林遣都が一卵性の三つ子を一人三役で演じる ソーシャルディスタンスドラマ『世界は3で出来ている』がFODで見逃し配信へ
林遣都 (C)フジテレビ
林遣都が主演するドラマ『世界は3で出来ている』が、6月25日(木)正午からFODにて配信されることが決定した。
『世界は3で出来ている』は、6月11日(木)にフジテレビ系で放送された作品。『HiGH&LOW』などで知られる俳優・林遣都が、一人三役をソーシャルディスタンスドラマだ。新型コロナウイルスの影響による自粛のもと、3密を避けるためにリモートによる打ち合わせと最小限のスタッフ・出演者で撮影された。
唯一の出演者である林は、緊急事態宣言解除後に再会した一卵性の三つ子を一人で演じている。脚本を、NHKの連続テレビ小説『スカーレット』で知られる水橋文美江氏が手がけ、『フジテレビ開局60周年特別企画 教場』の中江功監督が演出を担当している。
林遣都 (C)フジテレビ
林遣都 (C)フジテレビ
『世界は3で出来ている』の地上波放送後には、番組ホームページに視聴者から多くの賞賛の声や、再放送、DVD化のリクエストなどが寄せられたという。こういった反響を受け、今回のFODでの見逃し配信が決定したとのこと。
プロデュース・演出を担当した、中江 功氏のコメントは以下のとおり。
中江 功(プロデュース・演出/フジテレビ第一制作室)
――放送後の視聴者のご意見を聞いての感想。
放送直後から、SNS等の反響が多かったのは聞いておりました。普段は怖くてあまりSNSを見たくないのですが(笑)、試験的な作品でもあり、視聴者の方の率直なご意見を知る必要があると思い、なるべく多く読ませていただきました。
『この時期だからできる』そして『林遣都さんだからできる』にこだわって制作したので、それに対する好意的なご意見をたくさんいただいたことはとても嬉しかったです。
緊急事態宣言の中、企画に賛同して集まっていただき(リモートですけど)、結果短期間で高水準の映像に仕上げてくれた美術、技術、編集スタッフにも感謝でいっぱいだったので、映像に関するご意見を多数頂いたこともとても参考になりました。再放送、配信、DVD化等を望まれる方が多いことに驚きました。
たった1回きりの短いドラマに熱のあるご意見をたくさんいただいたことに感謝しています。
――今回FODでの配信が決まったことについて。
繰り返しになりますが、この時期だからできる、再放送も配信もない1回きりの企画のつもりでいたので、配信が決まって正直驚き、喜びました。脚本から産まれて林遣都さんが見事に育てた3兄弟を愛していたので、もう一度3人に逢える機会を与えられたことに感謝したいです。短期間で集中したスタッフのためにも改めて観ていただけることは幸せです。これから地上波放送になる地域も含め、多くの方に観ていただけたら嬉しいです。