吉田鋼太郎×阿部寛 舞台『ヘンリー八世』が衛星劇場にてテレビ初放送が決定
左)阿部 寛/右)吉田鋼太郎 撮影:渡部孝弘
2020年7月、CS放送局「衛星劇場」にて、彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾『ヘンリー八世』がテレビ初放送されることが決定した。放送は、7月4日(土)19:00/7月24日(金)7:30の2回。
舞台『ヘンリー八世』は、彩の国シェイクスピア・シリーズ吉田鋼太郎演出の3作目。舞踏会や戴冠行列、エリザベス女王洗礼の祝賀など、ヘンリー八世時代の華やかな一面がある一方で、王をめぐるスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いが描かれる。「英国王室史上、最もスキャンダラスな王」と言われるヘンリー八世を、同シリーズで『シンベリン』『ジュリアス・シーザー』にも主演した阿部寛が演じた。
中央左)宮本裕子/中央)阿部 寛/中央右)吉田鋼太郎 撮影:渡部孝弘
左)金子大地/中央)阿部 寛/右)山谷花純 撮影:渡部孝弘
左)吉田鋼太郎/右)宮本裕子 撮影:渡部孝弘
本公演は2020年2月14日(金)に開幕したが、新型コロナウイルス感染症対策のため公演期間の途中で休演を余儀なくされ、その後の北九州、大阪公演も中止となっていた。
放送情報
『ヘンリー八世』
■日時:2020年 7月4日(土)後7:00/7月24日(金)前7:30
■放送:CS放送局「衛星劇場」にて
[作]シェイクスピア
[翻訳]松岡和子
[演出]吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
[出演]阿部寛、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和、他
あらすじ
舞台は英国王宮。ヘンリー八世の寵愛を受け、出世のために策略をめぐらす高慢な枢機卿ウルジーは公爵たちの非難の的になっている。ある晩、ウルジーが催す晩餐会で王は王妃キャサリンに仕える女官アン・ブリンに心を奪われる。王は王妃との結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、宗教や複雑な国際問題が絡み、歴史的な問題へと展開していく。