藤沢文翁の人気音楽朗読劇が原作の『MARS RED』がアニメ化決定! MARS REDプロジェクトも同時発動
『MARS RED』メインビジュアル (c)藤沢文翁/SIGNAL.MD/MARS RED製作委員会
音楽朗読劇創作の第一人者、劇作家・藤沢文翁が原作・脚本・演出を担当し、メインビジュアルを人気漫画家・唐々煙がつとめた音楽朗読劇『MARS RED』が2021年にアニメ化されることが本日発表された。
オリジナル朗読劇からのアニメ化はTVアニメーションの歴史の中でも初となる。同時にアニメ化のみならず、様々なメディアミックスを図る「MARS REDプロジェクト」も発表された。
『MARS RED』ロゴ (c)藤沢文翁/SIGNAL.MD/MARS RED製作委員会
すでに2019年11月から、原作・藤沢文翁、漫画・唐々煙により、月刊コミックガーデン(マッグガーデン刊)でコミック化され、連載がスタートしている。アニメは引き続き、唐々煙のキャラクター原案を生かし、キャラクターデザインを竹内由香里(『ノルン+ノネット』キャラクターデザイン、『鬼滅の刃』各話・作画監督)が担当する。
シリーズ構成・脚本は、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』脚本、『BLOOD+』監督・シリーズ構成・演出・脚本の藤咲淳一。音楽は、音楽朗読劇で藤沢と長年タッグを組んでいる村中俊之。音響監督は原作者の藤沢が自らつとめる。アニメーション制作はIGポートグループのSIGNAL.MD。
スタッフコメントも到着している。
◆スタッフコメント
僕の原作のMARS REDがアニメとなり日本や世界へ飛び立つことになりました。
音楽朗読劇として産声をあげた本作が、唐々煙先生の絵で漫画化され、
アニメ化された事は新たなるメディアミックスの幕開けです。
また音響監督も担当することになり、音楽作曲には盟友の村中俊之氏!全てに感謝です!
アニメ化おめでとうございます!
藤沢朗読劇の中でもMARS REDはとくに設定やキャラ関係も多く、アニメで動くのを見てみたいと思っていたので、今からめちゃくちゃ楽しみです。
いろんな人が一丸となって作り上げているこの世界、その中にいさせてもらっていることを心から嬉しく思います。
見てね!
当初、今作への参加の打診を受けて思ったのは、朗読劇は言葉によって観客の頭に絵を描いていくもの。だからこそ「書く」ではなく脚本を「描く」ことを心がけました。魅力ある世界と人物たちが織りなす新しい舞台を文翁くんと一緒に作り上げました。お楽しみに。
アニメ化決定おめでとうございます!藤沢さんとたくさんの朗読劇を作り上げてきて遂にここまできました…一話一話に愛情と手間がすごいです笑 MARS REDめちゃくちゃ音楽かっこいいな?って言ってもらいたいです!褒められたい!!!笑 頑張ります…!
藤沢文翁さんと知り合った頃「いずれ藤沢さん原作の朗読劇をアニメ化できるといいですね」と話をして早幾年、ついにこの日を迎えることができとても嬉しく思います。このアニメ業界でも初と言っていい試みをどうぞ温かく応援、支えていただけますと幸いです。
アニメの舞台は、大正時代。日本政府は、対ヴァンパイア機関「第十六特務隊―通称零機関」を密かに配備した・・。その世界観がわかるアニメのあらすじ(欄外参照)やメインビジュアル(=上掲写真)も到着した。
MARS REDプロジェクトは,現在、このアニメ化とコミック版のみだが、今後様々なメディアでの展開が予定され、随時発表していくとのことだ。
アニメ化を機に、MARS REDプロジェクトのファンクラブ「第十六特務隊」の隊員も同時募集。応募(メルマガ登録)は無料で隊員証や隊員番号が付与される。こちらも様々な特典が用意されており、早く入隊するほど優遇されるという。
アニメ化までさまざまな動きがありそうなので、続報に期待していきたい。
放送情報
時は大正十二年、東京の夜に其の者どもは現れた。
彼らは闇に紛れて人の生き血を啜る吸血鬼と呼ばれ、古の時代よりこの世界に隠れ住んでいた。それらを取り締まるべく陸軍内部に創設されたのが第十六特務隊、通称『零機関』である。
中島中将は近代化著しい列強諸国の情報戦に対抗するためにこの部隊を創設したのだが、目下のところ、零機関の任務は東京の闇に潜む吸血鬼事件の対応にある。それに当たるのが――、
人類最強の前田義信大佐。
国内最強クラスの吸血鬼にして新人の栗栖秀太郎。
インテリジェンスなランク外の山上徳一。
江戸の昔から吸血鬼を続けているスワ。
老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティストのタケウチ。
――以上、零機関の実行部隊の面々である。
増え続ける吸血鬼たち。そして裏に暗躍する影と、謎の人工血液「アスクラ」の存在。
この事態を冷ややかに見つめるのは、齢300歳を越えているにも拘らず、子供にしか見えないSクラスの吸血鬼デフロットであった。
弱き者、汝の名はヴァンパイア――。
零機関が今、大正ロマンの夜を駆け抜ける。
◆スタッフ
原作:藤沢 文翁
監督:羽多野 浩平
シリーズ構成・脚本:藤咲 淳一(「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」脚本、「BLOOD+」監督・
シリーズ構成・演出・脚本)
キャラクター原案:唐々煙(「曇天に笑う」「煉獄に笑う」)
キャラクターデザイン:竹内由香里(「ノルン+ノネット」キャラクターデザイン、
「鬼滅の刃」各話・作画監督)
音響監督:藤沢 文翁
音楽:村中 俊之
アニメーション制作 :SIGNAL.MD
・2019年11月「月刊コミックガーデン」12月号(マッグガーデン刊)より連載中。
・「第十六特務隊」も同時立ち上げ、隊員番号や隊員証を付与。入隊は無料。
アニメ公式サイトもしくは公式プロジェクトサイトより応募。入隊が早いほど特典等優遇される。