません。

長谷川まいこ、坂田守

Tarinof dance company [EDIT VIDEO 2019]


文=高橋森彦

公演情報

Tarinof dance company 新作公演『花の牙』

あふれた瞬間、押しよせた。
いつか、やさしく突き刺さる。

 
■日時:2019年11月20日(水)19:30、21日(木)18:30
■会場:座・高円寺2 (東京都)
 
■料金:
前売一般 3,800円 前売学生 3,300円(要学生証)
当日一般 4,300円 当日学生 3,800円(要学生証)
※全席自由
 
■舞台監督:柴崎大
■舞台監督助手:小黒亜衣子
■照明:丸山武彦
■音響:竹本仁
■舞台美術:尾谷由衣
■舞台美術協力:大塚理司
■衣裳:富永美夏
■宣伝・記録写真:飯田耕治
■宣伝美術:宮村ヤスヲ
■記録映像:坪田篤之
 
■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京  芸術文化振興基金 杉並区文化芸術活動助成事業
■協力:G-SCREW DANCE LABO シバイエンジン
■制作:後藤かおり
■主催:Tarinof dance company
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