シス・カンパニー+KERAによるチェーホフ四大戯曲企画、最終章の『桜の園』が2020年春に上演決定

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2019.11.30
(上段左から)大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄(下段左から)黒木華、杉咲花、生瀬勝久

(上段左から)大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄(下段左から)黒木華、杉咲花、生瀬勝久


ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が上演台本と演出を手がける、シス・カンパニーのチェーホフ四大戯曲(『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』)の全作上演企画=【KERA meets CHEKHOV(ケラ・ミーツ・チェーホフ)】。そのシリーズ最終章として、『桜の園』が2020年4月、渋谷・Bunkamuna シアターコクーンで上演される。

出演は、大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花、鈴木浩介、野間口徹、藤田秀世、西尾まり、半海一晃、そして、山崎一、生瀬勝久ら。このカンパニー最年少の杉咲花は、本作が待望の初舞台となる。

チェーホフが最後の戯曲に託した思い、人間の哀しみ、可笑しみが、KERA独自のタッチで描き出されることだろう。
 

【STORY】
19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた、もはや没落している貴族の屋敷に、長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人(大竹しのぶ)が、娘のアーニャ(杉咲花)を連れて数年ぶりに戻ってきた。兄のガーエフ(山崎一)、留守中の屋敷を切り盛りしていた養女のワーリャ(黒木華)は再会を喜ぶが、その実情は、屋敷の財政は火の車……。今は商人として頭角を現している元農奴のロパーヒン(生瀬勝久)は、かつての主家を救おうと救済策を提案するが、ラネーフスカヤ夫人やガーエフは現実に向き合えず、どこかズレた金銭感覚で浪費を繰り返す。この屋敷には、家庭教師シャルロッタ(宮沢りえ)、大学生トロフィーモフ(井上芳雄)らが行き交い、様々な人間ドラマが繰り広げられる中、ついに抵当に入れられていた領地が、競売にかけられる日がやってきた。果たして、「桜の園」と呼ばれる屋敷の運命は……?

 

公演情報

シス・カンパニー KERA meets CHEKHOV Vol.4/4
『桜の園』

■作・アントン・チェーホフ
■上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演:大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花、鈴木浩介、野間口徹、藤田秀世、西尾まり、半海一晃/山崎一、生瀬勝久

■日程:2020年4月4日(土)~4月29日(水・祝)
■会場:Bunkamuna シアターコクーン
■料金:(全席指定・税込)S席¥12,000 A席¥9,000 コクーンシート¥5,500
■一般前売開始日:2020年2月22日(土)
■公式サイト: http://www.siscompany.com/sissakura/

<過去上演記録>
① KERA meets CHEKHOV vol.1/4 『かもめ』
■日程・会場:
2013年9月4日(水~9月28日(土) 東京:Bunkamura シアターコクーン
2013年10月4日(金)~10月9日(水)大阪:シアターBRAVA!
■出演:生田斗真・蒼井優・野村萬斎・大竹しのぶ
山崎一・梅沢昌代・中山祐一朗・西尾まり・浅野和之・小野武彦
山森大輔・中川浩行・長友郁真・頼経明子

② KERA meets CHEKHOV vol.2/4 『三人姉妹』
■日程・会場:
2015年2月7日(土)~3月1日(日) 東京:Bunkamura シアターコクーン
2015年3月5日(木)~3月15日(日)大阪:シアターBRAVA!
■出演:余貴美子・宮沢りえ・蒼井優・山崎一・神野三鈴・段田安則・堤真一
今井朋彦・近藤公園・遠山俊也・猪俣三四郎・塚本幸男・福井裕子・赤堀雅秋

③ KERA meets CHEKHOV vol.3/4 『ワーニャ伯父さん』
■日程・会場:
2017年8月27日(日)~9月26日(火)東京:新国立劇場小劇場
■出演:段田安則・宮沢りえ・黒木華・山崎一
横田栄司・水野あや・遠山俊也・立石涼子・小野武彦 <ギター演奏>伏見蛍
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