桜井日奈子がお風呂を極める 主演ドラマ『ふろがーる!』がテレビ東京系で放送&Paraviで独占先行配信へ
桜井日奈子 (C)片山ユキヲ・小学館/「ふろがーる!」製作委員会
7月15日(水)より、ドラマ『ふろがーる!』がテレビ東京系にて放送されることが決定した。また、同ドラマが動画配信サービス・Paravi(パラビ)で独占先行配信されることもわかっている。
『ふろがーる!』は、自宅のお風呂を愛してやまない会社員・生実野早夜子(おゆみのさよこ)がさまざまな入浴方法に挑戦し、「最高のお風呂とは何か?」を求め、お風呂中心のライフスタイルを貫く姿を描いた物語。片山ユキヲ作で2015年から2016年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載された同名コミックを実写ドラマ化したものだ。
(C)片山ユキヲ・小学館
主人公・生実野早夜子を演じる桜井日奈子は、テレビ東京ドラマに初出演で初主演を果たすことに。脚本は、ドラマ『レンタルなんもしない人』の政池洋佑氏と、『警視庁・捜査一課長』などの仲村優果里氏が担当。を起用。映画『エイプリルフールズ』『ミックス。』の石川淳一監督が演出を手掛ける。
また、本日6月29日(火)19時から、桜井日奈子公式YouTubeチャンネル「どこでもひなこ。」(https://www.youtube.com/playlist?list=PLQvsMP6LsEMjZcYQpm2-l1RnXZ5WyuxJR)にてドラマ決定を記念した生配信も行われる予定。
桜井、原作者、テレビ東京プロデューサーのコメントは以下のとおり。
桜井日奈子(生実野早夜子 役)
――オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
コロナウィルスの自粛期間もあり、約3ヶ月演じることから離れていたので、久しぶりにお芝居ができる場所をいただけて嬉しいです。家でたっぷり時間があった中で、求められる場所があることのありがたみを改めて感じました。
お話をいただいてから原作を読ませていただきました。共感と新たな発見と、お風呂の可能性を拡げてくれる作品でとても面白かったです。コロナ禍でおうち時間のあり方が問われる今、間違いなく意義のある作品になると思いました。
――台本を読んだ感想をお聞かせください。
工夫してお風呂を楽しむ、何気ない日常を特別なものにする、おうち時間を満喫するヒントがたくさん詰まった作品だと思いました。
この作品で紹介されるお風呂の楽しみ方は、手軽に真似できるものが多く、私も真似して作ったりしています。ちょっとした工夫でより豊かな生活になることに気付いてもらえる作品になればいいなと思います。
――主人公・生実野早夜子の役どころについてはどう感じましたか? また、早夜子に共感できる所はありますか?
究極の風呂を追い求める早夜子の真剣さが時にシュールで、でも自分をしっかり持っている、ぶれない強さみたいなものも感じられました。台本を読み進めるほど、どんどん早夜子が魅力的に思えて、早夜子を演じられる喜びとワクワク感もどんどん増していきました。
私もお風呂が大好きで、一日に何度もお風呂に入りますし、銭湯や温泉も大好きです。
早夜子と同じふろがーるとして、この作品に出会えたことを運命のように感じています。
――生実野早夜子役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。
一週間の疲れを癒す、心温まる作品になるよう、監督、スタッフ、共演者の皆様と力を合わせて頑張りたいです。
片山ユキヲ(原作者)
幼い頃の話。自分の愚行により、いつも優しい両親にきつぅぅぅく怒られたことがありました。
寡黙な父が顔を赤くして「うちの子じゃない!」と言い、母は悲しみに顔を歪めました。
(やってしまった…)
自分は怒られながら、涙ぽろぽろ、大泣きしました。
たっぷり怒られた後の父の言葉は「…もういいから、先にお風呂入りなさい。」
情けない自分をあたたかい湯にひたしながら、「まだ、この家にいていいんだ」という安心感に、再び涙がぽろぽろ…
あの夜の“あたたかい湯”を描きたい、という想いを根底に、お風呂大好き早夜子さんが生まれました。
それが実写ドラマ化する喜びったら、足が震えながら地面から2センチほど宙に浮く感じ。光栄ですっ!
主演は桜井日奈子さん!!
個人的にファンのうえに、配役を聞いた瞬間、早夜子のイメージが“ピタッ!”と重なりました。
その夜の入浴中のひとり言は「あー、人生良いこともあるもんだ!」
どんなドラマになるのか、一視聴者としても、とても楽しみにしてます!!
稲田秀樹(テレビ東京ドラマ室プロデューサー)
構想から4年余り。ついに悲願の企画が最高の形で実現することになりました。
ドラマ化の発想のもとは、原作にも流れている「身近にある幸せ」です。おうち時間が長くなり、ストレスを募らせている方々も多いかと思いますが、自宅から徒歩0分にだって、工夫すれば喜びや幸福の素はあると思います。今回はそんな幸せの象徴として「自宅風呂」にスポットを当てます。お風呂をこよなく愛する主人公に、テレ東初出演の桜井日奈子さんをお迎えし、ホットで癒やしにあふれたドラマをご提供したいと思っています。ご本人自身がかなりの「ふろがーる」とのことで、迫真の入浴シーンにもご注目頂ければと!
自家製の入浴剤など、明日思わず真似したくなるようなアイデアも満載です。
コロナ禍の厳しい状況下で、どこまでミニマルな世界でドラマが描けるのか…そんなチャレンジにもぜひご期待下さい。