新宿に新しい美術館が誕生 「SOMPO美術館」2020年5月に開館
SOMPO美術館外観イメージ
1976年に開館し、高層階の美術館として長きにわたり親しまれた「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が、2020年5月28日に「SOMPO美術館」として新たに誕生。このリニューアルオープンにあわせ、5月28日より『開館記念展Ⅰ・Ⅱ』を開催する。
※開幕日が延期となりました。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
『開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション』では、SOMPO美術館のマークが象徴する「美術がもたらす心の自由を大切にする」というコンセプトを切り口に、山口華楊の《葉桜》やルノワールの《浴女》など作品約70点を展示。
山口華楊《葉桜》1921年、絹本彩色、168.7×273.5cm ※開館記念展Ⅰのみ展示 (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
ピエール=オーギュスト・ルノワール《浴女》1892-93年頃、油彩・キャンヴァス、53.5×38.0㎝ (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
『開館記念展Ⅱ 秘蔵の東郷青児』では、SOMPO美術館が収蔵する「東郷青児コレクション」の中から、東郷の代表的な絵画、彫刻、版画などをはじめ、未公開品を含む資料を多数紹介する。
東郷青児《望郷》1959年、油彩・キャンヴァス、116.1×90.7cm (C)Sompo' Museum of Art, 19017 (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
また、「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」にて常設展示されていたゴッホの《ひまわり》は、「SOMPO美術館」では透明度が高く、低反射、無色のガラスの展示ケースで、より近く、より鮮やかに鑑賞できる。
フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》1888年、油彩・キャンヴァス、100.5×76.5cm (所蔵先:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
『開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション』は5月28日(木)から7月5日(日)まで、『開館記念展Ⅱ 秘蔵の東郷青児』は7月18日(土)から9月4日(金)まで開催。
イベント情報
Ⅰ 珠玉のコレクション
Ⅱ 秘蔵の東郷青児
会場:SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿 1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内)
※「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、2020年5月28日に敷地内に「SOMPO美術館」として生まれ変わります。
【後期:Ⅱ秘蔵の東郷青児】7月18日(土)~9月4日(金)
開館時間:10:00~18:00
※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:月曜日(ただし8/10(月・祝)は開館)、7/6(月)~7/17(金)の展示替期間
料金:一般1,000円(800円)、大学生700円(600円)、高校生以下無料
協賛:損保ジャパン日本興亜